【日本酒事始め】季節のイベント別!その場に適した日本酒の選び方やおすすめを解説!

前回の記事「季節を味わう!特別な日本酒の種類を紹介!」では、季節ごとに造られるお酒について紹介しました。

今回は、それぞれの季節のイベントを切り口に、おすすめの日本酒を紹介していきます。

 

日本では、1年を通じてさまざまな記念日や行事、祭りなどのイベントが行われます。
こうしたイベントでは、お酒が用意されることがよくあります。
例えば、お正月に飲む「お屠蘇」や、神前式の結婚式における「三三九度の杯」などです。

宗教の中には、飲酒を禁じているものもありますが、日本で古くから信仰されてきた神道では、お酒は日本の国づくりをした神様である、「少彦名命」を酒造の神として崇めており、米や海の幸、山の幸と一緒に、お酒を神様へのお供え物としてささげます。
明治神宮の参道にあるものなど、神社に行くと大きな酒樽がいくつも備えられているのを見かけることがありますが、この神様に捧げるお酒は「お神酒」と呼ばれ、日本の古くからの信仰では、お供え物として欠かせないものでした。

このように、お酒は神事との結びつきがあるため、さまざまなイベントで提供されることが多いのです。

そんなわけで、イベントでは付きもののお酒。
それ故、イベントの際にお酒を用意する機会も多いと思われます。
そこで今回は、季節ごとのイベントにおすすめの日本酒を紹介していきたいと思います。
イベントでお酒を用意することになった際の参考にしてみてください。

 

Contents

春の記念日や行事、イベントに適した日本酒は?

春(3〜5月)の主な記念日や行事、イベントをまとめました。

【春の記念日や行事、イベント】

  • 歓迎会・送別会
  • 花見
  • アウトドアシーズン など

春におすすめの日本酒の味のタイプは、華やかな香りと適度な酸味が特徴的な「薫酒」です。
(「『薫酒』って何?」という方は、『日本酒の味は「4つのタイプ」に分けられる!』の記事を見てみてください。)

薫酒は、フルーティーな香りが特徴的なお酒です。
特定名称酒でいうと、純米大吟醸や大吟醸などが当てはまります。
味わいは、爽やかで春を思わせるものが多く、甘口から辛口まで種類が豊富です。
少し冷やして飲むと、味わいがよりクッキリしておいしく感じられます。

また、春にはその季節に適した「春酒」も存在します。
ピンクや緑など春を思わせるデザインで、華やかな香りが特徴的です。
春の記念日や行事、イベントの機会には、春限定の味わいを楽しんでもいいかもしれませんね。

 

歓迎会・送別会

春は出会いと別れの季節です。
こうした場では、必然的にお酒を飲む機会が増えます。

歓迎会や送別会でお酒を用意することになった時は、主役となる方にちなんだ日本酒を用意するとよいでしょう。
主役となる方の好みの味わいのものを選ぶのはもちろん、その人の出身地や赴任先などの場所に関係する日本酒を贈ったりするのも喜ばれるでしょう。

 

花見

花見は日本酒との関係が深いイベントです。

花見は奈良時代に始まったといわれています。
現在、花見の『花』と言えば『桜』のことですが、奈良時代の『花』は、高校の古典の授業で習ったかもしれませんが、『梅』のことであり、奈良時代の貴族たちは梅の花を愛でながらお酒を飲んでいたようです。

花見は昔から日本で親しまれているイベント

神話の時代から奈良時代中頃(759年)までに詠まれた和歌を収めた『万葉集』には、次のような和歌があります。

梅の花 夢に語らく みやびたる花と 我れ思ふ 酒に浮かべこそ
(梅の花が夢で語るところによれば、私は自分は優美で風流のある花だと思っています。だからこそ、お酒に浮かべてくださいな。⦅とっても風流な感じになりますよ⦆)

これは大伴旅人が詠んだ歌だそうですが、奈良時代の貴族たちが梅を愛でながらお酒を飲んでいたことが分かりますね。
このように、梅を愛で、お酒を飲みながら和歌を詠むのが、当時の貴族たちの優雅な遊びであり、これが花見の原型になったといわれています。

