【名物・地酒巡り】世界遺産『縄文遺跡群』の青森の銘酒『縄文明水』と青森名物を合わせてみた!

 

こんばんは。
このブログをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。

さて、今回は、青森県のお酒『縄文明水』をご紹介いたします。

 

縄文遺跡群の世界遺産登録おめでとうございます!ということで

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1か月ほど前の2021年7月27日、青森県三内丸山遺跡を含む、北海道、青森、岩手、秋田県にある17の遺跡が、「北海道・北東北の縄文遺跡群」として、ユネスコの世界文化遺産として登録されることが決まりましたね。
遅まきながら、おめでとうございます!

前回まで、3回にわたって、日本酒の起源について考察してきました。
結論としては、日本酒は、縄文時代末期から弥生時代初期に書けて、中国からやってきた人たちが、稲作と一緒に持ち込んだ麹(カビ)を使ったお酒が日本酒の起源、ということでした。

せっかく縄文時代まで遡ったし、世界遺産登録もされたということで、今回は、「縄文」の名前を冠したお酒と、そのお酒の蔵元がある青森県の名産品をご紹介しようと思います。

青森県の株式会社盛田庄兵衛のお酒「特別純米酒 縄文明水」と、青森名物「いちご煮」「バラ焼き」です。

「縄文明水」

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特別純米酒 縄文明水」は青森県の酒蔵、株式会社盛田庄兵衛さんが造っているお酒です。
青森市の東、七戸町にある酒蔵さんで、創業は1777年、「真心」「駒泉」などの銘柄を造っています。

Webサイトによると、盛田庄兵衛さんでは、「基本に徹する」を永年不変のモットーとしており、200年以上にわたって受け継がれてきた南部杜氏の技術・経験と科学の原理・原則に基づきつつ、新しい技術や経験も取り入れた酒造りを行っているそうです。
そのお酒は、蔵元のある七戸町を流れる八甲田山系の高瀬川の伏流水と青森県で育ったお米を使用して造られています。

この「縄文明水」は、三内丸山遺跡がある青森市周辺の12の酒屋さんが、青森県の誇るべき史跡を応援したいという想いから、盛田庄兵衛さんに依頼して造ってもらったお酒なのだそうです。
ラベルには青森県が描かれていますね。

この度、世界遺産にも登録されて、見事、その本懐が成し遂げられた、という感じですね。

スペックについては以下のような感じです。

特定名称:特別純米酒
原料米:華吹雪
精米歩合:55%
アルコール度数:15~16度

今回の企画、元々は、2021年の2月にさかのぼります。
この時、歴史とお酒の記事ということで、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』にあやかって、戦国時代の日本酒に関するお話や、豊臣秀吉が好んだお酒「天野酒(僧房酒)」をご紹介しましたが、それに続く企画として、区分上もっとも古い時代である縄文時代から、時代を順に下らせながら記事を書いていこうと考えていました。

で、縄文時代にちなむお酒が何かないかなと、探していたら見つかったのが今回のお酒「縄文明水」なのです。
前回の日本酒の起源に関する記事でも書きましたが、縄文時代の遺跡からは、お酒を造っていたと考えられるような遺物は発掘されていません。
したがって、この「縄文明水」は、「天野酒」のように、当時の、縄文時代の酒造技術を使って造られた、といったようなお酒ではありませんので、その点は予めご承知おきください。

 

「いちご煮」と「バラ焼き」

続いては、「いちご煮」と「バラ焼き」です。
これは、どちらも青森名物の料理ですが、まずは、「いちご煮」から。

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「いちご煮」は、青森県東部の伝統的な料理で、ウニとアワビで作るお吸い物です。
管理人も、最初思いましたが、果物の「いちご」を煮たものではありません^^;
Wikipediaによれば、ウニの卵巣の塊が、野イチゴの果実のように赤みがあるので「いちご煮」というようになったということです。

一方の、「バラ焼き」は、青森県の三沢市発祥のご当地グルメで、玉ねぎと牛バラ肉をしょうゆベースの甘辛いたれで炒めた料理です。
2014年には、ご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」でグランプリに輝いていますね。

青森のお酒「縄文明水」を記事にするので、青森名物を合わせたいなということで、まずは青森名物を検索。
続いて、コロナ(と旅に出る余裕がないため)『外出自粛』の状況でも手に入るものをということで、名物一つ一つを検索。

調べていくと、「いちご煮」の方は、Amazonで缶詰が販売されていました。
そこで、今回は、味の加久の屋さんの「いちご煮」を購入しました。

「バラ焼き」の方は、玉ねぎと牛バラ肉をしょうゆベースのたれで炒めるだけでよいらしいことが分かりました。
この「バラ焼き」のたれは、ネットで色々なレシピが公開されていたので、それで作ってみようかなとも思ったのですが、まあ、そういうレシピですからね。
独り者の管理人的には「めんどくさい!」「残った材料を使いきれない」ということで、たれの自作は断念。

