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【家飲みレシピ】ティータイム気分で「バスク風チーズケーキ」と東京の地酒「澤乃井 東京蔵人」をいただく
- 2021/5/19
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こんにちは
このブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
東京在住のMです。
今回は、東京の地酒「澤乃井 純米吟醸 生酛造り 東京蔵人」と「バスク風チーズケーキ」をご紹介いたします。
Contents
○東京の地酒「澤乃井 東京蔵人」
東京は3度目の緊急事態宣言となり、2年連続のステイホームのゴールデンウィークとなりました。
この家飲みのブログをやらせていただいた時から取り上げたかったお酒があります。
それは東京の西部、多摩川の上流にある奥多摩の銘酒、小沢酒造の「澤乃井」という地酒です。
キャンプやハイキングに行った時に蔵元を訪れて見学をし、併設の気持ちの良い清流ガーデンでお酒やお豆腐などをいただいた、心地よい思い出が詰まった酒造です。
どうせなら蔵元まで行って購入したいと考えていたのですが、如何せんこの自粛期間の最中、奥多摩まで足を運ぶこともままならず半ば諦めていました。
それが偶然にも、今回の緊急事態宣言発令直前に駆け込んだ百貨店で、澤乃井のコーナーができているのを見つけました。
嬉々として2本ほど購入してしまいました。
そのうちの一本がこの「澤乃井 東京蔵人(トウキョウクラビト)」です。
「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2020」で 金賞を受賞したというお酒。
これはピクニック気分で持ち歩くのも良いと思い、手軽なサイズの300mlを購入しました。
パッケージのデザインにもセンスの良さを感じます。
さらに英文での説明も丁寧にされています。
ところが、いざ緊急事態宣言が発令されてみると、外でも飲むなとの指示もあり、ピクニックでお酒というわけにもいかなくなってしまいました。
そこで、折角ですから、いつもの家飲みとは時間帯を変えて、ティータイム気分でこのお酒をいただいてみようと、「バスク風チーズケーキ」を作ることにしました。
このチーズケーキはコロナ禍が始まってから、家飲みの時間が増え、ワインのお供にと度々作るようになった一品です。
ワインとチーズ、この鉄板の関係でチーズを食べていると消費量が膨大になるので、それならかさ増ししておつまみ用に焼いてしまおうと考えました。
あちこちのレシピを参考にしつつ、お酒に合うようにさっぱりと甘くないケーキに仕上げました。
ケーキ作りというと、分量や作り方が繊細なイメージがありますが、ざっくりと測って混ぜて焼くだけなので、どうぞお試しください。
○お酒のお供に「バスク風チーズケーキ」
混ぜて焼けば、例え少し焦げても、焼きが少なくても、それなりに美味しくいただけます。
チーズやヨーグルトの分量もパッケージ丸ごとや、半分でできるので秤を使わずにできます。
ケーキ作りはちょっと・・・という方もチャレンジしてみてください。
「バスク風チーズケーキ」レシピ
材料(1ホール分)
クリームチーズ:200g
ヨーグルト:200g
砂糖(甜菜糖):約50g(大さじ5杯ぐらい)
小麦粉:大さじ4〜5
卵:3個
レモン汁:大さじ1(なくても良い)
作り方
① クリームチーズは電子レンジで少し温めるか、湯煎をして柔らかくする。
② オーブンは160℃に熱しておく。
③ ①に分量の砂糖を入れてよく混ぜる。
④ 卵を割り解して少しずつ入れながらよく混ぜる。
⑤ 小麦粉がダマにならないように、ザルなどでふるいながら入れて、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
⑥ 好みでレモン汁を入れる。
⑦ オーブンシートを敷いた型に入れる。
かなりサラサラした液体です。
⑧ オーブンに入れて160度で50分〜60分焼く
⑨ 竹串をさしてみて、さくっと刺さり串に何もついてこなければ焼き上がり。
⑩ 焼き型から外して網などの上にのせて冷ます。
ふっくらんでいたケーキは冷めると半分ぐらいの厚さになる。
これで出来上がり。
このケーキは焼き立ても美味しいですが、冷やして味を馴染ませると、乳製品のコクをしっかりと感じられます。
私は小分けにして冷凍保存しておきます。
<この料理のコツ>
・よく混ぜることだけです。
・焼き時間については、私は50分ぐらいから様子を見て判断しています。
焼き色がしっかりついている方が一層風味豊かになります。
○ワインの国のシェフが認めた味「澤乃 東京蔵人」に寄り添う「バスク風チーズケーキ」
この「澤乃井 東京蔵人」は、燗酒でも美味しいお酒に選ばれていましたが、この季節ですので、冷やしていただきます。
バルコニーで5月の陽射しを浴びながら優雅に・・・と、セッティングしたところ、にわかに空が曇ってきたので、急遽部屋の中に撤収です。
今年のGWは天候が不安定ですね。
さて、お酒の色はいかがでしょうか。
ほんのりと黄色みがかっています。
香りは、それほど強くありませんが、わずかにヨーグルトのような乳酸の香りがします。
味については酸味があり、サラッとした中に旨みを感じます。
甘くないのに、甘みがある。やや甘口、といっていいでしょうか。
多摩川の清流の甘味か、山の中で湧き出ている水のような喉越しと味わいです。
パッケージにはこんな言葉が書かれていました。
「酒は皆自分を生んでくれた水の記憶を持っている。蔵の井戸・山の井戸・存在を主張する水・さらりとかわす水・二つの水が一つになって澤乃井の個性をつくる」
脈々と伝われてきた伝統技法の生酛造り、引き継いだ技に、酒が持っている風土の記憶に思いを馳せながら、お酒を味わいます。
それではチーズケーキを食べてみます。
優しい酸味にほんのりと柔らかな甘さ。
口の中で滑らかにとろけながら、ゆっくりとチーズテイストが滲み出てきます。
とても穏やかなチーズケーキとなりました。
「澤乃井 東京蔵人」の酸味。旨み・甘味が、この「バスク風チーズケーキ」と仲良く手を繋ぎ合っているようです。
日本酒の酸味と香りから始まって、ほのかなチーズとヨーグルトの乳酸の香りで締める。
お酒と料理のふたつが合わさって完成されたデザートです。
さらに、日本酒をいただいてみると、日本酒の香りと酸味が薄くなり、これはまさに白ワイン。
もう一口。
今度は味が元の日本酒に戻りました。
それでも飲むほどに甘みが増してゆき、これはもうデザートワインです。
ワインのようにスルスルと飲んでしまいます。
フレンチのシェフが絶賛したという、店員さんのお話に納得。
このサイズのお酒にしておいてよかった。
お昼から飲みすぎちゃうところでした。
この日本酒を手に入れた時から、どのような場面、景色、料理でいただくかを考える時間がとても楽しく、予想通りのマリアージュに満足のひとときでした。
半ば強制ではあるけれども、折角手に入れたどこへも行かない時間。
いつもと違う方向から眺めて、食べて飲んで、作ってみると新しい喜びや発見があるかもしれません。
どうぞ豊かな時間をお過ごしください。
☆ 今回のお酒を買うならこちら
澤乃井 東京蔵人 [ 日本酒 東京都 720ml ] |
もしお気に入りいただけましたら、投げ銭などしていただけると、大変、嬉しいです♪
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