食中酒に最適な「特別純米 幻の酒 嘉泉」と旬の「カツオの竜田揚げ」で食欲満開

こんにちは

このブログをご覧いただき、ありがとうございます。
東京在住のMです。

今回は、「特別純米 幻の酒 嘉泉」と「カツオの竜田揚げ」をご紹介いたします。

 

Contents

『幻の酒』特別純米 嘉泉

最近リニューアルオープンした近所のスーパーで、お酒の陳列が充実してきたのでご機嫌な日々を過ごしています。
そのお酒の棚にずらりと並んだお手軽サイズの日本酒達。

その中に、お手軽サイズの日本酒の小さなボトル達が、ずらりと並んでいるのを見つけました。
お酒のパッケージも瓶ではなく、アルミ製とひと工夫されています。
パッケージも瓶ではなく、一工夫されています。

日本酒の瓶を抱えて「飲むぞ!」と帰るワクワク感も大事ですが、日常的にいただくにはお持ち帰りに負担のない180mlというサイズが便利です。
何より、小さいので、多くの種類を試せることが楽しみの一つでもあります。

そんな180mlの日本酒の中から、生まれも育ちも東京都いう私が選んだものがこれ。
田村酒造場の「特別純米 幻の酒 嘉泉」です。
「幻の酒」というコピーにあっさり心囚われました。

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東京の福生にある田村酒造場
酒蔵を経営している田村家は、1600年後半に福生村を切り開いた旧家の一軒で、1822年9代目勘次郎の時に酒造を始めます。

当時の江戸は華やかな文化文政期を迎え、急速に発展していました。
飲食の需要が拡大し、それまで主流だった上方(関西)で生産する“下り酒”に代わるものとして、幕府は“江戸地廻り酒”の生産を奨励しました。
そうした中で酒造業を開始したのが田村酒造場でした。

銘柄の由来は、田村家は敷地内の井戸に、酒造りに好適な中硬水の秩父奥多摩伏流水を得た喜びから、“嘉泉“と酒銘を決めたそうです。
そして、昭和48年ごろ、15代田村半十郎の時に生まれたのが、「幻の酒 嘉泉」です。
江戸〜東京の日本酒とし発展をしてきた酒造です。

 

○旬の魚を喰らう喜び! カツオの香りを閉じこめた「カツオの竜田揚げ」

さて、脂の乗った戻り鰹の季節となってまいりました。
今年はカツオが豊漁ということで、手頃な値段となり購入機会も増えています。

まずは生やたたきを切り身にして、ポン酢やニンニク・生姜などで存分に楽しみます。
マスク生活が日常の中で、匂いを気にせずにニンニクをたっぷりいただけることは喜ばしいことです。

恥ずかしながら私は、欲のあまりに買いすぎて余らせてしまったりすることも1度や2度ではありません。
少し鮮度が落ちても、漬けにしていただけばそれも美味しい食べ方の一つです。
今回はこれをお酒のあてにバージョンバップ。
竜田揚げにしてみたいと思います。

 

「カツオの竜田揚げ」レシピ

残り物のカツオのリメークとして考えましたが、たっぷり作って惣菜としてもいけます。

食べ残してしまったものや、購入して時間が経ったもの、安いと思い買ってみたもののよく見たら血合ばかりでがっかりしたものなども美味しく蘇ります。
カツオには欠かせない生姜を有効に使って、お酒のあてとして楽しみます。

材料(2人分)

