【家飲みレシピ】復興支援のお酒「瑞鷹 熊本城」と「揚げ塩豆腐」で濃厚な南の味のハーモニー

 

こんにちは

このブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
東京在住のMです。

東京は梅雨真っ盛り。
ジトジトとした日が続いているかと思いきや、南の地域では既に梅雨明けの声が聞こえてきそうです。
梅雨前線は桜前線と共に日本の国の広さや距離感を感じる時期でもあります。

今回は、火の国の純米酒「瑞鷹 純米酒 熊本城」と「揚げ塩豆腐」のご紹介です。

火の国の純米酒、気合の入ったパッケージを眺めつつ思いついたのが、「揚げ出し豆腐」ならぬ、「揚げ塩豆腐」です。
見た目はすっきりとしていながらも、コクのあるこの料理は、オリジナル・思いつき料理です。
簡単ですので、是非お試しください。

 

Contents

○熊本人の思いを感じる「瑞鷹 純米酒 熊本城」

越県もO Kとなった日に、熊本の日本酒をお土産にいただきました。
熊本県人の象徴「熊本城」をタイトルにしたお酒、「瑞鷹 純米酒 熊本城」です。

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加藤清正公が築き、全国の名城の一つに数えられる熊本城が大地震により崩壊してからすでに4年。
そのお城の復興にかける思いは、このパッケージからも伝わります。

優美なお城の石垣を模したような箱の形。
この丸印は「蛇の目の紋」と呼ばれる加藤清正公の家紋です。

この地の人たちの飲み水は、すべて雄大な阿蘇山から流れ出た地下水だという位、熊本は水の美味しい地域です。
人々が大切にしてきた水と熊本産米華錦を100%使用し、その風土で醸した純米酒。
風土が作る味わいと想いの凝縮したお酒を前にして、身の引きしまる思いです。

 

○ふわりと上がった「揚げ塩豆腐」は凝縮した豆腐の味

揚げ出し豆腐は、温かい出汁醤油に浸して食べますが、「揚げ塩豆腐」は豆腐そのものについている塩味と、ワサビオイルでいただきます。

実は、私は揚げ物を作るのが苦手でして。
その私が失敗しないよう、豆腐の衣がずるりと剥がれないようにと試行錯誤して行きついたのは、衣に上新粉を使う事でした。
ここでは塩豆腐(豆腐の塩漬け)を作る所から入りますが、市販のものがあれば、水切りの必要もなくもっと手軽にできます。

 

<h3>「揚げ塩豆腐」レシピ</h3>
材料(2人分)

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豆腐:1/2丁(今回は木綿ですが絹の方がより美味しいです)
塩:大さじ1杯半(豆腐の下味用)
アスパラガス:4本

上新粉:大さじ3(片栗粉でも可)
サラダオイル:大さじ3

トッピング
オリーブオイル:大さじ1(サラダオイルでも可)
すりおろし山葵(チューブ):小さじ1
すりごま:小さじ1

作り方
1. 豆腐の全面に塩を塗り、キッチンペーパーに包んで、冷蔵庫でゆっくりと2時間ほど水切りをする。
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② アスパラガスは茎の硬い皮の部分をピーラーでむき、2つに切る。

③ 水切りした豆腐は水分を拭きとり、8等分にして上新粉をまぶす。
揚げ出し豆腐の半分ぐらいの一口サイズ。
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④ フライパンにサラダオイルをひき、熱くなったところで中火〜強火で豆腐を全面揚げ焼きにする。
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⑤ 豆腐が焼き上がったら、無駄なオイルをキッチンペーパーで拭き取り、アスパラガスを焼く。
⑥ オリーブオイルにワサビを入れて乳化するまでよく混ぜる。
⑦ 揚げた豆腐にワサビオイルをポツポツとふりかけ、すりごまをトッピングしたら出来上がり。
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<この料理のコツ>
・豆腐の水切りはそれぞれのご家庭のやり方で行ってください。私は切れた水が浸からないように底に段差のある容器に入れて水切りします。
・多めの油で焼き上げるようにしていますが、フライパンに接している豆腐の面がしっかりと固まるまで動かさないようにしてください。もしくっついてしまうようなら、油を足して普通に揚げてください。

 

○お城のようにどっしりとして濃いお酒

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料理が冷めないうちに「瑞鷹 純米酒 熊本城」をいただきます。
お酒を口に含む前から、柔らかい香りがふんわりと漂います。

一口いただいた感想はまず「濃い!」。
やっぱり南のお酒だなあという感想です。

芳醇で甘みがあり、どっしりとした強さを感じます。
しかもそれが上手に纏まっている。
強さの中に柔らかさを持っている、頑健でありながら全体像が美しい、まさに熊本城のようなお酒ですね。

 

それでは「揚げ塩豆腐」をいただきます。
塩漬けにされた事により、チーズのようにねっとりとした味わいとなり、上新粉の薄衣でからりと上がった豆腐は、ふんわりさっくりとしています。
また、見た目の淡白さにかかわらず、塩味がしっかりしみているところに、ワサビオイルの刺激がメリハリのある演出となっています。

そのあとでいただく「熊本城」は先ほどの濃厚さとどっしりした味わいが和らいで、なんとも穏やかな風味になります。
豆腐のきめ細やかさが口の中に薄い膜を作ってくれたかのように、じわりと日本酒の香りと米の旨味が染み広がってゆきます。

その後に食べる豆腐はまた塩味が甘みともなって豆腐の味を膨らませてくれる。
油で揚げているのに、油っぽさを微塵も感じさせない、食事のうまさを引き出す日本酒です。
それでいて、日本酒自身も包み込むように変化する。

揚げ物と日本酒、意外にも合うのですね。

付け合わせのアスパラガスは、旬の緑の味の濃さ・強さが「瑞鷹 純米酒 熊本城」の濃さをさらりとかわします。
アスパラガスのアクのせいか、アルコール分だけががピリッと舌に残り、さらに違った味わいを見せてくれます。

 

これまで、私が東京在住ということもあり、日本酒は関東甲信越以北のものを飲む機会が多かったような気がします。
特に九州については焼酎のイメージを強く持っていました。
ところが、今回日本酒を飲んでみて、その風土が水にも米に美味しさとなっても現れており、日本酒のおいしさや奥深さを再認識しました。

揚げ物でさえ、さらりと食べ合わせてしまう、火の国の日本酒を初夏にいただく。
これからの暑さに備えて力がみなぎってくるような気持ちになりました。

美味しいものを食べる、飲む、その喜びは健康の源ですね。

 

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【日本酒】 熊本県 瑞鷹 熊本城復興支援 純米酒 熊本城 720ml

 

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