博多といったらこれ!「大ちゃん」の屋台メシに「白鹿 超辛」

 

福岡の特派員Nです。
今回は、2年ぶりくらいに訪れた博多の屋台からお伝えします~

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Contents

〇 「屋台にいくぞー!」

福岡の繁華街、博多や天神には多くの屋台がありますが、実は、地元の人は、いつもいつも行っているわけではありません。
飲み会の帰りにふと屋台が目に入って「じゃあ、ちょっと1杯だけ」と寄ってみたり、他県からのお客さんの希望に沿って行ったりするくらい、という人が結構います。

屋台=屋外なので、暑い、寒い、風が強い、急な雨などの天候に左右されたり。
女子的に言うと、カバンは足元かヒザの上か、店舗によっては屋台の屋根の上に置くので、
いろいろと逆算して準備しておかねばならないこともあります。

でも、いざ行くとなると――――― もう、ワクワクが止まりません!
日常に突如現れたアトラクション、という感覚です。

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〇 今日の屋台は「大ちゃん」

屋台は、大通り沿い、川沿いなど、まとまって立ち並んでいる場所もあれば、
ぽつりぽつりと点在していたりもします。

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今回訪れたのは、全国放送のテレビ番組でもよく映される中洲エリアの屋台「大ちゃん」です。
(「春吉橋東」の交差点の南側、那珂川通り沿い)
中洲のネオンが水面に光って、時折そよぐ川風がとても心地よい場所です。

屋台「大ちゃん」は、私の知り合いの知り合いの「大ちゃん」さん(男性)が営んでいます。
ちなみに、福岡の屋台の名前は、なぜか「ちゃん」がつくことが多いです。

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中をのぞくとこんな感じ。
屋台をぐるりと囲むコの字型の席で、私が座ったのは端っこ。よい眺めでしょ♪

この屋台は大きく、テーブル(カウンター)も長めで、従業員さんも多め。
お客さんがひっきりなしに訪れ、いつも満席。そばで待ってる人もいます。

 

〇 明朗会計!

ひと昔前は、お会計が怪しい…という屋台もあったそうですが、2013年に日本で初めて屋台基本条例が制定され、ルールの明確化、環境整備がされました。
この法律により、屋台は清潔に、おいしく、楽しく、飲めるようになったのです。

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屋台の外側にぶら下げてあったメニューボードです。
価格表示もあって安心。しかも韓国語、中国語の表示まで
どおりで!外国人観光客も多いです。

さて、屋台には風よけシートが張ってあるので、その内側は、おでんの温かさでポカポカ。
そんなわけで、とりあえずは冷たい瓶ビール。

それから料理。
最初に注文したのは「牛すじ煮込み」。

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つづいては、牛タンステーキ

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〇 そろそろ、燗つけてくださーい!

このあたりで飲みたくなるのが、日本酒の熱燗です♪
肌寒くなった季節に屋台で熱燗だなんて、地元民でも憧れのパターンです。

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何の銘柄かな~と思って作業台をのぞいてみると、
「白鹿 超辛」と書かれた一升瓶が。

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上撰 黒松白鹿 超辛 本醸造」、辰馬本家酒造株式会社(兵庫県西宮市)の熱燗です。
大関、日本盛などと並ぶ日本屈指の酒蔵のお酒です。
一口いただくと、しっかりした香りに、キレのある後味、存在感がどっしり。

白鹿の公式HPをみてみると、「燗あがりする辛口の灘酒」と書いてあります。
燗あがりとは―――――

ズバリ、お燗をすると上手くなるお酒のこと。
甘味は体温に近づくにつれて強く感じ、酸味は温度が高いほどやわらかく感じるため、およそ50度の熱燗は、その甘味と酸味がまろやかになるんだそうです。
全国熱燗コンテストで最高金賞を受賞したこともある銘酒です。 (公式HPより)

納得!

 

〇 「白鹿 超辛」と大ちゃんの料理

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それでは、組み合わせてみます。

牛すじ煮込み、牛タンステーキ、そして、おでん。
これはもう、雰囲気も手伝って、すべておいしい!に決まっています。

―――――というツマンナイ答えになってしまって申し訳ないのですが。。。
本当に、どれを一口いただいても「くーっ、おいしいーっ!」という言葉が出ます。
濃い味付けのお料理にもしっかり合います。

屋台にいると、その賑やかさに飲み込まれてしまって味わうのを忘れがちになりますが、「上撰 黒松白鹿 超辛 本醸造」の熱燗なら、そんな喧騒なんかものともせず、ドーンとしっかり日本酒の味を感じさせてくれます。
熱燗にして、香り、味わいがどっしりした日本酒がこんなにマッチするなんて。
このくらいの腰のあるお酒でないと屋台では通用しないのかも知れませんね。

そして、、

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博多の屋台のシメは、もちろん、豚骨ラーメンでした。

 

〇 屋台のゆくえは?

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さてこの屋台、閉店後はどうなるかご存知でしょうか。

戦隊モノのロボットのようにパタパタと折りたたまれてコンパクトにしたら、専用の駐車場に運ばれ(車で牽引するか、人が引く)、翌日は再び定位置まで運ばれて、パタパタと広げられる、の繰り返し。
なかなかの作業量です。
なので、屋台の出し入れ作業を請け負う専門の業者さんに頼むお店も多いです。

 

屋台は、他のグループのお客さんと会話が弾んだりしますし、ミラクルな楽しい空間です。
観光客も多いですが、もちろん一人で飲んでる地元のサラリーマンもいます。
福岡にお越しの際は、ぜひ一度のぞいてみてください。

今回は、みんな初対面だけど仲間なのかも?と錯覚する、屋台の現場からお伝えしました~

 

☆ 今回のお酒を買うならこちら

佳撰 白鹿 超辛口 1.8L 1本

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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