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カツオ刺身用:1サク(小)
生姜:ひとかけ

<つけだれ>
醤油:大さじ1
酒:大さじ1.5
砂糖(甜菜糖):小さじ1
生姜すりおろし:チューブ2センチまたは商品に添付の小袋

片栗粉:適量
白胡麻:適量

作り方
① 鰹を刺身より厚めの一口サイズに切る。

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② カツオにつけだれを合わせてかけ、冷蔵庫で1時間〜一晩漬ける。
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③ 生姜を千切りにし、さっと水に浸けてあくを抜く(針生姜)。
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④ 漬けにしたカツオに片栗粉をたっぷりまぶす。
つけだれは後で使うので取っておく。
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⑤ フライパンに油を1センチ程入れて、180℃ぐらいの高温の油で、表面が色づくようにさっと揚げる。
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⑥ つけだれの残りに生姜の半量を入れて、電子レンジで温める。
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⑦ 竜田揚げに白胡麻を指ですり潰すようにしてかけて、針生姜をトッピングする。
たれと共に煮詰めた生姜は箸休めとして添えて出来上がり。
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<この料理のコツ>
・我が家では揚げ物はお弁当作り用の小さなフライパンで揚げています。
そうすると油の量も少量で済みます。
特に魚を揚げた油は臭いが移るので、少量の油だと廃棄も楽です。
・戻りカツオは脂も多いので油跳ねの危険もあります。
片栗粉をたっぷりとつけてさっと揚げてください。
カツオは生でも食べられるので、表面をカリッとさせればあとは余熱で十分です。

 

○生姜満喫「カツオの竜田揚げ」と、お手軽サイズ「本格純米 幻の酒 嘉泉」で充実した晩酌の時間

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まずは「特別純米 幻の酒 嘉泉」を冷やしていただきます。
ボトルのシールを剥がしてみると、グラス型のカップがついています。

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カップの形はパッケージされているときにもボトルの形に影響を与えず、安っぽくなくきちんとデザインされています。
ワンカップとは違い、お酒を注ぐ楽しみがあります。

香りはいかがでしょうか。

強くもなく無臭でもなく、ほのかに香るキリッとした昔ながらの日本酒の香り
やや辛口でありながらも柔らかなお酒です。
舌に残るのは、日本酒ながらの酸味を伴うほのかな苦味、それが心地よい。

東京の水で育った私にとっては、これが本当の地酒。
馴染んだ水で醸された日本酒はスッと体に馴染みます。

穏やかなお酒で個性は強くはないですが、日本酒としての輪郭もしっかり残しています。

アルコール度数:14度
精米歩合: 60%

一言で言うと疲れないお酒です。
無意識のうちに盃を重ねてしまいます。

 

それでは、「カツオの竜田揚げ」をいただきます。

揚げたても美味しいですが、私のお勧めは冷めてしっとりと味が馴染んできた頃です。

厚めに切ったカツオはボリュームがあり、臭みも全くありません。
魚の切り身を揚げる時は、うっかりするとパサついてしまいがちです。
そこを厚めに切ってじっくりと漬けにし、素早く揚げているため、噛みしめるごとにカツオの味と香りが口内に押し寄せてきます。

揚げてから少し時間を置いたことにより、たれが衣と一体化しています。
さらに、所々に現れる胡麻の甘く独特な香り、トッピングにした針生姜の爽やかさとシャリッとした歯触りを一口ごとに感じ、それが良い刺激になります。
非常に満足感のある一品となりました。

 

「カツオの竜田揚げ」の後の「特別純米 幻の酒 嘉泉」は、やや辛口の中にも甘さを感じる様になりました。
その上に胡麻の香りが乗ると、さらに澄んだ甘味に変化し「甘露」です。

どのような食事にも合い、料理をよりおいしくする食中酒として最適なお酒だと思います。
老若男女どなたにも好かれるお酒でしょう。
日本酒をいただく時の最初の一杯というよりは、食事が興に乗ってきた中盤あたりでいただくと、良いかもしれません。

また、カツオのエキスの入った甘辛たれが沁みた生姜が旨い!
箸安めにピッタリです。

ほんの少しつまみ、その後にいただく「特別純米 幻の酒 嘉泉」の変化。
先ほどの日本酒の甘みが見事に消えて、透明感が加わります。
生姜効果でほんのり胃の中も暖かくなり、初秋の夜に体が癒されます。

カツオの旨味と生姜の味わいを余すことなく堪能し、180mlでは足りないと思うくらいお酒が進んでしまいました。

 

今回作った「カツオの竜田揚げ」をタレでさらに煮詰めて蒲焼き風にしても美味しいと思います。
ご飯の上に乗せて、小丼にして締めにいただくのも良いでしょう。
ご家族みんなで旬の名残を余すことなく召し上がってください。

ここから日本の季節は一気に美味しいものが花開いてゆきますね。
お酒も同様です。
旬のものをいただく喜びを、心身ともにたっぷり吸収してゆきましょう。

 

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嘉泉 特別純米 幻の酒

 

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