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日本酒の飲めるお店取材 in 小諸 ―菖蒲庵 ヘリポートのあるそば屋―
- 2017/2/1
- 2 comments
こんばんは。
このブログをご覧くださいまして、ありがとうございます。
さて、前回は、小諸城の二の丸、本丸、本丸の外側のお話をしました。
上田城に比べるとだいぶあっさりした記事になりました。
これは、上田城の記事を長くしすぎたから短くまとめようと思ったのもあるのですが、なによりも、撮った写真が少ないために記事にできなかったのです。
まあ、最初の取材のときは、ブログを書こうという考えがなかったので、写真を撮らなかったのかもしれません。
とはいえ、一昨日(ここを書いているのは火曜日の11時半頃)再訪して、雪化粧はされていましたが、何とか、記事にできるくらいの写真は撮れて、まずはよかったです。
その一昨日の再訪時に寄ったお店の話をぜひ書きたいな、と思ったので、11月の小諸城の話からは飛んで、1月末頃のお話を今回は書きたいと思います。
Contents
○「小諸」といえば、、、
小諸、というと連想するもの。
前の記事でも書いたかもしれませんが、小諸「城」、そして、小諸「そば」でしょうか。
管理人は、東京に住み始めてもうすぐ14年になりますが、2年間を東京の西の方の杉並区で過ごした以外は、文京区、台東区と東京の東側に住んでいました。
まあ、家賃が高くて、収入も少ないため生活大変でしたが^^;
で、その東京の東側には、「小諸そば」というお店が多く、管理人が文京区にいたときは、住んでいたところのすぐそばにあったため、よく通っていました。
更級そばのかけが確か、1杯290円くらいと、学食並みの安さ、美味しいし量も多いしでお気に入りでした。
そのお店のイメージもあるのですが、やはり、小諸というと、管理人はそばを連想します。
実際、小諸はそばが有名で、街の中にも色々とお店がありますし、「小諸 そば」でググってみると、「信州小諸そば振興会」というサイトがヒットします。
そこで、一昨日小諸を再訪するときも、せっかく小諸に行くのだから美味しいおそばを食べたい!と思っていたのですが、その時、ふと、以前に母親から聞いた小諸にあるおそば屋さんのことを思い出しました。
曰く、ヘリポートがあって、東京からヘリに乗ってやってくるお客さんがいるおそば屋さんがある、と。
まあ、昔、「桜蘭高校ホスト部」というマンガで、それと似たようなことがあった気がしますが、本当にそんな人、そんなお店があるのかなと。
いうことで、そのお店に行ってみることにしました。
○ヘリポートのあるそば屋へ
まずは場所確認のためググります。
「小諸 ヘリ」と打つと、エンターしなくても検索結果が出てきます。
そのお店の名は「菖蒲庵」。
車のナビに「菖蒲庵」と入れると、ちゃんと登録されています。
ちなみに、管理人の愛車は2000年ころに買ったエスティマです。
もう15年以上も前のナビなのに登録されているというのは驚きです。
目的地設定をしたら出発です。
上田取材ですっかり乗りなれた上信越道、オービスの位置も頭に入っているので、そういう方面でのセーフティ運転で小諸に向かいます。
ナビは佐久インターで下りるように指示するので、佐久インターで下り、佐久市内を抜けて県道141号線を小諸方面へ。
進むにつれて、建物の数がまばらになっていき、やがて、前方にはなだらかな山が連なり、道路下は千曲川になってきます。
運転していて写真は撮れなかったため、できれば、グーグルマップのストリートビューを見ていただきたいのですが、やがて、「小諸大橋」という標識が見えてきて、その先には、確かに大きな橋が見えます。
※追記:「小諸大橋」の写真を追加しました。
この橋から見える景色が、すばらしい!
北の方は、断崖と断崖の間深いところを千曲川が流れ、その先には小諸市街、さらにそのずっと先の方には、鋭く連なる山々が見えます。
南の方は、やはり断崖と断崖の間深いところを千曲川がゆったりと流れています。
割と長めのこの橋を渡り切って道なりに行くと、右手に目的地の菖蒲庵さんの看板が見えてきます。
○そば屋のヘリポート
車で行くとそれなりに時間のかかる「菖蒲庵」さん。
お店の外観はこんな感じです。
お店の前に車を停めたら、まずはお店に入る、前にこの写真の位置からだと裏手にあるというヘリポート見学に向かいます。
お店の右横が通り道になっているのでそこを歩いていきます。
すると、
真っ白でわからん!
雪が積もっているので仕方ないですが、ここがヘリポートだそうです。
別の角度から撮った写真も見てみましょう。
やはり、わからん!
