御岩神社と御岩山 ― 御岩山、神々の坐す山①

 

こんにちは。
このサイトをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。

さて、今回は茨城県日立市にある御岩神社(おいわじんじゃ)御岩山(おいわさん)を訪れた時のお話です。

今回は、この後書いていきますが、いろいろと神秘的な出来事が起きて大変印象的な旅となったため、5回ほどに分けて、書いていきたいと思っています(※)。
なお、今回は、日本酒とかお店とかのお話は一つも出てきませんのであしからず。

(※)最初に公開した際は、全3回で構成していましたが、1記事辺り6,000文字超となり長すぎたので、分割して、全5回構成に再編集しています。

 

Contents

〇 御岩神社について

まずは、御岩神社について簡単に紹介します(以下、御岩神社にある案内板や御岩神社のホームページの記載をもとにして書いています)。

御岩神社は茨城県日立市にある神社です。

祀られている神様は国之常立神(くにのとこたちのかみ)の他、188柱。ちなみに、日本神話の中では、一番最初に登場する神様で、世界を造った神様です。
神社の創建がいつかは分かっていませんが、奈良時代に日本各地の風土や歴史などを調べて記録した記録の一つで、茨城県のことについて書かれている『常陸風土記』によると、その頃には、御岩神社が遥拝している御岩山には神様が鎮まっている、といった記載があるそうです。
その頃までに、神社が建てられていたのかもしれませんね。

その後、中世になると、神仏混交思想(簡単に言うと、日本の神様は、仏教の仏様が日本人のために姿を変えて現れたもの、とする思想)の広まりで境内にはお寺が建てられたり、神々がいらっしゃる霊山として信仰を集めました。
先ほどの写真の桜門(普通はお寺にあるもの)はその表れです。

そして、江戸時代になると、この地は水戸黄門(徳川光圀)で有名な水戸徳川家の領地で、光圀自身は『大日本史』の編纂を命じて古代日本の研究を行うなど、神道にも大きな興味・関心を持っていたため、御岩神社は水戸藩の祈願所として庇護を受けたそうです。

 

〇 御岩山について

次に御岩山についての紹介です。

御岩山は御岩神社の奥にある標高492mの山です。

最初に「おいわさん」と読み仮名を振ってありますが、これは、「御岩山」でググったところ、山と渓谷社さんの「YAMAKEI ONLINE」がヒットして、そこでは「おいわさん」と読みが振ってあったためそれに則ったものです。
イントネーションを変えると怪談の「お岩さん」になることもあり、管理人は「おいわやま」って読んでます。

御岩山は、先ほども述べた通り、古くから信仰を集めていた聖地で、神様をお祀りしていた祭祀遺跡も発見されているそうです。
また、この山のあちこちに神様を祀る祠があったり、日本神話の中でも有名な天の岩戸の物語で天照大神がお隠れになったところと言われる場所(東日本大震災の影響で現在は立ち入りできなくなっています)があったりします。
中世以降、神仏習合思想が広まると、山伏たちが修行を行う修験道の山としても信仰を集めたようです。

そんな御岩山ですが、管理人が御岩山を初めて知ったのは、(たしか)2013年の11月頃。
その頃の管理人はパワースポット巡りがマイブームになっていまして、ネットで調べたところ、茨城県に日本最強クラスのすごいパワースポットがあるという記事がありました。
その場所が、こちらの御岩山でした。

どれくらいすごいのかというと、アポロ14号の宇宙飛行士エドガー・ミッチェルさんが宇宙から地球を眺めた時に、1か所、ものすごく光って見える場所があったそうで、緯度や経度を計算してみると、その場所は御岩神社・御岩山だったそうです。
こんな感じだったのでしょうか。

この方は月面に着陸した人でもあるのですが、宇宙に出た宇宙飛行士の人は少なくない方が、ある意味で神秘的な方面に関心を持つようです。
エドガー・ミッチェルさんでググってみると、UFOとか宇宙人、果てはケネディ暗殺など、いわゆるムー的な記事がヒットするので、そうした神秘的な方面に目覚めた人だったのでしょう。

それ故、事の真偽については、わからないと思われてしまいますが、おそらく、彼には光の柱が見えたのでしょう。
後年、エドガー・ミッチェルさんは御岩神社を訪れて、宮司さんに自身の体験と神社を訪れた理由を語っていったそうです(参考記事)。

そんなエピソードのあるパワースポットならぜひ行ってみたい、と思ったことがきっかけで、それ以来、だいたい半年に1回、5月のGWと9~11月頃に訪れています。

 

〇 御岩神社・御岩山訪問の経緯

管理人が御岩神社と御岩山を訪れたのは2018年5月4日のこと。一昨日ですね。

昨年は、オーバーワークでシャレにならないほど体調が悪く、連休中ずっと部屋に引きこもって寝るか、ブログを書くかしていたと記憶していますが、今年は、少し前に騒がれた「働き方改革」もあってか、それほどオーバーワークはしておらず、体調も悪くはなく、ちょっと遠出するくらいなら問題ない状況でした。

そこで、せっかくの連休、どこか出かけようということで、一昨年まで2年ほど、この時期に続けて訪れている御岩神社・御岩山に行くことにしました。
先に書いた通り、御岩神社・御岩山は日本最強級のパワースポットとして有名な場所で、管理人は、だいたい、半年に一度は訪れて、その不思議な力をいただいています。

もちろん、アニメとかであるような、ここを訪れると電気みたいなものが身体を走って不思議な力で満たされる!などという類のものではありません。
深い緑の中を歩いて回ることになるため、心が落ち着いたり、体が心地よい疲労感に包まれて、心身ともにリフレッシュできる、そういうところなのだと、私は理解しています。
そうした因果関係は措いても、管理人にとっては、訪れるとなんとなく、気力・体力ともに回復してくるように感じられるため、本当は3か月に1度行きたいところなのですが、諸事情により、実際は半年に一度ほど訪れるようにしています。

また、今回は、そうした定期的な訪問に加え、特別な意味もありまして。
前に西新井大師を訪れて厄除けをしていただいたお話を書きましたが、その後しばらくは悪いこともなく過ごせていたところ、ここ2~3週間の間に、痛風発作が繰り返し出たり、人間関係で色々あったりと、もはや、誰かに呪われているか、何か悪いものに憑かれているのかとしか思えないようなことが立て続けに発生していました。

せっかくの連休だから御岩神社に行こうかなと思っていたのに加え、色々な不運が起こっていたため、仏教系だけでなく、神道系の厄払いも受けようと思い立ちまして。
神社のホームページで調べてみると、祈祷をしてもらえるということなので、今年は、ただ単に気力・体力の回復だけでなく、祈祷もしてもらおうということで、御岩神社・御岩山を訪れた次第です。

今回の記事はここまでにして、次回、東京から日立駅、そして御岩神社に向かうまでのお話を書いていきたいと思います。

 

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