【飲み比べ☆】「青煌」の純米酒、「辛口原酒」になるとどう違う?

 

こんばんは。
このブログをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。

さて、今回は、「青煌 純米 辛口原酒 on the Rock & Cool!!」と「青煌 純米酒 美山錦」の飲み比べの記事です。

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○ 近況報告

頃は8月中旬のこと。
すみません、こちらも前回に引き続きまして、1か月以上経ってからの記事になります。

なんでそんなに間が空いたのかと言いますと、コンサルティング業務の方が忙しいのと、それともう一つ、実はその頃から別の企画記事に取り組んでいてこちらの記事を書く時間がなかったものでして。
日本酒事始め』と題して、日本酒の基本的な知識について分かりやすく解説した記事の作成に取り組んでいたのです。

このサイトのブログ記事は、日本酒とお店の料理のマリアージュだったり、利き酒や飲み比べだったりと、日本酒についてある程度の知見があることを前提とした記事ばかりになっているなと、前々から思っていまして。
ずっと、日本酒の基礎的な知識に関する記事を作らなければと思っていたのですが、そういう記事を書くには知識を体系的に整理した上でないと書けず、時間ときっかけがなくて書けずにいたのです。

しかしながら、今年に入って利き酒師の勉強をして、その辺の知識の整理ができたことと、コンサルティング業の方で売上が増えて記事の外注ができるようになったため、ようやく、日本酒の基礎知識に関する記事の作成に取り組めたというわけです。

え、なんで外注しているのにこちらの記事を書く時間がなかったのかって?
それは、管理人、この手の「解説」系にはこだわりが強くてですね。
外注して原稿は書いてもらったものの、構成とか書く内容とか表現とか、片っ端から自分で手を入れてしまいまして、ほとんど自分で書いたのと大差ないものにしてしまったからです^^;

嫌な奴だなと、自分でも思うのですが、やはり、知識を解説する記事であれば、正確に、誰にでも分かりやすいものにしないといけないと思い、自分ならこう説明するというのが抑えられず、失礼だなとは思いつつも、全面修正してしまった次第です。
まあ、経営者とか、マネージャーとしてはあまりよくないことだとはわかっているんですけどね^^;

それはさておき、実際に正確・誰にでもわかりやすい記事になっているかは分かりませんが、管理人的には、まずまずのできの記事だなと思っていますので、ぜひ、こちらから読んでみてください。
この基礎知識が入ったうえで、この後の記事や、その他の記事を読んでいただくと、おそらく、記事をより楽しんでいただけるようになるのではないかなと思っています。

 

○ 夏はon the RockでCoolに!!

さて、話が思い切り脱線してしまいましたが、ここからが本題。

頃は8月中旬のこと。
いつもの酒屋さんに記事のネタを求めてやってきた管理人。

毎度おなじみの冷蔵棚を眺めていると、「on the Rock & Cool!!」と「青煌」の文字が目に留まりました。
その1か月ほど前に、「青煌 純米 辛口原酒 on the Rock & Cool!!」と「青煌 純米酒 美山錦」を飲み比べていたのですが、また別の夏用のお酒を目にして、同じ夏用のお酒でも何が違うんだろうということで、今回はこの「青煌 純米 辛口原酒 on the Rock & Cool!!」を選ぶことにしました。

可能であれば、「爽」と比べられるとよかったのですが、あいにくと、「爽」は売り切れていまして。
そこで、「爽」の時と同じく青煌の純米酒のノーマルバージョンである「青煌 純米酒 美山錦」と飲み比べるというわけです。

 

飲み比べる前に、今回のお酒「青煌 純米 辛口原酒 on the Rock & Cool!!」についてちょっと解説しておきましょう。

このお酒を造っているのは山梨の「武の井酒造」さんで、つるばら酵母を使って造られているお酒です。
この辺のことは、前回の【飲み比べ☆】の記事『「青煌」の純米酒、『爽』が付くと何が変わる?』で詳しめに書いていますので、そちらをご参照いただければと思います。

今回のお酒は名前の「辛口原酒 on the Rock & Cool!!」が示すように、スペック上は、辛口の度合いを示す指標の一つである日本酒度が+12アルコール度数が18度もあります。
こちらは8月限定販売のお酒で、まさに、on the RockでCoolに飲むためのお酒と言えるでしょう。

 

○ 味わい

それでは、実際に飲み比べてみます。

まずはノーマルの「青煌 純米酒 美山錦」。

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華やかでフルーティーな香りのあるお酒です。
色は、ほとんど透明、だけどうっすらと黄色みがあります。

飲むと穏やかなアルコール感と旨みが口の中に広がります。
冷やしているからでしょうか、吟醸酒のように香りは華やかだけれど複雑ではないシンプルな味わいです。

一方の「青煌 純米 辛口原酒 on the Rock & Cool!!」。

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香りは、甘い吟醸香。
色は、ノーマルと同様に、ほとんど透明だけど気持ち黄色みが差しています。

飲んでみると、、、
飲んだ瞬間は甘いと感じる気がしますが、すぐに、アルコールからくる辛さがやってきます。
そのぐっとくるアルコール感が音楽の「Rock」を連想させてくれます。

