丹波の名水が生んだ「小鼓 純米吟醸 花吹雪」と「旨辛アボンジ」で夏を快適に元気に

 

こんにちは

このブログをご覧いただき、ありがとうございます。
東京在住のMです。

今回は、「小鼓 純米吟醸 花吹雪」と「旨辛アボンジ」をご紹介いたします。

 

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夏の夜にぴったり「小鼓 純米吟醸 花吹雪」

いよいよ夏本番。
長引くコロナ禍の中、少しづつではあるけれども、確実に人の流れは増えています。
飲食店もだいぶ活気を取り戻していました。

それでも、私の周囲では相変わらず、「コロナ感染」「濃厚接触者」の言葉が消えません。
まだ、遠方の高齢者に会いに行ったり、病院へのお見舞いに行ったりするにはハードルが高そうです。
とは言え、悲観ばかりしていても仕方ありません。
むしろメリハリのある生活、体調管理のできる生活が出来ると前向きに捉え、上手に息抜きをしてきたいですね。

さて、急激に暑くなった梅雨明け。
体がだるくなったりしていませんか。
冷たいものばかり食べると体が冷えて、かえって疲れを招いてしまいます。

ビールで乾杯も良いですが、そのような時こそ日本酒を召し上がってみませんか。
日本酒はアルコールの中で、唯一体を冷やさないお酒と言われています。
体に良い晩酌のあてをいただきながら、ゆっくりと日本酒をいただく夏の夜も乙なものです。

 

今回、いただくお酒は夏の夜にぴったりな「小鼓 純米吟醸 花吹雪」です。
芸術家「綿貫宏介」氏による、どっしりとした瓶のフォルムとラベルデザイン。
兵庫県の丹波「西山酒造場」で生み出された「小鼓」シリーズ。

丹波名水と杜氏が作り出す名酒。
さらに登録有形文化財まで有する西山酒造場。
1849年創業、その歴史を紐解けば、3代目蔵主は、かの俳人「高浜虚子」の一番弟子であったそうです。

かつて酒造がピンチに陥った時を救ったのも、高浜虚子だったそうです。
彼が清酒の銘柄を「小鼓」と命名し、「ここに美酒あり名づけて小鼓といふ」という句を詠みました。

そして、販売方法も画期的です。
俳句雑誌「ホトトギス」で「小鼓」を大々的に宣伝するだけでなく、今で言う雑誌からの通信販売を行いました。

酒造のH Pを拝見すると、酒造りに対する熱意はもちろん、その文化的な背景、経営戦略、あらゆるものが驚きに満ちています。

また、お酒に使用する水は竹田川の伏流水、創業以来使用している蔵の井戸水「椿寿天泉」です。
この水はグルメ漫画「美味しんぼ」でも紹介された名水
作品中の言葉は「口に含んだ時のふくよかな旨みが、いったん飲みこむと驚くほど早くスッキリと消える、実にいさぎよい味だ。」と、これ以上の褒め言葉はありませんね。

実にエピソードに溢れたお酒です。

 

惣菜と合わせるだけの「旨辛アボンジ」

お酒をいただく前から、良質なイメージが膨らんでしまう「純米吟醸 花吹雪」。
それに合わせて食事を作りたいと思います。

暑い頃ですので、火を使わない超簡単レシピ、森のバターと呼ばれる栄養価の高い「アボカド」と、惣菜「ぼんじりの串焼き」を合わせただけの一品です。
名付けて「旨辛アボンジ」。
夏の夜にぴったりな、熱い響きですねぇ・・・・

ぼんじりと言えば、焼鳥屋に行った時にいただく鳥の希少部位のイメージが強いので、手に入りづらいと思っていました。
しかし、スーパーでじっくりと見てみたら、惣菜コーナーで「もも肉串」や「ネギマ串」と同じように並んでいました。

