【東京・浅草】「志婦や」浅草の飲み屋なお店の料理と「旭菊 大地」「睡流」を堪能してきました!

 

こんばんは。

このブログをご覧いただきましてありがとうございます。
東京在住のMです。

今回は浅草でいかにも昔からある大衆酒場というお店に伺いました。

 

○ アーケードに面する昭和な飲み屋さん「志婦や」

浅草は雷門から浅草寺に向かう道と並行して幾つかのアーケードがあります。
その一つ、観音通りにある「志婦や」は庶民的で下町のお店感たっぷりの店構えです。

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店内に入ると、お寿司屋さんのようにカウンターの上にメニューの木札が並んでいます。
小上がりも昭和時代の小さいサイズの座卓です。

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壁には手書きのメニューと日本酒リスト。

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店内は予想に反して広く、しかも浅草寺そばという立地でありながら、外国人もおらず地元の方や常連さんのような人達でいっぱいです。

 

○ 今日の一杯目「特別純米 旭菊 大地」

まずは、魚介類が中心のラインナップの中から、「やりいかの丸焼き」と「鳥貝の刺身」を頼みました。
イカを焼く匂いが漂ってくるだけで、それさえもつまみとして飲めそうです。

その焼き物の香りに惹かれて、早々に日本酒を注文します。
壁に貼られたメニューから、福岡の旭菊酒造の「特別純米 旭菊 大地」を選びました。

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イカを焼く匂いからどっしりとした感じの日本酒を飲みたいと思い、名前からの選択です。
「志婦や」では、日本酒は常温か燗でしか提供していないという事で、常温でお願いしました。

無農薬で作った山田錦から醸造された「特別純米 旭菊 大地」はコメの味をしっかりと生かし、名前の通りどっしりと地に足をつけた日本酒です。
常温ならではの柔らかさとフルーティーな香りが口の中でふわーっと漂います。
特別純米なだけあって精米歩合60%と澄んだ米の旨味が残ります。

 

さて、待望の「やりいかの丸焼き」が来ました。

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小ぶりのやりいかは日本酒のお供に丁度よいサイズですね。
食べてみると、上品ないかの味に程よい塩味が乗っています。
それがいか独特の柔らかな噛みごたえと重なり、ため息をつきたくなるような美味しさです。

その後に「特別純米 旭菊 大地」をいただくと、まさに「ぷは〜」と言いたくなるような旨味が残ります。
さらにいかの甘みと旨みだけが口の中に残り、「大地」のフルーティーさは消えてゆきます。
それもまた、大地という名前にふさわしく、食べ物を支えている感じがしてきます。

次に、「鳥貝の刺身」が来ました。

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貝と魚で売っているだけあって、「鳥貝」は見た目美しくプリッとしています。
鳥貝は貝類の中では味が淡白な部類ですが、独特の歯触りに加え噛むごとに口の中に旨味が広がります。

鳥貝の後に「特別純米 旭菊 大地」を飲むと、先程までは口の中で踊っていた山田錦がスーッと水になってしまうような不思議な感覚になります。

 

○ 二杯目「特別純米 睡龍」

2杯目は奈良県久保本家酒造の「特別純米 睡流」です。

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こちらはまた珍しいデザインのラベルです。
創業300年という老舗の酒造が造る大胆なラベルにはどの様な思いが込められているのでしょうか。

一口飲んでみてとてもクリアなお酒だという感想です。
常温ながらはっきりした味わいで、辛口の切れ味の中に酸味が広がります。
魚や貝類に合わせるにはぴったりな感じがします。

「特別純米 睡流」の後に「いかの丸焼き」を食べるといかの甘みを強く感じます。
また、逆にいかの後に「特別純米 睡流」を飲む口の中に残っていた「いかの香り」が鼻の中を抜けていき、酸味がより強く感じます。

「鳥貝」との組み合わせはどうでしょうか。
「大地」のときはどちらかと言えば、融合していったというイメージでしたが、こちらはしっかりとお互いが主張し合います。
「鳥貝」の味はより濃くなり、「特別純米 睡流」のキレのあるアルコールの香りがより強くなります。

 

追加で注文した「マグロのぬた」が来ました。

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ご覧のようにマグロも和える前の綺麗なまま姿を見せています。
ねぎの香りも強くシャキシャキとした歯触りで、マグロについては何の不満もない美味しさです。

これは「おいしいなぁ」と呟きつつ「特別純米 睡流」を口に含むと、今度は水のように透明感のあるお酒に変貌しました。
そして、ぬたの「味噌」の甘みのある酸味だけがしっかりと残る。
食べるごと、飲むごとにお互いの味の変化を楽しめます。
食事が楽しくなるお酒です。

 

○ 三杯目「菊正宗」熱燗

常温で日本酒と食事を楽しんでいるうちに、“熱燗”でという気持ちが強くなりました。
お店の卓上メニューに「菊正宗」の文字を見つけたので、熱燗で頼みます。

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こちらは兵庫県の菊正宗酒造のお酒で、操業360年の誰もが知っているであろう老舗です。

この徳利とお猪口の登場に喜び倍増ですね。
少し満たされた胃の中に熱燗の味と香りが滲みます。
その加熱により広がる苦味、香りは「THE 日本酒」の理想です。

そこでメニューを見ていた時から気になっていた「みそ豆」を頼みます。

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茹で大豆の上にたっぷりのネギ。
味噌のように練られたものをイメージしていたのですが、少し違うようです。
それを店員さんに伺ってみると、これは味噌になる前の豆だそうです。

ちなみに、私は春に手作り味噌を仕込む機会に恵まれていまして、その時の味噌豆がこちらの写真です。

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さて味はいかがでしょうか。
そのものずばり、柔らかくゆでた大豆です。
大豆をつまみながら「菊正宗」の熱燗をいただく。
どちらも特に大きな変化を感じないものの、この「どうってことのなさ」がまた良いのです。

ここで、少し塩気のあるものをと「丸干鰯」も頼みました。

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「丸干鰯」の塩味は薄めで、身は柔らかくふわっと上手に焼けています。
苦味のある鰯の丸干しの後の「菊正宗」は、きりりと締まり何者にも負けない存在感を放っています。

今回訪れた老舗大衆酒場ともいえる「志婦や」には、ただ古いだけではなく、接客も含めて店内の雰囲気も一緒にいただくような居心地の良さを感じました。
さりげなく全てが美味しくて満たされる。
この浅草の中心で長く続けられるにはそれだけの理由がある。
と深く感じたひと時でした。

ごちそうさまでした。

 

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睡龍 特別純米酒 1.8L

 

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