【家飲みレシピ】「澤乃井 吟醸 中汲み 生酒」には、お手軽調理で爽やかな「ピリ辛メンマ風」がお似合い

こんにちは

このブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
東京在住のMです。

今回は、「澤乃井 吟醸 中汲み 生酒」と、お手軽調理の「ピリ辛メンマ風」をご紹介いたします。

 

Contents

○清流のそばで育った「澤乃井 吟醸 中汲み 生酒」

ついこの間までは爽やかな気候だったのに、あっと言う間に雨模様が続き、紫陽花が似合う街景色になってきました。
いつだったか日本に滞在したことのあるインドネシアの女性に言われたことを、ふと思い出しました。
日本は忙しいですね。」と。

季節が変わるたびに何かしら行事やお祝い事が続くことが、彼女の視点からするととても忙しく映るのだそうです。
確かに気候の変化のあまりない国の人からすれば、そうかもしれません。

その中でも雨がしとしと降るこの月は静かですね。
雨音に耳を傾け、日本酒でもいただきましょうか。

、、、ということで、前回に引き続き、緊急事態宣言前に駆け込んだお店で購入したお酒の2本目「澤乃井 吟醸 中汲み」をご紹介いたします。

都心からも電車で気軽に行ける多摩川の上流、奥多摩の清流のそばにある小澤酒造のお酒『澤乃井』。
今回のお酒は、2021年4月製造のお酒で、限定販売なので、ラベルにナンバリングされています(『吟醸』の下の方)。

sawanoi-ginjo-nakagumi

何本かの中から選択させていただいたのは「103」、漢字にすると『富(とみ)』ですね。
縁起の良さそうな数字を手にすると、それだけで心の芯がぽっと暖かくなります。

今回のお酒は生酒で、フレッシュな味わいが特徴のお酒なので、あまり凝らずに簡単なあてを合わせてみたいと思います。
あては、旬も終わりになり、皮付きではなく、茹でた新筍が沢山店頭に並んでいたので、丸ごとメンマにしようと考えていました。
フレッシュな日本酒にフレッシュなメンマ・・・生酒の強さに合わせて、爽やかさとパンチを追加したいと思い、お酢をたっぷり使った「ピリ辛メンマ風」を作ってみます。

メンマも正しく作ると結構な手間がかかりますが、ここは簡単に『メンマ風』と、シンプルな材料で手早く調理します。

 

○たくさん作って便利、爽やか「ピリ辛メンマ風」

たくさん作ってお酒のあてに、ご飯のお供に活用してください。

「ピリ辛メンマ」レシピ

材料(筍1本分)

pirikara-menma_materials

筍水煮:1個(200g)
香味調味油(具入りラー油):大さじ1〜2
醤油:小さじ1
鶏がらスープ(顆粒):大さじ1
胡椒:適量
酢:大さじ3

作り方

① たけのこの水煮の穂先の部分は、櫛形に硬い部分は繊維に沿って2ミリの短冊切りにする。

pirikara-menma_cook1

② 香味調味油と共に炒め、鶏がらスープを加えてひたひたになるくらいの水または酒を加えて煮詰める。

pirikara-menma_cook2

③ 水分がある程度無くなってきたら、醤油と胡椒で味を整え、酢を入れてひと煮立ちさせたら完成。
バットなどに入れて冷ます。

pirikara-menma_cook3

<この料理のコツ>
・酢を入れたら香りが飛びすぎないように手早く仕上げてください。
・本来はごま油とラー油、鷹の爪などで作りますが、味が完成された「香味油」や「食べるラー油」などを使用するとお手軽です。
・辛さは好みで調整してください。

 

○それだけでも美味しい「澤乃井 吟醸 中汲み」に、無限筍「ピリ辛メンマ風」はいかに・・・

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まずは日本酒から、良く冷やしていただきます。

やや黄色みがかった色味にあっさりとした上品な香り。
アルコール度数17度というだけあり、ねっとりとした舌触りの中にもしっかりとしたアルコールを感じますが、それがまた旨い。
吟醸酒を絞る中でも最も良質といわれる「中汲み」ならではの、バランスの取れた美しい日本酒です。

酸味はあまりなく、どちらかといえば辛口ですが、原酒の力強さの方が前面に出ているようです。
何よりも、お酒をいただいた後に、舌にじわっと日本酒が染み込み、唾液の分泌を促し、それがまた心地よい味わいとなって残る、後味の引きがとても強く感じます。
個性があるのに、それらが洗練されてまとまっており、バランスが優れたお酒です。

販売の店員さんが、「これはもうそれだけで十分美味しいですから」と力を込めて何度もおっしゃっていたのも頷けます。

「筍はちょっと味が強かったかな。」
と、思いつつ「ピリ辛メンマ風」をいただきます。

これはこれで、十分美味い!
たっぷりのお酢の中で調理したので、酸味は当然の事ながら、筍の味が深い。
見た目ほどの辛さはないのですが、後からじんわりと爽やかな辛さが滲み出てきます。
「澤乃井 吟醸 中汲み」とともに、「ピリ辛メンマ風」も唾液の分泌効果大です。
まさに、箸が進んでしまう「無限筍」。

この後の中汲みは果たして・・・
「いやいや負けません」
クセはややうすくなりますが、個性はしっかりと残っていて、「原酒の良さは変わらない」そういう表現がぴったりです。
無限筍に無限「澤乃井 吟醸 中汲み」の組み合わせは、喜びに満ちた心持ちになります。

前回のブログでも書きましたが、私にとって澤乃井のお酒は親しんだ味。
酒造のある奥多摩は私自身がその風土の中に何度も身を置いていた場所でした。
だからこそ、心がストンと落ち着く懐かしさを感じ、清流や山の景色を思い起こしながらいただけます。
今、この時移動せずとも、心は旅をしているような感覚を味わえます。

この春に里帰りができなかった方は、是非、故郷の地で醸された日本酒を召し上がってみてはいかがでしょう。
初めて手に取った銘柄でも、どこかに親しんだ故郷の水や空気を感じられる事と思います。
雨の情景を眺めながら、静かに四季の移ろいを味わうのも一興ですね。

今年のお盆には、皆様が故郷の地で懐かしい味を堪能できることを願っております。
どうか、日々の健康に気をつけてお過ごしください。

 

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