【東京・阿佐ヶ谷】「MiwaMiya」阿佐ヶ谷の日本酒バーでこだわりのマリアージュ!

 

こんばんは。

このブログをご覧いただきましてありがとうございます。
東京在住のMです。

今回はお酒大好きな友人と3人で訪問した、阿佐ヶ谷の日本酒バー「MiwaMiya」の記事です。

 

Contents

○グルメな店が発祥する街「阿佐ヶ谷」

車やバイクに乗る人で城西地区に縁のある人なら知っている中杉通り。
その通りは、地下鉄丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅とJ R阿佐ケ谷駅を結んでいる街路樹が美しい真っ直ぐな道路です。

青梅街道からこの道に入った途端、夏は緑のトンネル、秋は紅葉に包まれ一瞬にして空気が変わるのを感じます。
この中杉通りに面して南阿佐ヶ谷と阿佐ケ谷駅の真ん中あたりに日本酒バー「MiwaMiya」があります。

この街にはこだわりの専門店や隠れ家のような店も点在し、ここから有名店へと成長したお店も多いと聞きます。
この「MiwaMiya」も地元の方から美味しいお店として教えていただいたお店です。

 

○日本酒バー「MiwaMiya」

今回はお酒好きな同世代の女性と3人で伺いました。
お店の目印は、ビルの地下一階に向かう階段の入り口下がっている

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この暖簾だけです。

よく見るとお酒のメニューだけがさりげなく外壁に貼ってありました。

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店内はいかにもバーという雰囲気の黒を基調としたシックなインテリア。

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テーブル席もあって、3組ほど座れます。

 

○気のおけない仲間との飲み比べ

瓶ビールで喉を潤しているところにお通しが出て来ました。

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人参の甘みが美味しいサラダです。
イタリアンやビストロであれば、もう少しオリーブオイルの味が強くなりそうですが、鳥ササミと合わせたさっぱりとした味です。
こういう味付けならば・・・と、私達も日本酒に向けての心構えが整ってきます。

こちらは料理メニュー。

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料理も思いの外充実していて、女性受けしそうなものばかりです。

 

○1杯目「No.6 R-type 純米無濾過生原酒」

さて、日本酒です。
まずは秋田県新政酒造の「No.6 R-type 純米無濾過生原酒」。

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発泡具合も素晴らしく、ワイングラスで提供されるともはや「泡もの」にしか見えません。

名前のごとく「6号酵母」を用いてその魅力をダイレクトに表現することを目的に醸造されているそうです。
この生原酒は蔵内でのマイナス5度以下の貯蔵管理体制、そして厳選された銘酒専門店のみで販売することで品質維持に気を使っているそうです。

中でもR-typeは他のX・S-typeに比べると精米歩合65%でカジュアルなタイプです。
この「No.6」は生酒ながらの旨味と甘味、さらに酸味があります。
これらの様々な味を、口に広がる発泡感とよく冷えた口当たりの心地よさでキレ良くまとめ、楽しい気持ちにさせてくれる華やかなお酒です。
言い換えるならば贅沢な食前酒のようです。

 

○2杯目「ゆきの美人 秋しぼりたて 純米吟醸生」

次のお酒は秋田県秋田醸造の「ゆきの美人 秋しぼりたて 純米吟醸生」。

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こちらも微発泡で爽やかな香り。
軽くてフルーティーでありながら、じんわりと米の香りと柔らかさも感じ、まさに秋田美人なお酒です。

こちらは精米歩合55%と吟醸なだけに磨いてますね。
同じ秋田で生酒でありながら、「No.6」と「ゆきの美人」はキラキライケメンと育ちの良いお嬢様ぐらいの違いがあります。

 

○3杯目「赤武 N E W B O R N 中取り純米 無濾過生原酒」

3杯目は岩手県の赤武酒造の「赤武 N E W B O R N 中取り純米 無濾過生原酒」です。

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東日本大震災から復活した蔵元のお酒です。
六代目古舘龍之介氏を中心に若き蔵人たちが情熱を込めて作りあげた新酒です。
「No.6」程ではありませんが、こちらも中々の発泡感。

フレッシュな中に甘味や酸味もあり、それでいて少しの苦味も感じます。
無濾過のわずかな雑味がまた味わいとなります。
「赤武」の名前に相応しく、どすんとする力強さにクリアな喉越しと、アルコール好きがはまりそうなお酒です。

同じ東北地方の生酒でありながら「No.6」「ゆきの美人」「赤部」3つのお酒のそれぞれの違いが楽しめました。

 

○日本酒むけに繊細に作られた料理

それでは、お料理と合わせていきましょう。

こちらのお店を教えてくださった方から是非食べてみてくださいと、お勧めされていたのは「鶏レバームース」。

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非常に滑らかで、清らかなムースです。
レバーの美味しいところだけを薄味で上品にまとめています。
友人は「ホールごと食べたい」と絶賛していました。
それだけ、お店の方が日本酒に合うように工夫されているのでしょう。

私自身は、日本酒とレバーの組み合わせに少しだけ不安がありましたが、それは杞憂でした。
「No.6」ではレバーの香りがお酒の味わいを透明にし、「ゆきの美人」ではレバーの塩分を引き立て、お酒の味と共に余韻を楽しめます。
また、「赤武」においては日本酒もレバーもどちらも一層味が際立つように思いました。

 

次に頼んだ料理「イチジクとモッツアレラチーズのマリネ」が来ました。

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これは見た目も何もかもワインのお供という感じです。
イチジクの酸味・甘味のある味が、淡白な味のモッツアレラチーズと上手にマリネされていてなんとも美味です。
さらに塩気のあるジュレが、全体を和風にまとめています。

お店の方によると、これは酒盗ジュレなのだそうです。
確かに、ほんのり魚の発酵した味がします。
この繊細な味の演出にお店の心意気を感じました。

さて、生酒3種との相性はいかがでしょうか。
発泡したどの酒でも、酒盗のジュレの塩分と香りが口の中にじゅわーっと広がる感覚を楽しめます。

フルーツの甘さとマリネの酸味がお酒と交わると、イチジクの味と日本酒の旨味がゆっくりと後を引きます。
生酒のフレッシュさが合うのでしょうか。

さらに、やや発泡具合が落ち着いたところで、「イチジクとモッツアレラチーズのマリネ」とそれぞれを飲み比べてみると、お酒一つ一つの個性が現れてきます。
「No.6」はよりフレッシュに、「ゆきの美人」はよりフルーティーに、「赤武」はよりアルコール感を引き出します。

美味しい日本酒とマリアージュを意識した料理に喜びを感じながら、「MiwaMiya」でのまだまだ食事は続く、のですが、紙幅の関係で、続きは次回になります。

 

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新政 No.6 R-type 特別純米 無濾過生原酒 740ml

 

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