【飲み比べ☆】団長を偲んで、松竹梅「幻の共演〜石原裕次郎&渡 哲也~」を飲み比べ PART-Ⅱ

 

こんにちは

このブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
東京在住のMです。

前回の飲み比べの記事の中では、宝酒造のC Mの中で石原裕次郎さんと渡哲也さんが縁側で飲み交わしているシーンを眺めながら、献杯させていただきました。

今回はそのお酒を料理と共にいただきたいと思います。

 

○ドラマ「西部警察」を改めて見て思いついたのは

今回のお酒に合わせる料理を考えるにあたり真っ先に思い浮かんだのが、1979年〜1984まで放映された石原裕次郎、渡哲也主演のドラマ「西部警察」
その中でも、PartⅡ第26話「ー北斗の叫びーカムバック・サーモン」というお話です。

このお話は、『カムバックサーモン運動』という、1970年代の札幌の水質汚染によって豊平川に帰ってこられなくなってしまった鮭たちを呼び戻そうとした、実際にあった運動をモチーフにしたお話です。
内容は、東京に出回っていた覚せい剤の密売組織を追っていたところ、カムバックサーモン運動で豊平川の水質研究をしていた宝酒造水質研究所の所長が、豊平川の水から覚せい剤の成分を検出。
大門軍団が北海道に飛んで、、、というストーリーです。

その後は紆余曲折を経て、犯人側が運転する『COME BACK SALMON 宝焼酎「純」』と大書されたトラック(犯人がわざわざ「なるべく会社のマークが目立つ車がいいな」と指定していたりします(笑))を追う、お約束のカーチェイスが行われ、渡さん扮する大門団長のショットガンの1発でトラックが回転、爆発・炎上して事件は解決。
最後は登別温泉のホテルで「松竹梅」の樽酒を鏡開きしてエンディングとなります(全編ご覧になりたい方はこちらをクリックしてみてください。なお、ダイジェスト版であれば、「西部警察 カムバックサーモン」でググると、Youtube、ニコ動で無料で見られます。)。

ちなみに、この回の1シーンが、「西部警察PartⅢ」のオープニングの冒頭(パトカーが爆炎の中から飛び出してくるシーン)に使われています。

「西部警察」というと、地方ロケを行ったときには、各地の日産ディーラーやオートバックスの店舗が捜査に協力したりと、実在の企業がストーリーの中に取り込まれていたりしましたが、こちらの宝酒造も実際にこのカムバックサーモン運動の支援を行っていて、1979年に放流した稚魚が1981年に豊平川に帰ってきたのだそうです(詳しくはこちらをご参照ください)。

また、ストーリーの中で宝酒造社長が登場するのですが、その社長、本物の宝酒造の社長さんだったりするのです。
宝酒造は「松竹梅」の醸造元ですが、この時の社長は大宮隆さん。
この社長さんが1970年に、「松竹梅」のCMに裕次郎さんを起用したことがきっかけとなり、2020年まで、裕次郎さんと渡さんがCM出演を続けて「喜びをお伝えして50年」となったのです。

今回のお酒『松竹梅「幻の共演~石原裕次郎&渡 哲也~」』に合わせるならこれっきゃない!
とうことで、私も「カムバック・サーモン!!(笑)」とばかりに、新巻鮭をネット注文して、鮭料理を作ることにしました。

 

○二人の男性に捧げる料理は「鮭の昆布締め」

さて、まずはおさらいで、『松竹梅「幻の共演~石原裕次郎&渡 哲也~」特別限定日本酒セット』『松竹梅「幻の共演~石原裕次郎&渡 哲也~」特別限定品』の登場です。

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若い頃のワイルドな映像を見た後で眺めると、感慨深いですね。
やっぱりカッコイイ。

そんな素敵な男性たちに捧げる料理。
久しぶりに再会したお二人がお酒を酌み交わしながら話すのに合う料理は何か、と思って、お二人の会話を邪魔しない、だけど、話を弾ませお酒を進めてくれる、そんな料理を。。。
ということで選んだのが、今回の料理「新巻鮭の昆布締め」です。

「新巻鮭の昆布締め」レシピ

材料

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鮭:5センチの輪切り
昆布:1本(早煮昆布、または野菜昆布という名称で出回っている薄い昆布の場合です。)

作り方

① 真ん中の骨のところで二つに切り分けると市販されている切り身の形になります。
身についている、骨を切り落とす。
お腹に近い部分は小骨があるので、そこも身を削ぐようにして切り落とす。

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② 皮を剥ぐ。
分厚い方の身と皮の間に包丁を入れながら、皮をゆっくりと剥いでゆく。
半解凍なので、丁寧に包丁を入れていくと綺麗に剥がれます。

salmon_kobujime_materials3

③ 昆布は軽く汚れを拭き取り、水に15分くらい浸して柔らかくする。
昆布を2等分して鮭を包む。

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④ 側面までしっかり包み、ラップに包んで冷蔵庫で寝かせる。

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一日経てば完成。
3〜5日ぐらいが食べごろです。

薄くそぎ切りにして、スモークサーモンのような感覚で召し上がってください。
今回は、年の瀬も近くなっているということもあり、お正月用にいくらを添え、親子皿に仕立ててみました。
そこに結んだ三つ葉を添えると、お正月っぽくなります。

salmon_kobujime

<この料理のコツ>

・素材の美味しさが全てです。
・長期保存で旨みが増す料理ですが、痛まないようにする為には、鮭の余計な水分を拭き取り、ラップもきっちりと包んでカビが生えないようにしてください。
・昆布は厚みのあるものでももちろん大丈夫ですが、薄いものの方が手早くできて便利です。

 

