日立駅から御岩神社へ ―御岩山、神々の坐す山②

 

こんにちは。
このサイトをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。

さて、今回は前回に引き続き茨城県日立市にある御岩神社(おいわじんじゃ)御岩山(おいわさん)を訪れた時のお話です。

今回も、日本酒とかお店とかのお話は一つも出てきませんのであしからず^^;

 

Contents

〇 常磐線で日立へ

御岩神社へのアクセスですが、当然、車か電車で、ということになるのですが、今回は電車で行くことにしました。
車は実家にあり、車を取りに帰ると1日かかってしまうからです。

電車で行く場合は、まず、上野駅から常磐線に乗って日立駅まで行き、バスに乗り換えて御岩神社前で降りることになります。
日立駅と御岩神社をつなぐバスは、土日祝日は本数が少なく、だいたい2時間に1本のみ。
お祓いをしてもらった後は、ダイエットも兼ねて御岩山周辺の山に登ったりしようと思っていたので、御岩神社のホームページからリンクしているバスの時刻表を見て、始発(と思った。後の話に関係してきます)の9:55のバスに乗るために6:00に起きて、管理人の家の最寄り駅の一つ、常磐線の南千住駅発6:40の電車で日立へ向かいました。

この管理人の載った電車は、北千住~我孫子間が快速運転なのですが、それでも2時間30分かかるのです。
その間は、前日飲み会で睡眠時間が少なかったので寝ようと思っていたのですが、不思議と眠くなく。
また、i-padを持ってくるのを忘れ、スマホの電池消費が最近速くなってきて電池切れが心配されたため、スマホの電源は切って、窓の外を見たり、目を閉じたりしてとりとめのないことを考えながら2時間ほどを過ごしました。

東京の自宅を出た時は空はよく晴れていたのですが、勝田駅で乗り換えたころから雲、それも黒い雨雲が増え始めました。
これは、まさか。。。と思っていると、案の定、けっこう強い雨が降り始めました(T T)

御岩山は神社の境内にある山ではありますが、山伏が修行を積んでいたほどの山で、雨が降ると、ちゃんとした装備のない素人が登るには危険なところです。
天気予報は見ていたのですが、それは東京の予報。
同じ関東地方だから天気にそれほど違いはないだろうと思っていたのですが、甘かったようです。

そうこうしているうちに日立駅へ到着。
日立でも結構強い雨が降っていて、これは神社にお参りしてお祓いを受けるだけにせざるを得ないかなと観念して、それでもは必要なので、駅前のローソンで傘を買うことに。
これで雨があがったら無駄な出費になるよなぁ、と思っていると、案の定というか、なんというか、雨が止んで晴れてきてしまいました^^;

まあ、700円で天気を『かえる』なら、安いものだということで、気を取り直してバスに乗ることに^^;
バスに乗る前に急におなかが痛くなって、そのせいで乗り遅れそうになったのですが、なんとか間に合って、神社行きのバスが出る1番乗り場に停車していたバスに乗って、神社に向けて出発です。

 

〇 日立駅から御岩神社へ

で、バスに乗ったわけですが、乗客は管理人1人だけ。

御岩神社はパワースポットとして有名なのでもっと観光客がいるかと思っていたのですが。
まあ、東京とかからだと早い電車で来ないとだから人も少ないのかと思いつつ10分ほどすると、、、

「終点、高鈴台団地です。」

のアナウンスが。

そう、管理人、乗り間違えていたのです(泣)
神社のホームページにはちゃんと「中央口1番のりば 日立電鉄バス60東河内方面」と書いてあったのですが、「中央口1番のりば」までしか見ていなかったのです。
自分のうかつさを責めつつも、まあ、歩いていけばいいかと運転手さんに聞いてみると、遠いし山道だからやめといたほうがいいよ、と諭されるなど色々と厚意を賜りまして、駅に戻ることになりました。

で、駅に戻ったのですが、次の神社行きのバスは11:47発(ちなみに、前のバスは8:40)。
1時間ほど時間があるので、まあ、駅の周りをぶらぶらしつつ、念のため、お祓いの予約とかしておこうかなと神社のホームページをよく見てみると、