たんなる辛口なのではなく、十分な旨味があるために、飲んだ瞬間、甘い感じがしたので、甘口のお酒かなと一瞬迷いましたが、辛口のお酒です。
。。。もっとも、商品名として「辛口」と書いてあるのを見ていなかったら、「甘口のお酒」とか書いていたかもしれませんけど^^;

後味の方は、お酒が喉の奥に消えても、口の中に少し余韻が残る感じがしました。

このお酒は「原酒」というだけあって、14~16度くらいである通常の日本酒に比べるとアルコール度数は18度と少し高くなっています。
この辛口さと十分な旨みであれば、ラベルにあるように「on the Rock」で飲んでちょうど良いのかなと思いました。

 

○ 食事と合わせてみると

さて、次に料理と合わせてみます。

今回合わせるのは。
かつおのたたき
ジャーマンポテト
くさやチーズ

です。

 

かつおのたたき

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近所のスーパーで買ってきた焦げ目の味も美味しいかつおのたたき。

醤油につけて、まずはノーマルと合わせると、、、
米の旨みと鰹の旨みが引き出されて新たな旨みが生み出されます。
生臭さとかは感じられず、お互いの旨みがまじりあいます。
いい相性です。

たたきのたれにつけて合わせてみると、たれに酸味があるからか、特にお互いを引き立てあうこともなく、そのままの味わいを味わえる感じ。
可もなく不可もなくといったところですね。

一方の「辛口原酒」ですが、、、
醤油をつけていただくと、あの辛口やアルコール感はどこかに消えて、米の旨みと鰹の旨みが引き出されて新たな旨みが生み出され、とてもやさしい味わいが口の中に広がります。
いい相性です。

たたきのたれだと、たれに酸味があるからか、新しい旨みが出てくる、ということにはなりませんが、たれの旨みとぶつかることなく、お酒の味の方が一歩引いて料理を引き立ててくれます。
悪くない相性です。

 

ジャーマンポテト

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近所のスーパーで売っていたジャーマンポテト。
単なる塩コショウ味ではなく、マヨネーズの味が感じられる一品です。

ノーマルの方と合わせてみると、ベーコンとはお互いに中立。
ジャガイモや玉ねぎ、インゲンなど、甘味のあるものについては、その味をさらに引き出してくれます。
全部まじりあわせると、ジャガイモの味が強いので、それにつられてうまみが増します。
相性の良い組み合わせです。

今度は、「辛口原酒」と合わせてみると、ベーコンの脂にお酒が負けず、お互いを引き立てあいます。
基本的には、ノーマルと同じ感じなのですが、アルコール度数が強いからでしょうか、濃厚な旨みに満たされた舌をリセットしてくれるような感じがします。

 

くさやチーズ

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くさやチーズ(60g×3個) 藍ヶ江水産(八丈島)(Amazonのリンクです)

3品目は「くさやチーズ」
以前、「夜の帝王」の飲み比べの記事でもご紹介しましたが、八丈島にある藍ヶ江水産さんが作っている、くさやと明日葉を、プロセスチーズとカマンベールチーズに練りこんで燻製にしたものです。
くさやというと連想する強烈なにおいはそれほどなく、その魚の干物の味とチーズの味がクセになる、お酒の友にピッタリの一品です。

そんな「くさやチーズ」と青煌をあわせてみましょう。

まずは、ノーマルの方から。
合わせてみると、チーズの旨みを少し後ろにやって、魚のうまみを引き出してくれる感じがします。

このくさやチーズは、魚の干物のうまみとチーズのうまみがまじりあっているのですが、ややチーズの味わいが勝っています。
その中で、チーズの味わいを抑えて魚の旨みを引き出してくれるわけですから、魚の旨みと親和性があるのでしょうね。

続いて「辛口原酒」と合わせてみると、、、
こちらは、魚の旨みだけでなく、チーズの旨みも引き出してくれる感じがします。
引き出すといっても、大幅に引き出すわけではなく、穏やかに、程よく引き出してくれる、という感じでしょうか。

別途、チェダーチーズとも合わせてみたのですが、チェダーチーズとも調和してくれて、チーズのミルク感を穏やかに引き出してくれました。
原酒でアルコール度数が高いと、チーズなどの濃厚な食べ物にもお酒が負けないのかもしれませんね。

くさやチーズに対しては、「辛口原酒」の方がより相性がいいと感じました。

 

○ まとめ

今回は、「青煌 純米酒 美山錦」と「青煌 純米 辛口原酒 on the Rock & Cool!!」を飲み比べました。
両者とも同じ酒蔵さんが同じ酒米、同じ酵母を使って造ったお酒ですが、名前の通り「辛口原酒」はアルコール感が強い辛口で、「on the Rock」でもいける、しっかりとした旨みもあるお酒でした。

両者とも料理とも無難に合いますが、「辛口原酒」の方はアルコール度数が高いからでしょうか、旨みの濃い料理にも負けず、味を引き立ててくれたり、そしてなにより、舌の上の脂を洗い清めてくれました。
「辛口原酒」はロックでクールに飲めるお酒なので、夏にピッタリのお酒だと思いますが、アルコール度数が高く旨みの多い料理にも合うので、通年で販売してもいいのじゃないかなと思える、いいお酒でした。

それでは、今回はこの辺で。

 

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