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用賀の「Cafe and Dining Paco」で季節の魚メニューに「磯自慢 本醸造」を合わせてみました!
- 2018/10/8
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こんにちは。
このブログをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。
今回のお店は、用賀にある「Cafe and Dining Paco」さんです。
Contents
〇 Introduction
「用賀」といえば、もちろん、田園都市線にある、世田谷区の用賀です。
というとピンとくる方もいらっしゃると思いますが、はい、今回の記事は管理人が書いたわけではありません^^;
管理人が住んでいるのは東京の北東の方、浅草周辺。
仕事場は六本木で東京の真ん中あたりになるので、どうしても東京の西や南の方にある街には外出する機会が少なくなってしまいます。
その結果、管理人が書く記事は銀座線沿線の街のお店ばかりになる傾向があるのですが、やはり、これだと記事に多様性がなくなってしまうなと思いまして、管理人以外の方に、記事を書いて頂くことにしました。
今回の記事を書いて下さったのは奈良さん。
都内で紅茶・ハーブティーの卸会社に勤務されている方で、お茶だけでなく、コーヒーや、日本酒、ワインなどのアルコール飲料の勉強もされていて、婚活パーティーで日本酒の講師を務めたご経験もあるそうです。
また、「ならカフェ」というブログサイトを運営されていて、カフェ研究や資産運用、ウイスキーなどについて語られています。
それでは、奈良さんの記事をお楽しみください☆
こんにちは。
今回初めて記事を書かせていただきます奈良と申します。よろしくお願いします。
東京都世田谷区用賀にあるCafe and Dining Pacoさんにて美味しい料理と日本酒をいただいてきたので、紹介させていただきます。
〇 住宅街の2階、隠れ家のような佇まいの「Cafe and Dining Paco」
東急田園都市線の用賀駅東口から徒歩7分、駅周辺の飲食店が多く立ち並ぶ道を抜けて、住宅街に入って少し進んだところにCafe and Dining Pacoさんはあります。
1階は、coperieというオシャレなパン屋さんで、2階がPacoさんになります。
赤い背景に白地でPacoと書かれたサインと、階段下の看板が目印になります。
周りは住宅街で少し暗いですが、お店はきれいにライトアップされていますね。
〇 ”野菜をおいしく食べられる”がコンセプトのカフェダイニング
Pacoさんに食事に行けば、新鮮な季節の野菜をたっぷりいただけます。
写真は、デリ盛り合わせ。
日本酒を始め、ビール、白ワインなど、どんなお酒にもバッチリ合う素敵メニュー!
ゴボウのスライスが、見た目も美しく、ふわりとした食感も楽しめ、手をかけた料理人の仕事っぷりを感じます。
デリやサラダ系のメニューだけでなく、ハンバーグなどのメインの肉料理にも、歯ごたえのあるゴボウやレンコンといった根菜が練りこまれていたりして、野菜がたっぷり入っています。
どのメニューをオーダーしても何気なく野菜が取れちゃいます。
〇 日本酒は、店主の出身地「磯自慢 本醸造」
Pacoさんのグランドメニューにある日本酒は、店主の出身地である静岡県焼津市の「磯自慢 本醸造」、1種類です。
日本酒は、季節のオススメがあるときや、お客さんからの要望があれば、シーズンメニューに追加することはあるみたいです。
2018年9月の時点では、クラフトビールフェアをやっていて、ビールのメニューはかなり豊富でした。
磯自慢ですが、2008年に北海道洞爺湖サミットの初日、福田首相主催の夕食会の乾杯酒として採用されて知名度が高まり、一時入手困難となる人気の日本酒となっています。
Pacoさんで取り扱っている磯自慢は、主に静岡県内にのみ流通している本醸造です。
地元民だからこそ入手できる、レアものを飲むことができます!
こちらの本醸造は、山形県産キヨニシキをメインの酒米として使用し、65%まで精米。
低温醸造でゆっくり丁寧に仕込んだ、吟醸香の香る爽やかな仕上がりとなっています。
コクのあるフルーティーな甘みが特徴で、メロンやバナナ、洋梨を思わせる、芳醇な甘い香りが楽しめます。
酸味が少なく、濃厚な甘みがあり、丸みのある口当たりで、柔らかく消えていくフィニッシュが心地よく、スルスル飲んでしまう日本酒です。美味い。
アルコール度数は15〜16度ですが、しっかりした甘みと雑味のなさによって、アルコールの強さを感じることは全くなく、思ったより飲みすぎた!ということがないように気をつけて飲んだほうが良い日本酒です。
〇 魚メニューとの相性が最高!
店主に、日本酒と合うオススメのメニューは何でしょう?と聞いたところ、季節の魚メニューを勧めてもらいました。
魚は、日本酒と合わせる鉄板メニューですね。
さらに、磯自慢酒造のある静岡県は、自然環境に由来して陸、山、海、それぞれ豊富な食材がありますが、蔵のある焼津市の立地から、やはり「魚」とのマリアージュは特に意識して作られているのではないでしょうか。
写真は、カツオのカルパッチョ。
カツオの刺身×生姜が、最もメジャーな組み合わせかと思いますが、洋風のアレンジを加えてのカルパッチョ。
日本酒がどんどん進みます。
そしてこちらは、サンマの肝焼き。
秋といえば、サンマ!口に含んだ瞬間、脂の旨味でとろけます。
日本酒を口にして、旨味を洗い流し口の中をフラットに。
脂の乗った濃厚な旨味と日本酒のハーモニーは、この世の至福を味わえる最高峰の組み合わせではないでしょうか。
磯自慢は、甘みが特徴的な日本酒ですが、甘ったるさとは全くの無縁の味わいで、食材ともしっかり合います。
特に、少し甘さを感じるような和食の煮付け料理とは、お互いの甘みを引き立てあうような、それぞれの長所をより実感出来る、素晴らしいマリアージュを体験できます。
Pacoさんの料理は、ほのかな甘みを感じる味つけも多く、磯自慢とのマリアージュにぴったりなメニューが揃っています。
近くに住んでいる方はもちろん、都内在住の方であれば、 このマリアージュを楽しむために、足を伸ばす価値のあるお店だと思います。
気になる方はぜひお店をチェックしてみてください。
☆ 今回のお酒を買うならこちら
磯自慢 しぼりたて 本醸造1.8L 磯自慢酒造 |
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