祈祷は要予約

と書いてあります(汗)。
運が悪いって、単なる注意力不足なのかと、少し悟りを開いた気もしましたが、まあ、そんなことより早く電話かけて確かめないと、ということで神社に電話します。

電話に出てくださったのは、優しそうな声の女性。
お昼ごろに神社に着くため、午後のどこかの時間でお祓いを受けたい旨伝えると、はっきりとそうはおっしゃらなかったものの、午後は予約がいっぱいらしく、12時からの祈祷でしたら予約を受けられますよとの回答。
バスの発車時間を考えると間に合わないため、一旦、電話を切り、少し考えることに。

(以下、管理人の心の中の会話)
バスがだめならタクシーがあるじゃん
「タクシー。さっきのバスの運転士さんが、タクシーは高いからやめといたほうがいいよと言ってたよなぁ。。。」
「次、来月辺りにお祓い受けに来ればいいかなぁ。。。」
「いや、この調子でいくと、来月までにどれだけの不幸にみまわれるかわからないしなぁ。。。」
「これ以上の不幸があったら、カミーユみたいに精神崩壊しちゃうよなぁ。。。」
「タクシー代が電車の往復運賃よりも安いのであれば、タクシーで行った方が損しないわけだよなぁ。。。!!」

ということで、タクシーの運転士さんに聞いてみると、御岩神社までは3,700円3,790円との回答が。
南千住~日立の電車賃は片道2,590円。ということは、

タクシー:3,790円  電車(往復):5,180円

で、タクシーの方が得。

というわけで、タクシーで行くことに決定☆

 

〇 祈祷の予約

すぐに神社に折り返しの電話をして予約を入れます。
予約に必要な氏名、住所を伝えると、次に、どの祈祷にしますかと尋ねられます。
ホームページ上には、「・心願成就・家内安全……」と色々と載っていますが、管理人の場合には、

 ・厄除開運
 ・除災招福

のどちらかかなと。

「開運」がいいんだけど、「厄除」は3月にしてもらっているし、これまでの人生や、ここ数日のことを振り返ると「除災」くらいしておかないとダメなのでは。
そう思ったため、「除災招福」と伝えると、「除災」は交通事故にあうとか、そういうときに受けるといいものだと教えてもらいました。

管理人、さすがに交通事故にはあったことはなく、普通だと特に疑問を挟むことなくおすすめを受け入れるのですが、この日はなぜか、生まれてこのかた運が悪くて、今年は厄年でもあるせいか、誕生日から食中毒にかかったり、嫌なことが立て続けに起こったり、良い縁にも恵まれず独り身でして、と、普段なら絶対、他人には言わないことをぺらぺらとしゃべってしまいまして。
それならということで、「除災招福」をしていただくことになりました。

最後に、祈祷の初穂料について、2通りあるがどちらにしますかと尋ねられました。
この辺が、心がけがれているところなのでしょうが、金額が大きい方が効果も高いと思って料金の高い方と伝えました。
すると、車でお越しですか?と尋ねられ、なんでそんなこと聞くのだろうと思いつつも、電車ですと答えると、

「祈祷をすると御札をお渡しするのですが、(金額の大きい方だと)結構な大きさで、電車で持って帰るとなると少々、不便ですよ」

とのアドバイス。

金融業界に10年以上もいると、少しでも多くの手数料を、という考えが染みつくので、大きい金額よりも小さい金額を勧められることに、すごい驚きを感じます!
だって、営業の時に教わったことは、

「1,000万円の約定を取ろうと思ったら、『1億入れましょう』と言え。『1,000万入れましょう』と言ったら100万円しか入れてもらえないから。」

ですから^^;

やはり、神職にある人は、お金よりもその人のためになることを言って下さるのだなと感動しました。
気持ちを表すのは金額の多寡ではないんだと思うなど、なんとなく心が洗われるのを感じつつも、そう気づかさせてもらえたことへのお礼に大きい金額の方にしようという気持ちも強まります。
まあ、その感謝の表し方を金額の多寡でしか表すすべを知らないところが、心が荒み切っている証拠かなとも思いますが^^;

結局、どれくらいの大きさかはわからないため、初穂料、というか御札は神社に着いてから決めることにして、とりあえず、タクシーで神社に向かうことにしました。

さて、今回はこの辺までにして、次回、御岩神社でのお話を書いていきたいと思います。

 

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