が、広場のようになっていることはわかっていただけるかと思います。
実は後日、菖蒲庵さんを再訪しておりまして、その時に撮った写真がありますので、掲載しておきますね。
誘導灯や白線などはありませんが、これだけ広いと確かに、ヘリコプターでも余裕で留まれそうですね。
いや~漫画の世界だけでなく、リアルの世界にも、ヘリでおそばを食べに来る人がいるんですね。
しがないサラリーマンの管理人には驚きです。
ちなみにこのヘリポートの先は、小諸大橋から見えた断崖になっていて、そこからはこんな景観が楽しめます。
真ん中下あたりに流れる川が千曲川、その先の断崖の上にある町が小諸市、そのさらに先にある山々の内、一番右側にある山が浅間山です。
この写真を見ていると、浅間山から千曲川まで伸びる山裾の上に、小諸市がある、という感じがしてきますね。
ちなみに、こちらの景観は、店内窓際の席からも楽しむことができます。
○「菖蒲庵」のそば
景色を十分に堪能したら、お店の中へ。
ヘリに乗ってまで食べたい蕎麦ってどんなだろう、とワクワクしながらメニューを見ます。
すると、お蕎麦の食べ方が書かれたページがありました。
この「おしぼり蕎麦」というのが名物のようです。
早速この「おしぼり蕎麦」大盛と、天ぷら盛り合わせを注文します。
しばらくしてから、まず天ぷら。
そして、「おしぼり蕎麦」。
。。。写真撮り忘れた!!
そう、管理人、食欲に負けて、そばが運ばれてくるほんの数秒前までは覚えていた「写真を撮る」ということが頭から吹っ飛んでしまい、猛然とそばをすすってしまいました。
痛恨の一撃!!
ドラクエ2、あと少しでロンダルギアのほこらにたどり着くというところで登場するサイクロプスの痛恨の一撃を思い出してしまいました^^;
また訪れる機会がありましたら、こっそり写真を入れておこうと思います。
※その後、写真を撮ってきましたので、こっそりと写真を追加しておきます。
こちらが「おしぼりそば」の写真です。
言葉で語っておくと、普通の蒸籠の上に山盛りの白めの蕎麦がのっていて、そのわきに、先ほどのメニューに掲げた真っ白いつゆの入ったおわんがあります。
これが、この「おしぼり蕎麦」の汁で、辛み大根の搾り汁だそうです。
これ以外に、味噌とネギがのせられた平皿、そして、蕎麦湯を飲むためのつゆが付いてきます。
写真を撮るのを忘れて食べ始めてしまった蕎麦、まずは、そば湯用のつゆで食べてみます。
その味は。。。
おいしい!
冷たくのど越しよく、これぞ、蕎麦、という感じです。
続けて白いつゆで食べてみます。。。
辛い!
鼻をつーんと辛み大根の辛みが突き抜けます。
さすがにこれを食べ続けることはできない感じだったので、味噌で少しずつ足し入れていきます。
味噌の甘みと大根の搾り汁の辛みがあわさり、絶妙な味になっています。
庶民なので、ヘリで食べに来たいとは全く思いませんが、小諸まで来た時にはぜひ立ち寄ってみて間違いのない味だとは思います。
お値段もヘリで食べに来るくらいだから、一葉さんお一人くらいは必要なのかな、とも思っていましたが、いたって普通に1,030円です。
○「菖蒲庵」の日本酒
そして、忘れてはいけない、日本酒チェック。
日本酒が飲めるお店か確かめます。
すると、
ありました☆
しかも、地酒!
こちらのお店は佐久市に近いところにあるので、「みそのたけ」「牧水」と佐久市にある武重本家酒造さんのお酒がおいてあるのかもしれないですね。
日本酒も地元のものをそろえていらっしゃるとは、なんとも、すてきなチョイスです。
ヘリで来たら、牧水の純米吟醸か生酒でこちらのメニューから、
そうですね、蕎麦焼きみそをつまみにして、そばが来たらずずっとたぐって、長居せずにお勘定する、とやると「粋」なんでしょうね。
でも、ま、管理人は「野暮」なので、うどしょう油漬けときのこおろしでベジファーストして、鴨スモークと岩魚焼き枯らしで日本酒をもう1,2杯、その後そばで締める、ていう感じでしょうかね。
もちろん、この日は車で来ていますので、お酒は、日本酒は飲んでおりません^^;
。。。残念。
最後にそば湯用のつゆにそば湯を注いでいただきます。
そば湯用につゆを出してくれるお店、初めて見ました。
いいお店ですね。
満足したら、伝票をもってお会計、のときに伝票を見ると「おしぼり 一」との表記。
一瞬、手をふくおしぼりを買ったんだっけ?と思ってしまいました(^^)
もちろん、「おしぼり蕎麦」のことですね。
菖蒲庵さん、いいお店でした。
お蕎麦はおいしいですし、日本酒も地元のお酒が置かれていますし、ヘリポートという面白いものもありますし、小諸に来たらぜひ寄っていただきたいお店です。
早速、昨日、データベースに日本酒のスペックとともに、お店の情報を登録してみましたので、よろしければそちらも見てみてください。
なお、データベースにもありますが、こちらのお店は昼のみの営業となっていますので、お出かけになるときには、営業時間に気を付けてくださいね。
それでは、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
次回は、小諸の街の中のお話をしたいと思います。
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