○昆布が旨味と味付け役、保存にもなる「新巻鮭の昆布締め」

せっかくなので簡単なお節料理と共に食卓を彩ってみました。

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飾り花の載っている黒のプレートに乗せているのは、「鮭の昆布巻き」「鮭のいずし(鮭を野菜と共に漬けた発酵食品)」です。
酒瓶の前にあるおせち料理は、左奥から、

・ローストビーフ
・黒豆
・田作り(カタクチイワシを炙ってクルミと一緒に甘醤油味で絡めたもの)
・伊達巻
・かまぼこ
・紅白なます
・浸し豆(「鞍掛豆」をかずのこと一緒にだし醤油に浸したもの。豆のポリポリとした歯触りとカズノコのプチプチとした食感がおもしろい一品)

です。
ちなみに、かまぼこは、

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今年の大ヒット作「鬼滅の刃」にちなんで蒲鉾を市松模様の「鬼滅切り」にしてみました(笑)

こうやって並べてみると、日本の正月、お節料理は縁起物満載です。
それぞれに意味と願いが込められています。

 

○松竹梅「幻の共演~石原裕次郎&渡 哲也~」と「新巻鮭の昆布締め」

さて、では粛々と、そして石原軍団のように力強く献杯といきましょう!

まずは、お酒です。

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詳細は前回の記事に譲りますが、左から、
1. 松竹梅「幻の共演~石原裕次郎&渡 哲也~」特別限定日本酒セット<大吟醸>渡 哲也ラベル
透明感があり、爽やかでフルーティな香り。
最初の舌触りは滑らかな甘口ですが、それが舌に染みてゆく程に辛さが残ります。
クールで清廉潔白そして凛としたイメージを持つ、渡さんを思わせるお酒です。

2. 松竹梅「幻の共演~石原裕次郎&渡 哲也~」特別限定日本酒セット<大純米吟醸>石原 裕次郎ラベル
香りは純米らしくまろやかさがふわっと漂います。
やや辛口でありながら、口の中に残るのは旨味と柔らかな味わいです。
色気と愛らしさを持つ裕次郎さんを思わせるお酒です。

3.松竹梅「幻の共演~石原裕次郎&渡 哲也~」特別限定品
香りは強く華やか。
口に含むとアルコールで包まれた澄んだ甘味と旨味が、溶けだしてきて、ゆるゆると広がっていきます。
他の2つにはあまり感じなかったほのかな酸味が心地よいお酒です。

 

続いては、鮭の昆布締め。

昆布の香りが鮭を包んでいます。
昆布の旨味が鮭に染み込み、鮭の美味しさを引き出しています。
また、程よく水分が吸収されていて、ねっとりとした質感が抜群の舌触りです。

子供の頃に食べていた鮭に対する記憶は、塩味がきつかったというものです。
今は冷蔵・冷凍技術の進歩により、塩味を強くしなくても保存が効くためからか、この鮭からはあまりしょっぱさを感じません。
脇に添えたいくらの塩気が、かえって良いアクセントになっています。

 

今度は、昆布締めをいただいた後に日本酒を合わせてみましょう。

3種のお酒はしっかりした味でしたので、鮭の昆布締めと合うか、裕次郎さんと渡さんにオッケーをもらえるかドキドキします。

1. <大吟醸>渡 哲也ラベル
爽やかでフルーティーだった香りがやや強くなったように感じるものの、透明感のある味に大きな変化がありません。
日本酒が静かに食事を支えてくれる、目を閉じると渡さんの凛とした佇まいが思い浮かぶようなマリアージュです。

2. <大純米吟醸>石原 裕次郎ラベル
純米らしいまろやかでふわっとした甘い香りと、辛口だったお酒の旨味がグッと増しました。
酸味も感じるようになり、より円熟味を増したお酒になります。
勝手な妄想ですが、裕次郎さんの「うまくなるね〜」という声が聞こえてきそうです。

お二人の人柄が見事にお酒に投影されているかのようです。

3.松竹梅「幻の共演~石原裕次郎&渡 哲也~」特別限定品
香り強く華やかだったお酒が落ち着いた味わいになりました。
それでも香り、甘味、うまみに変わりはなく、どちらかというと料理に負けないお酒です。
軍団最強と言えるようなお酒ですね。
良いものは変わらないのです。

料理に寄り添い、支え、負けなかったそれぞれのお酒が、その後でいただく料理の味を際立たせています。
これが日本酒の妙だという実感。

その後で、お正月料理もつまみながら、さらにお酒は進みます。
やっぱり日本酒とお節料理は抜群のマリアージュです。

 

裕次郎さんが亡くなってから33年間、ご自身の俳優としての希望は措いて、裕次郎さんの「石原プロ」を守り続け、そして今年、その石原プロの解散の道筋をつけた渡さん。

裕次郎さんは遺言で、自分亡き後、石原プロは解散するようにと伝えていたそうですが、解散したら残された人が路頭に迷ってしまう、ということで、渡さんが進んで事務所の社長を引き受けたのだとか。
そのため、常々、「自分の目が黒いうちに、石原プロモーションの看板を裕次郎さんにお返ししたい」と考えていたそうで。

その石原プロは2021年1月16日に所属俳優のマネジメント業務を終了させ、事実上解散することになっています。
その発表があったのが2020年7月17日、渡さんが亡くなる約1か月前のことでした。

敬愛する人の残したものを守り、その幕引きまでしっかりと道筋をつけ、ご自身がなすべきと思い定めたことを全て終えてから旅立たれた渡さん。

そんな凛としてかっこいい生き方に思いをいたしながらこのお酒をいただいていると、今頃は久しぶりに再開してあの笑顔で飲み交わしているのかなとか、お二人がこのお酒をいただいたら、どんな感想をもつのかなとか、そうしたことが浮かんでは消え、浮かんでは消えするのでした。

 

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