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溜池山王の「ふくの鳥」、山口地酒「男山 銀撰」と山口料理
- 2018/9/3
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こんにちは。
このブログをご覧くださいまして、ありがとうございます。
今回は、溜池山王にある「ふくの鳥」さんを訪れた時のお話です。
Contents
◯ ぶらっと溜池山王
その日は、8月前半のとある金曜日。
管理人は溜池山王駅にある、というか、駅とほぼ一体化している、山王パークタワーで前職の同僚と待ち合わせをしていました。
彼も私も起業・独立を考えている同士で、前の会社を辞めてからも、1年か半年に1回程度、会って近況報告をして、お互いに刺激をし合う、というようなことをしています。
18:30に待ち合わせをしていたのですが、運悪く、定時間際に彼のお客さんから電話があって、遅れるとの連絡が。
少し時間がかかるようだったのと、まだどこに行くか決めていなかったため、山王パークタワーの周りにお店がないか、探すことに。
管理人、東京に来て今年で15年、通勤のためこの駅で乗り換えをするようになって4年以上になるのですが、2年ほど前まで溜池山王がどのような場所かを知りませんで^^;
この溜池山王駅の直上にある山王パークタワー、
こちらはNTTドコモの本社が入っているそうです。
ドコモといえば、こちら、
日本で4番目に高いビル、新宿(正確には代々木)にあるドコモタワーが有名ですが、Wikipedea先生によると、ドコモタワーは、アンテナと携帯電話用の通信機器、コールセンターがあるだけで、本社機能は持っていないのだとか。
しかも、この建物、高さは50階建ての建物に相当するけれど、オフィススペースは14階まで、15~25階までは通信機器が置かれていて、その上にはアンテナが設置されているけれど、外壁の中は何もない空間になっているそうです。
てっきり、ここに本社があるのかと思っていたんですけど、こちらは純粋に携帯電話の通信施設だったんですね^^;
その他、山王パークタワーのすぐ隣には、
山王日枝神社があったり、
首相官邸があったりと、意外と見どころが多いスポットだったりします。
そんな溜池山王、やはりオフィスビルが多いのですが、山王パークタワーの前を走る大きな道路を挟んだところに、飲み屋さんぽいお店が見えました。
暑くてそんなに歩き回る気にもならなかったので、もう、ここで決まり!
ということで選んだのが、今回のお店「ふくの鳥」さんです。
〇 ふくの鳥
20分ほど遅れて元同僚と合流し、管理人たちは「ふくの鳥」さんに入ります。
地下にある細長い店内は明るく、お客さんも多くいましたが、運よく席が空いていたのでここで飲むことに。
金曜日、暑い日ということでまずは、ビールで乾杯☆
暑い日のビールってなんでこんなにおいしいんでしょうね。
そのビールを飲みながら、メニューを眺めます。
お手頃価格のお酒が揃っています。
料理の方も、
オーソドックスな料理に加えて、長州どりを使った鶏料理や長州揚げなどの山口県の料理が載っています。
以前、山口料理のお店「福の花」さんの記事でも書きましたが、「福の花」「ふくの鳥」は姉妹店でして、そのため、こちらの「ふくの鳥」さんでは長州どりの料理に加えて、山口県の料理も置いてあるというわけなのでしょう。
この中から、お互いに、思いつくままに注文していきます。
〇 鶏料理と峰乃白梅
まず、日本酒、「峰乃白梅 本醸造」です。
辛口のお酒で、淡麗な、水のようにスッキリしたお酒です。
これに合わせるは、
「絶品レバー」。鶏のレバーです。
臭みは全くなく、トロリとしているけれども淡白な味が美味しい逸品です。
峰乃白梅と合わせると、レバーの風味にも、お酒の味にも影響は与えず、口の中を洗い清めてくれるように、レバーのほのかな後味だけを残して流していってくれます。
次は「焼き鳥」。
程よく弾力があり、肉の旨みを感じられて美味しいです。
脂も程よくあって、鶏肉の後に峰乃白梅を飲むと、やはりお互いに干渉しあうことなく、スッと舌を洗い流してくれます。
「峰乃白梅 本醸造」、料理の味を楽しむのにちょうど良いお酒です!