こちらの和歌では、『梅の花をお酒に浮かべる』とありますが、今でも、花見の席でお酒に桜を浮かべると、なんとなく、風情がある、風流な感じがしますよね。

今から1,300年前の人たちも、私たちと同じことをして、同じような感慨を抱いていたということを知ると、年月が過ぎても、人の感性というのはそんなに変わらないものなのかなと、思えてきますし、昔の人たちと私たちの間に何かつながりのようなものが感じられて感慨深いですね。

さて、奈良時代に梅が愛でられていた理由ですが、奈良時代というのは律令国家建設のため、中国『唐』の文物を積極的に導入していた時代でした。
梅はこの時代に遣唐使を通じて、初めて日本に輸入されたとされており、渡来したばかりの梅は貴族たちの間でブームとなりました。
そのため奈良時代は、『花』といえば『梅』だったといわれています。

花見が桜になった理由とは?

これが、平安時代に入ると、『花』と言えば『桜』になります。

平安時代の後期にはなりますが、西行法師(1118~1190年)の和歌集『山家集』には次のような和歌が載っています。

花見にと むれつつ人の くるのみそ あたらさくらの とかには有りける
(花見をしようと群れをなして人がやってきてしまうことだけが、残念ながら、桜よ、きみがもっている罪だね)

この和歌では明らかに、『花見』の『花』は『桜』のことだとわかります。
しかも、『むれつつ人のくる』とあり、これは漢字にするともちろん、「群れつつ人の来る」であり、最も簡単な現代語訳は「群れつつ人が来る」。

「つつ」とは現代でも、『ダイエットしなきゃいけないと思いつつも、甘いもの食べちゃうんだよね』などと使うように、『~しながら』という意味だから、「群れながら人がやってくる」という意味です。

今も、桜の季節になると、たくさんの人が桜を見に群れを成しますが、平安時代後期にすでに、日本人は桜を見に群れをなして押しかけてきていたようですね。

この群れをなして桜を見に来た人たちが、お酒を飲みながら花見をしていたかは分かりませんが、記録上、最も古い、桜を見ながらお酒を飲んだ花見は、812年3月28日、嵯峨天皇の時代に神泉苑で行われた「花宴の節」であるとされています。

この頃には、『花』といえば『梅』だったものが『桜』となっていたわけですが、これは、一般的には、遣唐使が廃止されて中国文化の影響が薄まり、日本の風土や伝統、感性に根差した『国風文化』が広まっていったため、中国から輸入された梅に代わって、日本に古くからあった桜が好まれるようになったため、と言われています。

難しく言うとそういうことなのでしょうが、要は、梅に飽きた、梅ブームが去ったということなのでしょう。
タピオカブームも下火になってきたみたいですし、それと一緒なのでしょう。
日本人は、今も昔も変わらず、熱しやすく冷めやすい国民性なのかもしれませんね。

この嵯峨天皇の時代には、米を原料として麹と水を使って造られたお酒、今の日本酒と同じ製法のお酒が造られていたことが、『延喜式』という平安時代中期に書かれた法令集から分かっています(奈良時代のお酒については、お酒の製法について書かれた文献がないため確かなことは言えませんが、おそらくは、米を使って造られた、日本酒のようなお酒が造られ、飲まれていたのだろうと推察されます)。
ですので、上記の「花宴の節」でも日本酒が飲まれていたのでしょうね。

平安時代の次、鎌倉時代になると、花見の宴の風習は武士たちの間に広まり、さらに時代が下って江戸時代になると、庶民の間でも花見の宴は行われていたようです。

だいぶ長くなってしまいましたが、そんな風に、少なくとも1,300年くらい前から、日本人は花見の宴をしていて、花を愛でつつ、お酒を飲んでいました。

花見に適した日本酒はなに?

