【東京・四谷三丁目】「花見や」散策したくなる街、荒木町の路地裏で乾杯

 

こんにちは。

このブログをご覧いただきましてありがとうございます。
東京在住のMです。

今回は四谷三丁目にある隠れ家的なお店に伺いました。

 

○ 四谷三丁目の路地裏の隠れ家「花見や」

地下鉄丸の内線の四谷三丁目駅と都営新宿線の曙橋駅の間に荒木町という街があります。
すり鉢状の窪地になっていて細い坂道の多い地形に、暗渠の後のクネクネと曲がった細い路地、そこにかつての花街の面影を残した区画
都心の中に何箇所か残っている古い坂のある街、歓楽街とはまた違った風情のある大人の街です。

四谷三丁目の駅を降りて新宿通りを四ツ谷方向に歩くと、左手にあるのが荒木町。
北に向かう道の一つ「車力門通り」を入り、沢山ある脇道の小さな路地の突き当たりに、今回のお店「花見や」があります。
入り口には提灯が並んでおり、祭り好きの江戸っ子はワクワクしますね。

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店内にはレトロなポスターや昭和の時代の看板。
BGMまで1970年代の音楽が流れているという、年齢層高めの人にとっては寛ぎの空間です。

tokyo_yotsuya-sanchome_hanamiya_tennai

こちらはメニューです。

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メニューもよくある居酒屋のメニューとは違い、あまり見かけない名前の料理があります。

こちらはお通し。

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健啖家の友人が到着するまで、ビールで喉を潤しているところに来たお通しは、ほんのり柚の香りがする醤油が染みた白子豆腐と焼き鱈子。
この白子豆腐は店主自ら作った絶品ものです。
濃いめの味の「あて」にちびちびと箸をつけながら、何を食べようか、飲もうか考えているひと時がまた格別ですね。

 

○ 「純米 吟望 天青 朝しぼり」

ふと、壁を見ると「天青」の文字が・・・・
これは昨年の秋口に成城学園前の居酒屋で飲んだお酒です。
神奈川県茅ヶ崎の地域限定のお酒、12月に限定出荷されると聞いていたので、是非手に入れて飲んでみようと思っていたのに、うっかりと年を越してしまいました。
これは新年早々縁起が良いとばかりに注文します。

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神奈川県茅ヶ崎市の熊澤酒造からの直送だという朝しぼり「天青」。
直汲み無濾過生原酒で、まさにしぼりたての本生です。
私は居酒屋で日本酒の瓶を出して持って来ないお店では、瓶を見せてくださいとは言わないのですが、しぼりたての「天青」と聞き、我が儘を言って出していただきました。

昨年いただいた「特別本醸造 天青」のアルコール分18%に比べて今回の「純米 天青」は17%です。
それでもアルコールの香りにスイカのようなみずみずしい香りを伴い、舌触りはさらりとし、フレッシュでありながら荒々しさも感じます。
前回も感じたのですが、「さぁぁぁっ」という感じがするのです。

味覚的には突出した強さのない、いい意味でそれ以上でもなく以下でもない清々しいお酒です。
新酒なので発泡具合はどうかと思っていたのですが、すでに開栓してあったので、あまり感じませんでした。
元々そうなのか、でもこれはこれで十分なように感じます。

「純米 天青」の後にお通しの醤油の滲みた白子豆腐を舌に乗せると、無垢な天青に新たな味が加わり良いアクセントになります。
鱈子の塩味はむしろ甘みが増してきます。

 

○ 一味違う料理と厳選された日本酒メニュー

お店の一押しメニューと言う「小肌ジャーキー」が来ました。

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ビーフジャーキーっぽいのかとの予想とは違い、軽く干したぐらいの感じです。
ほのかにする燻製の香りの中に、小肌の味が凝縮されていて、皮はしっかりと半生の状態。
最初の一口よりも、ゆっくりと噛んでいくうちにジュワーと口に広がる青魚独特の旨味と酸味が、確かにビーフジャーキーの後味と似ています。

小肌ジャーキーの後に飲む「天青」は澄んだ水のようにさらりとした感触になります。

 

続いて出てきたのは「白子ポン酢」

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白子の量もたっぷりですね。
お通しの白子豆腐のおいしさで、追加注文のイメージです。
たっぷりのネギの食感と苦味が、ねっとりとした白子との良いコンビネーションになります。

「天青」の無垢な味は、「白子ポン酢」と合わせると白子の甘みがさらに増します。

 

○ 二杯目「辛口吟醸 佐久乃花」

「花見や」は他にも魅力的な日本酒がメニューに並んでいます。

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しかも値段が安い

「天青」で盛り上がったところで、長野県の佐久乃花酒造の「佐久乃花 辛口吟醸」を頼みました。
精米歩合が吟醸酒の場合60%というのが多い中、59%という微妙な数値。
この1%には何があるのでしょう(笑)

まず一口飲んで一言、「美酒」です。
辛口はもちろんですが、その辛さが鼻に抜けずにさらりとしたクリアなお酒として印象が残ります。
柔らかいながら、磨かれた香りで程良くしめているところが吟醸酒、良く磨いた1%の部分でしょうか。
ブレのない日本酒という感じです。

白子ポン酢と合わせると、白子の旨味が凝縮され、「佐久乃花 辛口吟醸」はますます柔らかくなります。

 

○ 名物「つるしどり」

それから、お店の名物「つるしどり」が来ました。
ぷっくりとして見るからに美味しそうです。

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味付けした鳥を吊るし、皮を乾燥させて焼くのだそうです。
乾燥させた事で皮は薄めでパリッと仕上がり、身はジューシーで柔らかく、鳥の旨味がしっかり残っています。
ほのかなスパイスの香りがまた食欲を刺激します。

「佐久乃花 辛口吟醸」と合わせると、柔らかくさっぱりと口の中で解れます。

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「つるしどり」の美味しさに、もう少し飲みたいと京都松本酒造の「澤屋 まつもと 純米」を注文します。

吟醸酒の後だけに純米ならではの香りと酸味が広がります。
さらにその味が下顎に残る余韻がまた後味となり、それでいてすっきりとした味わい。
京都のお酒というと甘いという印象がありますが、こちらは珍しく辛口です。

「澤屋 まつもと 純米」の後に「つるしどり」をいただくと、鳥の香辛料の香りがより引き立ちお酒の香りと共に口の中で膨れ上っていくようです。
残念ながら他の料理は食べてしまっていたのですが、この相性の良さに。食べ切れるかと思っていた量も完食してしまいました。

 

今回伺った荒木町「花見や」は、少しばかり敷居の高そうな大人の街にありながらコスパも良く、しっかりと考案された料理に厳選されたお酒と、店主のこだわりが見え隠れする何度でも通いたくなる居酒屋でした。

本題とは関係ありませんが、トイレもクスリとするこだわりと面白味を演出していました。
どんな面白みかは、実際に訪れて確かめてみてください。

ごちそうさまでした。

 

☆ 今回のお酒を買うならこちら

澤屋 まつもと純米 1.8L

 

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