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【東京・大森】「吞兵衛 大森店」は豊富な品揃えの日本酒を活気ある店内で楽しめる居酒屋!
- 2019/9/3
- コメント:1件
こんばんは。
このブログをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。
今回の記事は、奈良が執筆させていただきます。よろしくお願いします。
大森駅の西口を出てすぐにある「吞兵衛 大森店」さんにて、
日本酒と様々な居酒屋メニューを堪能してきましたので紹介していきたいと思います。
Contents
○ 「吞兵衛 大森店」
吞兵衛は、庄やを運営する大庄グループのチェーン店で、都内を中心に9店舗展開しています。
場所は、都内が、大森、蒲田、鶯谷、幡ヶ谷、江戸川橋、銀座一丁目、とうきょうスカイツリー駅前の7店舗。
その他の地域は、錦(名古屋)、野比(横須賀)となっています。ディープな居酒屋が多い場所がメインですね。
お店のブランドコンセプトとして地酒を推していて、『「おいしい日本の地酒が飲みたい!」そんなあなたの味方です』というメッセージがHPに記載されていました。
吞兵衛 大森店の立地は、大森駅西口を出てすぐ右隣りにあります。
松屋が入っているビルの地下1階です。
お店近くに置かれている看板にはたくさんの日本酒の写真が貼られており、日本酒の取り揃えが豊富なことが伝わってきます。
松屋のお店正面を通り過ぎたところに階段があります。
日本酒の空き瓶がライトアップされています。
○ 1杯目「司牡丹 永田農法 純米」
こちらが日本酒のメニューです。
上から下にかけて、産地が北から南に移っていきます。
全30種類中、東北11種類と新潟6種類で半数以上になっており、寒い地域の銘柄が多いですが、全体的には全国からバランス良く選ばれている印象です。
一杯目は、「司牡丹 永田農法 純米」(高知)をオーダー。
メニューでは一番左下に書かれている、最南端のお酒です。
永田農法とは、 無農薬での栽培で、肥料や水などを必要最小限のみ与え、植物本来の生命力を引き出す自然な農法です。
環境への負荷も極めて小さくなります。
司牡丹酒造では平成8年から、永田農法を開発した永田照喜治先生を何度も高知に招き、永田農法による酒米栽培法の指導を受けてきました。
地元の農家が永田農法で作った、「山田錦」「吟の夢」「土佐錦」の3種を使用して、「司牡丹 永田農法 純米」は出来上がっています。
味わいは、ふっくらした乳酸系のミルク感のある甘みが特徴的です。
辛さ、苦さ、酸味がバランス良くあり、後味に渋みも若干感じます。
グラスにたっぷり、下の受け皿にもなみなみと注いでもらいました。
少し動かすだけでこぼれてしまうほどでした。
お通しは、出汁豆腐です。
きゅうり、ミョウガ、セロリ、カブが細かく刻まれています。
味のアクセントとして、ミョウガがかなり効いています。
「司牡丹 永田農法 純米」との相性は、いまいち。
クルミっぽい香りが現れ、日本酒の後味に苦味が強調されました。
個人的には好みでなかったですが、悪い組み合わせではなく、人によっては好ましく感じるかもしれません。
続いては、ミミガーです。
沖縄フェアをやっていて、期間限定のメニューでした。
ポン酢でしっかり味付けされてます。
ミミガーのコリコリさと、野菜のシャキッとした食感が楽しめる一品。
司牡丹 永田農法 純米との相性は、 バッチリ。
爽やかなポン酢によって、司牡丹の乳酸系の甘みが際立ちました。
また、後味にオニオンの辛さも引き立って、お互いの良い部分がプラスになるマリアージュでした。
3品目は煮込みです。
お店のいちおし看板メニューとコメントされていました。
じっくり煮込まれていて、スープがドロドロ。
モツや野菜が凝縮されてる感じです。
たっぷりのモツと野菜にも味が深く染み込んでいます。
司牡丹 永田農法 純米との相性は、いまいち。
煮込みの味が強すぎて、日本酒の味が消えて弱まってしまいました。
○ 2杯目「晴田 秋田酒こまち55 純米吟醸」
二杯目の日本酒です。
「晴田 秋田酒こまち55 純米吟醸」(秋田)。
秋田酒こまちは、名前の通り秋田県のオリジナルの酒造好適米で、大粒で心白がしっかりしているので、雑味が少なく上品な旨さになりやすくなっています。
味わいは、青リンゴの爽やかなフルーティーさをしっかり感じます。
酸味や、後味にほのかな苦味もありますが、かなりきれいな印象です。
合わせたのは、
マグロ 切り落としです。
脂がのっていてとろりとした食感のお刺身でした。
「晴田 秋田酒こまち55 純米吟醸」との相性は、ほどほど。
刺身の甘みと、日本酒のフルーティーな甘みは、お互いを邪魔せずそれぞれ楽しめましたが、お刺身には辛口の日本酒が合いますね。
最後に、
ウナギ肝串です。
しっかり焼いていて、香ばしさと、身の甘みを感じました。
苦みはほぼ無かったです。
「晴田 秋田酒こまち55 純米吟醸」との相性は、良かったです。
ウナギ肝串の香ばしさを、青リンゴの甘い吟醸香が全速力で追い抜いていくイメージ。
日本酒単体で飲むよりも、香りの輪郭がよりはっきり感じられる組み合わせでした。
吞兵衛は、様々な日本酒があって、手頃に色々と試せる良いお店だと思いました。
お近くにお店がありましたら、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
☆ 今回のお酒を買うならこちら
司牡丹酒造 永田農法純米酒 [ 日本酒 高知県 1800ml ] | |
司牡丹酒造 永田農法 純米酒 [ 日本酒 720ml ] |
もしお気に入りいただけましたら、投げ銭などしていただけると、大変、嬉しいです♪
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