そんな花見にピッタリのお酒は、やはり、純米酒系のお酒、わけても「純米酒」でしょう。
昔の人たちが飲んだお酒と同じく、米だけで作ったお酒ですから、上記のような歴史に思いをはせつつ、桜を眺めながら、昔の人たちが飲んでいたのと同じ米だけのお酒を飲むと、風流も格別だと思います。

さらに昔の人たちと同じような味の日本酒を、ということであれば、伝統的な製法である、「生酛造り」の純米酒がよいでしょう。
生酛造りのお酒には以下のようなものがあります。

大七酒造 大七 生もと純米酒
男山 生もと純米酒
黄桜 生酛山廃生貯蔵酒

また、純米酒は燗をして飲むのに向いているお酒ですので、肌寒い日に燗酒を飲みながら花見を楽しむのもおすすめです。

ほかにも、桜の華やかさ、ワクワクした気分に合うお酒ということであれば、「純米吟醸」「純米大吟醸」など、味のタイプで言うところの「薫酒」に当たるお酒が適しています。

これらのお酒は、華やかな香りを持ち、口当たりも良く、旨みもあるため、華やかで楽しい気分にぴったり合うと思います。
花見の時期に出荷される「新酒」や春に合わせて造られた「春酒」などもよいですね。

 

アウトドアシーズン

天候の落ち着いた4月後半から5月にかけては、外出する機会も多くなるでしょう。
外出先で家族や友人と食事をする際には、外出先の旬の名物料理と、春に合わせた日本酒を楽しんでみるのもよいでしょう。

春の雰囲気に合わせるのであれば「薫酒」、少し熱く感じる日もあるでしょうから、そんなときには、爽快感のある「爽酒」がおすすめです。
また、季節限定の「春酒」を飲んでみるのもよいでしょう。

 

夏の記念日や行事、イベントに適した日本酒は?

夏(6〜8月)の主な記念日や行事、イベントをまとめてみました。

【夏の記念日や行事、イベント】

  • 父の日
  • お中元
  • お盆 など

夏におすすめの味のタイプは「爽酒」です。
爽酒は、爽やかな飲み口とキレ味の良い味わいが特徴的な日本酒で、特定名称酒でいうと、本醸造や吟醸などが当てはまります。
香りは控えめですが、軽快で飲みやすく、日本酒初心者の方におすすめです。

しっかりと冷やして(5℃〜10℃)冷酒で飲むことで、爽酒のみずみずしさが際立ちます。
夏に飲むならもっとも適している日本酒といえるでしょう。

また、夏には「夏酒」と呼ばれる季節の限定酒が出荷されます。
清涼感や夏の爽やかさを思わせるデザインのボトルで、味わいは爽酒のものが多いです。
夏の記念日や行事、イベント時には夏酒を一緒に楽しんでみるとよいでしょう。

 

父の日

お父さんに好きな日本酒があるなら、父の日に好みの銘柄をプレゼントするのもよいでしょう。
もし、好みの銘柄がないなら、お父さんのお酒の好みを聞いたうえで、その好みに合う日本酒を用意するのもよいでしょう。

例えば、さっぱりとしたお酒が好きなら「薫酒」「爽酒」、コクのあるお酒が好きなら「醇酒」「熟酒」が適しています。また、父の日のプレゼントなので、ラッピングをしたり、メッセージカードを添えたりして日頃の感謝を伝えましょう。

 

お中元

最近では、見かける機会が減ってきましたが、お中元は、普段からお世話になっている方へ感謝を伝えるよい機会です。
お酒好きな方に送るのでしたら、日本酒を贈ってみるのもよいでしょう。

日本酒を贈るのであれば、夏の暑さを感じさせるこの季節には、清涼感を感じさせる「薫酒」「爽酒」が適しています。
また、季節商品である「夏酒」も清涼感のあるデザインなのでおすすめです。

 

お盆

実家に帰省する際の手土産に、お菓子や果物だけでなく、または一緒に日本酒を用意するというのもよいのではないでしょうか。
帰省の際に仏前にお供えするものとしてお菓子や果物が置かれますが、故人がお酒好き、特に日本酒が好きだったのであれば、日本酒をお供えすると喜ばれるかもしれませんよね。