ちょうどその時、青森県民なら必ず冷蔵庫に常備している「スタミナ源 たれ」というものがある、ということを思い出しまして、それで作っても大丈夫そうなので、「スタミナ源 たれ」で作った「バラ焼き」を「縄文明水」に合わせることにしました。

 

「バラ焼き」のレシピ

上記のようなわけですので、レシピなんて書くほどのものではないのですが、この後の文章が、どのような料理と合わせた結果なのかが分かるように、一応、レシピも書いておきますね。

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材料

牛バラ肉:150g(くらい)
玉ねぎ:半分
「スタミナ源 たれ」:容器に入れた牛肉が漬かるくらい

作り方

① 容器に牛バラ肉を入れ、「スタミナ源 たれ」を、肉が漬かるまで注ぎ、30分くらい冷蔵庫で寝かせる。

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② くし切りにした玉ねぎと、牛バラ肉、パットのたれをフライパンで炒める。

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③ 肉に火が通ったら完成。

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この料理のコツ

特にありません。
たれは少々、味が濃いので、炒める際のたれの量は好みに合わせて適宜調整してください。

 

「縄文明水」と「いちご煮」「バラ焼き」のペアリング

それでは、いただいてみましょう。
まずは、「縄文明水」から。

 

「縄文明水」のレビュー

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まずは香り。
甘く、お米のような香りがふわっと立ち上がります。

そして、お酒の味。
飲んでみると、まずは旨みが舌に広がります。
人によっては「甘味」と感じられる味です。

そして、少し遅れて、アルコール感、人によっては「辛さ」という言い方がよいでしょうか、が口の中に広がっていきます。
キレもあるので、後味はスーッと消えていきます。

何口か飲んでいくと、うまみと辛口が同時に感じられるようになってきます。
なので、けっこう、すいすいと飲み進められるお酒のように思われます。

お酒のタイプとしては、薫酒に分類され、典型的な純米吟醸酒の味に近しいと思われます。

 

「いちご煮」と「縄文明水」

次に、「いちご煮」をいただいてみます。

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海の潮の香りが感じられる、優しく、旨味あふれるスープです。
具のアワビは柔らかく、何度も噛むうちに、仁割と会の旨みがにじみ出てきます。

もうひとつのメインの具材であるウニは、生で食べるときのような独特の甘みは抜けていて、あの甘味の中にある苦みのようなものがほんのりと感じられます。

「縄文明水」と合わせてみると、お酒の味の方がやや勝ります。
旨味はスープの中に溶けだしてしまっているので、お酒と一緒に食べるものではなく、飲んだ後にいただくのがよいでしょう。
酔った胃にやさしくしみ込んでくるような、じんわりと沁みこんでくる料理です。

 

「バラ焼き」と「縄文明水」

続いて、「バラ焼き」です。

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「スタミナ源 たれ」がおいしいです。
青森名産のリンゴやニンニクなどを使ったたれは、果物の甘みと醤油の味が貴重でありつつも、その中にニンニクなどの味が調和しており、おいしいです。

「縄文明水」と合わせてみると、たれの豊かな味わいが、お酒の旨みと調和します。
そして、牛肉の旨みを引き立ててくれます。
まあ、牛肉の方は、近所のスーパーで買った特売品(300~400円程度)なんですけどね^^;

管理人は味見をせずに料理をする人でして、この時は、たれを多めに入れて調理してしまったため、料理はちょっとしょっぱめの味だったのですが、そのしょっぱみがお酒の旨みで中和されてちょうどよくなりました。
そして、料理だけ食べた後のしょっぱみも包んで流してくれます。

「バラ焼き」と「縄文明水」、お互いにいい相性だと思います。

 

終わりに

今回は、「縄文明水」と「いちご煮」「バラ焼き」をご紹介しました。

先にも書いたように、「縄文明水」は縄文時代の酒造りを復興させて造られたわけではありません。
日本酒は製造技術の関係から、縄文時代の日本には存在しなかったと思われますし、このお酒のような純米吟醸酒に近いお酒というのは、やはり、技術的な関係から、近年になって確立されたものですから、こうしたお酒が縄文時代に存在したとは考えにくいです。

しかし、それはあくまで、現在の私たちが持っている限られた情報から推測されたことです。
まだ私たちが知らないことが土の下に埋まっていて、その中には、現代の日本酒のようなものが造られていたことを示す遺物があるかもしれません。

もしかしたら、縄文時代の人たちも「縄文明水」を飲んでいて、それを示す遺物が東北・北海道の地下に埋まっているのかもしれない。
そんな想像をしながらこのお酒と、青森の名物を楽しんでみるのも面白いのではないかと思わせてもらったお酒と料理でした。

それでは、今回は、この辺で。

 

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