そこで今回は、スーパーで売っていた「ぼんじり串」を使って調理していきたいと思います。

「旨辛アボンジ」

材料(2人分)
umakara-abonji_materials

アボカド:1個
焼き鳥ぼんじり串(タレ):3本

レモン汁:大さじ1
ニンニクチューブ:1センチ
油辣椒(玉ネギ入りラー油):大さじ1

ぼんじり串は、タレがたっぷりついたものを選んでください。
タレごと余すことなくいただきます。

作り方

① アボカドは、種と皮を取り一口大に切る。
アボカドの処理の詳細はこちらで説明しています。

umakara-abonji_cook1

② レモン汁をかけてアボカドの色止めをする。
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③ ぼんじり串は電子レンジで温め、串を回しながら肉から引き抜く。
チューブニンニクと油辣椒を混ぜ合わせて肉に加え、味を馴染ませる。
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④ アボカドと肉を混ぜ合わせる。
溶け出した焼き鳥の甘辛タレと油辣椒が味付けになるので、残さず加える。

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⑤ 1時間ほど味を馴染ませたら出来上がり。

umakara-abonji_cook5

<この料理のコツ>
・油辣椒は食べるラー油などで代用できます。
その時はフライドオニオンなどザクッとした歯触りのあるものを入れると、一層美味しくなります。
・アボカドは、切ってみないと熟し加減がわからない場合が多いので、硬い場合は電子レンジの解凍モードにかけるか、200kWで40秒ほど加熱して柔らかくしてください。

 

抜群の食中酒「小鼓 純米吟醸 花吹雪」に、栄養満点「旨辛アボンジ」で箸も盃も進む

まずは「小鼓 純米吟醸 花吹雪」を冷でいただきます。

強すぎない爽やかな香りに期待が高まります。

口に含めばすっきりとした舌触りの中に、ほのかな酸味が上品。
フワッと口の中に広がる甘い香りの後にくるのは、キレの良い辛口です。
じわりとアルコールが染み入ってくる感じが、非常に心地よいお酒です。

こちらは、このお酒おスペックです。

アルコール度数:15度
精米歩合:麹米:兵庫北錦 50% 掛米:五百万石 58%

適度なアルコール度数により、純米と吟醸の特徴を控えめに演出しているところに好感が持てます。

まさに「名水」が醸した「名酒」。
「うまい」というよりも「美味しい〜」という表現がぴったりで、飽きのこない美しい味です。
暑い夏に吹く爽風のように、万人に喜ばれるお酒だと思います。

 

それでは「旨辛アボンジ」をいただきましょう。

たっぷりと香味油を入れたにも関わらず、アボカドのまろやかさのおかげで辛味が尖らず、肉の旨味・甘辛醬油タレ・香味油の旨味とのバランスがちょうど良い加減です。

さらに、ぼんじりとアボカドの食感が似ているので、口の中で違和感なく混ざり合います。
そこに、香味油の中に含まれているタマネギなどのザクッという歯触りが良いアクセントになっています。
ニンニクが味に厚みを持たせ、香味油の中の山椒が全体の後味を爽やかにしています。
元気が出る美味しさです。

その後にいただく「小鼓 純米吟醸 花吹雪」は、直前にいただいた香味油の余韻で、お酒の辛味がアップしてよりピリッとしてきました。
その辛さが舌にも喉に心地よく、お酒の透明感が増したように感じます。

お酒の後にいただく「旨辛アボンジ」はアボカドがよりまろやかになり、ぼんじりはより旨味アップ、ジューシーになります。

食中酒にぴったりとはこのことでしょう。
食事も美味しくなり、お酒も自ら食事に合わせてクレードアップする素晴らしいお酒です。

 

今回いただいた「小鼓 純米吟醸 花吹雪」はまさに箸も盃も進む、名水のようなお酒です。
日本の風土から湧き出る旨味を大切にし、清らかに醸されたお酒です。
水のようにどのような食事にも合うでしょう。
皆様にもぜひ味わっていただきたいと思います。

また、「旨辛アボンジ」=アドカドとぼんじり串焼きの香味油あえは、甘み・辛味・塩味・酸味の四味が全て含まれていて、その上、栄養バランスも整っています。
沢山作って、最後はご飯に乗せて「旨辛アボンジ丼」にしてみてください。
老若男女全てに満足いただけると思います。

栄養をつけて暑い夏を乗り切りましょう。

 

☆ 今回のお酒を買うならこちら

 

小鼓 純米吟醸 花吹雪

 

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