お菓子屋果物だと、お線香の香りが移って、仏前から下げていただくことがある場合には、ちょっと抵抗感を持つ場合がありますが(管理人はそういうタイプです)、お酒であれば、瓶詰めされていますから、お線香の香りが移ることも(たぶん)なく、そんなに抵抗感なくいただけるのではないでしょうか。

日本酒だと、1,800ml瓶などもありますので、帰省先で家族や親戚が大勢集まって食事をするときに、みんなで飲むことができるのでリーズナブルです。

お盆のころはまだ暑いですから、やはり、「爽酒」が向いているでしょう。一方で、せっかくの帰省だし、仏前に備えるから少し高級感のあるものを、ということであれば、「大吟醸」「純米大吟醸」のお酒がおすすめです。

「大吟醸」「純米大吟醸」だと、お値段がそこそこするので、それなりに立派な外箱に入っていますし、化粧箱付きのものもありますので、帰省先への手土産にピッタリなのではないでしょうか。

 

秋の記念日や行事、イベントに適した日本酒は?

秋(9〜11月)の主な記念日や行事、イベントをまとめました。

【秋の記念日や行事、イベント】

  • 敬老の日
  • 月見酒
  • 日本酒の日 など

秋には、コクのある味のタイプである「醇酒」がおすすめです。
秋は、気温の変化で体調を崩しやすい季節なので、免疫力を高めて体を温めてくれる、「コクがある」「旨味が多い」といった特性を持つ食べ物を食べたい季節です。
キノコや蕎麦、米、大根など、秋に旬を迎える食材には、そうした働きのあるものが多いです。

こうした「コクがある」「旨味が多い」食材には、同じく、コクと旨みが特徴の「醇酒」が合うというわけです。
醇酒は、コクが深く、米の旨味が活きた日本酒らしい味わいが特徴的なお酒です。
特定名称酒でいうと、「純米酒」が当てはまります。

醇酒は、幅広い温度で味わいの変化を楽しめますが、常温または燗(40℃前後または40〜45℃)で飲むのがおすすめです。この温度帯で飲むと、よりコクが深まります。
少し寒くなるこの季節には、燗で楽しむといいかもしれませんね。

また、秋といえば「ひやおろし」が提供される季節です。
「春酒」や「夏酒」と同じく、ひやおろしは季節の限定酒です。
定番銘柄からも登場することが多いので、秋の季節にしか楽しめない味わいを堪能しましょう。

 

敬老の日

敬老の日は、祖父母または父母を敬い、長寿を願い、祝う日です。
そこで、長寿に関連した銘柄名の日本酒や薬効効果の高い果実を使った日本酒ベースのリキュールが適しています。

長寿に関連した銘柄には、以下のようなものがあります。

また、金箔を使用した日本酒なども、見た目がよくおすすめです。

 

月見酒

日本では、中秋の名月の際に月とともにお酒を楽しむ「月見酒」という風習があります。
お月見におすすめの日本酒は、秋限定で飲める「ひやおろし」です。
まろやかで深みのある味わいを月の光とともに楽しんでみてください。

 

日本酒の日

10月1日は、「日本酒の日」であることを知っていますか?
日本酒業界では、この前後にイベントを催すことが多いです。

そんな、日本酒の日には、秋限定で提供される「ひやおろし」をはじめとして、さまざまな日本酒を楽しんでみてください。普段飲まない日本酒との飲み比べなどを行って、日本酒の奥深さに触れてみてはいかがでしょうか。

 

冬の記念日や行事、イベントに適した日本酒は?

