長野県上田市⑬ ―柳町―

 

こんばんは。
今日も、こちらのブログをご覧くださいまして、ありがとうございます。

前回は、蔵屋さんのお話だけで終わってしまいましたね^^;
今回は、も少し柳町についてお話しします。
たぶん、今回で柳町の記事はおしまいになるかと思います。

お話は、蔵屋さんからさらに、おお西さんまで戻ります。

おお西さんのお店の北側は小道になっているのですが、この小道を覗くと、

井戸です。

こちらは「保命水」と言います。
横の碑文を見てみると、

案内板があります。

案内板によると、
この井戸の水は保名水と言い、1881年に柳町の人たちが、木簡でこの井戸と海善寺というお寺の境内に湧き出る清水をつなぎました。
さらに、町の南の方にも井戸を作って、その中間に2か所、蛇口を作って町の人の生活用水・非常用の水にしたのだそうです。

上田市に上水道ができるのは1922年のことだそうですが、それまで、市内には良質の飲料水が少なかったため、この保命水は人々が自己負担で修理・回収をしながら大切に使っていたようです。

今ではやはり、それほど使われていないようですが、住民の総意で大改修を行い、今に残されているようです。
上田城や旧上田藩主屋敷跡、柳町の通りなど、上田市は歴史的な建造物などを大切に保存しているんですね。

最近は、一般に観光資源として、歴史的遺産を活用するという流れから文化財の保護が行われていますが、そういうのを抜きにして、こうして住民の自然な気持ちや行動から文化財が守られているのを見ると、とてもすがすがしい気分になりますね。

こちらの長命水を少しいただいてから、さらに北に進む、までもなく、西の方を見ると、今度は立派な造りのお店が目に入ります。

こちらは、武田味噌を製造販売している「菱屋」さんです。
店主さんは武田信玄の子孫だそうで、「武田菱」から「菱屋」さんなのでしょうかね。

菱屋さんの味噌は、国内産原料のみを使用して作られているそうで、管理人が訪れた日は、三が日でお休みだったので、お店の中には入れず、HPで見ただけなのですが、味噌ってこんなにいろんな商品があるの?とびっくりするくらい、いろんな味噌を作っているようです。

ご飯好きの管理人的には、「青とうがらしみそ」「南蛮みそ」なんかがとても惹かれますね。
ホカホカのご飯にのせて食べたら、おいしいんだろうなぁ( ̄▽ ̄ )

そうして、菱屋さんからさらに北の方を見ると、

こちらの橋までが柳町、のようですね。
ここまで、たぶん300メートルほどでしょうか。それほど長い距離ではありませんが、風情ある通りに個性的なお店が揃っていて、楽しい通りです。

一人じゃなければ、色々とお店に入っても少し色々と見て回れるのですが、いかんせん、一人だと、なんというのでしょうか、こう、気が引けるというか、お店に入るのにも勇気がいる、というか、入れない的な^^; そんな人でも、十分楽しめる、柳町でした☆

 

関連記事

コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Archives

スポンサードリンク

 

ページ上部へ戻る