【STAY HOME!ウチで楽しもう☆】『愛と乳酸モリモリ』の「トミツル 特別純米」と「がっつりきんぴら」で体も気持ちもアップ☆

 

こんにちは。

このブログをご覧いただきましてありがとうございます。
東京在住のMです。

静かで長いゴールデンウィークも明けました。
いつもと違う春の日に、自宅周辺で季節の移ろいをじっくりと眺めた方も多かったのではないでしょうか。

過ぎてみれば二度とない貴重な時間だったと懐かしむ日は必ず来ます。
それまでは心身の健康を整えるべく、もう少しだけ頑張りましょう。

 

さて、今回は久しぶりに日本酒専門店から良いお酒が手に入りました。
ここしばらくは行けていなかったお店ですけれども、コロナ前はよく通い、よく飲んでいたお酒です。

その日本酒のお供に、シンプルだけど深い味の「きんぴら」を思いつきました。
今回ご紹介するのは、小鉢に盛るようなキンピラではなく、副菜、または主菜にもなるようなコクとボリュームのある「がっつりきんぴら」です。
誰もが知っている和食の味をお腹いっぱい食べて、心身ともにリセットしてみてください。

 

Contents

○ 地酒屋さん限定販売の「トミツル 特別純米」

今回購入した日本酒は、渋谷区初台にある酒屋「Ji・sakeya」で扱っている「トミツル 特別純米」です。
滋賀県の愛知酒造で作られていて、県外では数店舗でしか販売されていない日本酒です。

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愛と乳酸モリモリ」、このコピーを最初に見たときは笑ってしまいました。
なんとも女性受けしそうですね。
「お肌に塗ってもいいの?」「いやいやそれは内側から綺麗になるでしょ」
みたいな会話が聞こえてきそうなお酒です。

さてさて、いつもは料理後におさけを飲んでいますが、今回はこの「特別純米 トミツル」に合わせて食事を作ろうと考えたので、料理前にちょいと味見をしちゃいます。

特別純米で精米歩合55%、アルコール分16%という贅沢なお酒です。
燗でおいしいお酒ですが、今回は冷やしていただきました。

最初に感じるのは酸味の強さ、それでいて柔らかく飲みやすくて軽い。
酸味があるというと白ワインのようだという表現をよくしますが、これはやはり紛れもなく日本酒の香りです。
乳酸を謳っているだけあって、とても個性的な要素を絶妙なバランスで「美味しい!」という方向にまとめ上げています。

久しぶりにいただいた「特別純米 トミツル」はやはり不思議で刺激的で美味い。
もう一杯となるのを我慢して料理に入ります。

 

○ こっくりボリュームの「がっつりきんぴら」

きんぴらといえば、「ゴボウ」「レンコン」が主流ですが、「人参」や「セロリ」なども美味しいですね。
今回は「新ゴボウ」を軸にどこのご家庭にでもある材料で、千切りやササガキなどせずにワイルドに作りました。

 

「がっつりきんぴら」レシピ

材料

kinpira-tomitsuru_kinpira_material

大根:輪切りで8センチ
人参:輪切りで8センチ
ゴボウ:一本

ごま油:大さじ1
みりん:大さじ1.5
醤油:大さじ1杯半
いりごま:大さじ1.5
オイスターソース:小さじ1杯
*辛い味が好きな方は好みで鷹の爪1本

作り方
1. 大根、人参は皮をむき大根は7ミリ、人参は5ミリの拍子切りにする。
2. 新ゴボウは水洗いだけで皮を剥かず、8センチの長さに切り、縦4分割にする。(人参より細めのサイズ)
3. 鍋にごま油と①②を入れて、火をつけて強火で炒める。
4. 油が全体にまわったところで、みりん大さじ1、醤油大さじ1を入れて軽く全体を炒めたら、材料が浸るくらいの水を入れ、落とし蓋をして中火で煮る。(辛くしたい方はここで鷹の爪の種をとって入れる。)
5. 鍋底にブクブクと泡が立つ程度に煮詰まったところで、オイスターソースと残りのみりん、醤油を加える。この時味見をして、醤油などで好みの濃さに調節してください。材料がまだ硬かったら再び水を足して煮てください。

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6. ゴマを加え強火で残りの水分を飛ばす。これによりこっくりとした色味と照りが加わります。小一時間ほど鍋で休ませると、味が馴染んで一層美味しくなります。

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<この料理のコツ>
・料理のレシピではよく「材料の大きさを揃える」、「材料は硬いものから順番に炒める」とありますが、逆に材料の太さを硬さによって変えて同時に炒めています。
・炒めものをするときは油を加熱してから材料を入れる方法が通常です。
しかし、そうすると素材の水分で油が飛び跳ねるので、鍋に張り付かない材料の時は、具材と油を同時に入れて炒め始める方が安全です。
・オイスターソースは隠し味なので控えめに、鷹の爪がなければ仕上げに七味や一味唐辛子を振っても良いでしょう。
あるいはラー油を入れると中華風味になります。

 

○ お腹も味覚も満足して栄養満点

さて、きんぴらの味が馴染んだところで食事開始です。

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「きんぴら」を作ろうと思ったら、きんぴら風味の煮物になっちゃいましたみたいな料理です。
ごま油でコクを出して、しっかり味のしみた大根は水分たっぷりでジューシー。
ニンジンは甘さと香りが美味しく、新ゴボウならではの瑞々しさと香りで旨味をたっぷり凝縮しています。

さて、「特別純米 トミツル」は合うでしょうか。
予想に違わず、ぐんと味の深みが増しました。
しかも、この日本酒の個性である酸味や最初に感じた日本酒らしい香りはきちんと残っています。
そのあとで再び「きんぴら」を食べてみると、甘辛の醤油の味がより深みを増します。

この組み合わせは、どちらもお互いを変えることなく、お互いの良さがさらに高まる、等価な組み合わせです。
変化を楽しむというより、まさに「合う」のです。

そのあとでいただく「きんぴら」の野菜達。
かみごたえとボリュームに満足感が倍増。
ここに豚肉を加えたら立派な主菜にもなります。

 

「濃い色の惣菜は体にちょっと」と思われがちですが、実はこの料理は栄養豊富で体にも良いのです。

まずゴボウは、それに含まれる水溶性食物繊維が腸内環境を整え、不溶性食物繊維はコレステロールを減らします。
大根はそれに含まれるジアスターゼが疲れた胃を整えてくれますし、ビタミンもたっぷり含まれています。
緑黄色野菜の代表のような人参に含まれる「カロテン」は、美肌を作り粘膜強化の効果があり素晴らしい栄養源です。
さらに、ゴボウ、人参、大根に含まれるカリウムは余分な塩分を排出するので血圧にも安心。
そこに、「愛と乳酸モリモリ」をいただき、「愛と乳酸」でさらにパワーUP!

調理時間は20分ほどですが、材料を入れたら手をかけないで済む楽チン料理ですので、是非作ってみてください。

ご自身の体も労わりつつ、引き続き『STAY HOME』「家飲み」で充実した時間をお過ごしください。

 

「日本酒に合う料理」のレシピをこちらにも掲載していますので、ぜひご覧ください!

 

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