冬(12〜2月)の主な記念日や行事、イベントをまとめました。

【冬の記念日や行事、イベント】

  • お歳暮
  • 忘年会・新年会
  • 正月
  • 雪見酒 など

冬には、複雑な香りと独特な味わいが楽しめる「熟酒」がおすすめです。
また、冬は空気が乾燥することによる風邪や、忘年会や新年会による胃腸の疲れが出やすい時期です。

そのため、「水分が少ない」「塩分を含む」「栄養価が高い」といった特性を持つ、食品類が適しています。
こうした特徴を持つ料理には、燻製や『鍋』を含む煮物があり、そうした料理に合う日本酒は、個性的な深い香りと独特な強い味わいが特徴的な「熟酒」タイプのものです。
幅広い温度帯に適している日本酒なので、さまざまな味わいが楽しめます。

また、「新酒(しぼりたて)」と呼ばれる冬の限定酒も見逃せません。
その年の新米で作ったお酒なので、若々しくフレッシュな味わいが堪能できます。

 

お歳暮

お歳暮はお中元と同じく、お世話になった方へ感謝を伝える機会です。

基本的に、ハムやソーセージ、洋菓子・和菓子といった食べ物や、ジュースやコーヒー、ビールやワインといった飲み物が好まれますが、これらの定番以外にも日本酒を贈るのもよいでしょう。

お正月を想定して贈ることを考えて、縁起のいい銘柄や特別の感のある高価な日本酒が適しています。

例えば、茨城県の来福や岩手の地酒七福神は縁起のいい日本酒として知られています。

 

忘年会・新年会

忘年会や新年会の季節には、この時期に提供が始まる「新酒」や、冷えた体を温める「燗酒」が適しています。
忘年会や新年会時期には、何かと胃や肝臓に負担がかかりやすいです。
内臓は、冷やすと機能が低下しますので、温かい日本酒を飲んで胃や肝臓を冷やさずにお酒を楽しみましょう。

 

正月

1年の始まりの月であるお正月。
始まりの日ですから、華やかに、パーっと、楽しい気分で、ちょっと高級なお酒を飲みたいですよね。
そんな、お正月におすすめの日本酒は、「吟醸系」のお酒。「吟醸」「大吟醸」「純米吟醸」「純米大吟醸」などのお酒です。

これらのお酒は、味のタイプで言うと「薫酒」であることが多く、華やかな香りに旨みのある、スッキリ軽やかで、甘露のようなお酒が多いです。

また、「吟醸」「純米吟醸」であれば、米を60%以下まで、「大吟醸」「純米大吟醸」であれば、50%以下まで削って作るお酒で、造れるお酒の量が相対的に少なくなるため、お値段も他のお酒に比べるとお高めになっています。
別格純米大吟醸原酒 平安」というお酒は、酒蔵さんのWebサイトでは13万2,000円で販売されており、管理人が知る限りでは、このお酒が最も値段の高い日本酒です。

このお酒は、それこそ『別格』ですが、大吟醸、純米大吟醸の価格帯は2,000円くらいから5,000円くらいの印象です。
お正月にちょっとリッチな気分を味わうのにちょうどよいお酒なのではないかと思います。

 

雪見酒

雪景色を見ながらお酒を楽しむ「雪見酒」
昔は、紫式部も楽しんでいたといわれており、情緒あふれる飲み方です。
雪の季節には、「醇酒」「熟酒」を常温または燗で楽しむとよいでしょう。

また、この2つの味のタイプは適した温度帯が広く、冷やして飲んでもよいので、近くの雪で冷やして飲む、といった飲み方をするのも風流があっておすすめです。

 

まとめ

季節のイベント別に、そのイベントに適した日本酒の選び方やおすすめを紹介してきました。

日本酒の味のタイプには、「爽酒」「薫酒」「醇酒」「爽酒」の4種類があり、それぞれ適した季節があります。
旬の食べ物と同じく、旬の日本酒も存在するので、季節の変化に合わせて、その季節にしか楽しめない日本酒を味わってみてください。

これから日本酒を楽しむ際には、少し目線を変えて、季節に合わせた味の種類や銘柄を選んでみるのもよいと思います。

 

次回は、第10回「季節の食材×日本酒!旬の組み合わせでワンランク上の味わいを楽しもう!」です。

 

【参考文献】
日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI) 著『新訂 日本酒の基』 NPO法人FBO 2018年

 

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