◯ 山口料理と山口の地酒「男山 銀撰」
お酒も料理もおいしいと話も弾んで、お互いの会社の話に。
管理人、前の会社を辞めたのは、ちゃんと仕事しても給料が上がらなそうだったから、なのですが、元同僚曰く、その通りだそうで、全然上がらないとのこと。
そんな理由で転職した管理人ですが、今の会社も同じで。
二種金商業に貸金業の許認可取得に関する折衝や手続書類の作成を全部やり、業務開始に必要な規程類の作成から書類の作成、マニュアルの整備、契約書類の作成、社内の業務システムの構築をやって、その上で、内部監査室長として内部監査までしてるのに、昇給、昇格なしで、賞与5万円のみ(ちなみに、内部監査室長になったときも昇給してません)。
やってられんわ( ´△`)
。。てな感じで、上がらない給料に反比例して、話は盛り上がり^^;
それに連れて、お酒と料理も進んでいきます。
で、注文したお酒がこちら、
山口のお酒、「男山 銀撰」です。
「男山」という名前のお酒は北海道や新潟、兵庫などの酒蔵さんでも造られていますが、こちらは山口の男山です。
お味の方は、「男」という感じで、アルコール感がドンとくるように感じられる、独特な味わいがあります。
これに合わせるは、
「長州揚げ」。
魚肉などのすり身を丸くかためて揚げた料理。
さつま揚げのようなものですが、あちらは鹿児島県(薩摩)の料理だから「さつま揚げ」、こちらは山口県(長州)で作られる料理だから「長州揚げ」のようです。
こうした魚肉などのすり身を野菜などと練り合わせて油で揚げた料理は日本各地でつくられていたようで、西日本では「てんぷら」、東日本では「さつま揚げ」とよばれているみたいです。
Wikipedia先生によると、中国から沖縄、鹿児島を経て各地に伝わった料理みたいで、一説には、幕末に薩摩藩主、島津斉彬が各地のかまぼこなどをヒントに、高温多湿の鹿児島に合う揚げ物料理を考案させたのだとか。
管理人の勝手な推測ですが、この料理、江戸などの東日本には江戸時代末頃に薩摩藩から伝えられて広まったため、「さつま揚げ」とよばれたのでしょう。
島津斉彬が考案させたというのは、さつま揚げが伝えられた頃に活躍し、賢君とうたわれた斉彬にあやかって結びつけたものなのでしょう。
そんな長州揚げですが、魚肉の自然な甘みに柚子の香りが立っていてとてもおいしいです。
管理人のイメージだと、さつま揚げは厚くて、弾力のある食べ物、なのですがこちらの長州揚げは、薄くて軽い食感。
個人的にはこんな感じの方が美味しく感じます。
そして最後に、
定番の「唐揚げ」。
管理人が、あれば必ず注文するようにしている一品です^^;
こちらの唐揚げは、メニューに書いてあるところによると、「長州どり」を「百姓庵の塩」と「山口地酒」で味付けして揚げたものだそうです。
「百姓庵の塩」とは、山口県長門市の油谷島にある「百姓庵」さんが作っている塩で、同社のWebサイトによると、海藻が多く繁殖して、海藻の旨みが多く出る春の海水を使って、昔ながらに鉄釜で煮て造った塩だそうです。
まさに、長州唐揚げ、山口唐揚げです!
お味の方は、鳥の脂はそんなにないけれど、ほのかな塩味と一緒に鶏のうまみが伝わってくる逸品。
男山との相性もよく何個でも食べられそうです!
山口の料理とお酒、しかと楽しめました。
おいしい料理とお酒のおかげで、今の会社の話だけではなくて、これからの、お互いの起業に関する情報交換もできて、とても有意義な時間が過ごせました。
現在、1年後までにあと10キロ体重を落とそうとしているので、この日はこの他にサラダを食べたくらいでしたが、水炊きとか、鳥だし巻き卵とか、色々と美味しそうな料理があったので、また今度、前向きな話をしにこちらのお店に来たいなと思いつつ、お店を後にしました。
その時には、起業して生活していけるくらいには成功して、いるといいんですけどね。。。ま、起業に失敗したら、そもそも、こちらのお店に来ることできませんけどね^^;
もしお気に入りいただけましたら、投げ銭などしていただけると、大変、嬉しいです♪
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