長野県上田市⑭ ―紺屋町―

 

こんばんは。
こちらのブログをご覧くださいまして、ありがとうございます。

管理人も思わなかったほど長く続いた上田市編ブログですが、今回で、上田市の紹介は終わりになります。
いや、本当に長かったですね^^;

さて、前回は柳町の北の端、と思われる橋の手前までやってきました。
今回は、この橋を渡って国道18号線に出て、さらに西の方へ向かいます。

前回の最後に載せた写真に写る橋を渡ると、目の前に神社が見えてきます。

こちらは、幟にも書いてありますが、上田大神宮です。
主祭神は、伊勢神宮と同じく「天照大神」です。

こちらが本殿になります。

長野_上田_上田大神宮

近づいてみると、お賽銭箱の横には、以前ご紹介した岡崎酒造さんの日本酒「亀齢」の酒樽が置かれています。

長野_上田_上田大神宮

こちらの神社は、1886年(明治19年)に建立された神社だそうで、明治時代に新政府が神道を盛んにしようとして全国に建立した神社の一つです。

長野_上田_上田大神宮_案内板

東京にも恋愛成就のパワースポットとして有名な「東京大神宮」がありますが、若干成り立ちは異なるものの、同じ趣旨で建立された神社のようです。
名前も似てますしね。

なぜ、長野市ではなかったの?という疑問がわきますが、おそらく、長野県の中央部付近であることと、古代律令制の時代には国分寺が置かれていて、やはり、信濃国=長野県の中心部だったと考えられたことからかと思われます。

国分寺は聖武天皇の命令によって全国に建立された国家のお寺で、各律令国の国府、現在の感覚だと各県の県庁所在地に建てられたと考えられています。
ちなみに、現在も、上田市に国分寺はありますが、こちらは、平安時代以降に建てられた別のお寺になります。

拝殿の横には、こんな鉄の窯が置かれていました。

長野_上田_上田大神宮

雨水をためておくためのものなのでしょうかね。

さて、お参りを済ませて、今度は国道18号線を西の方に進んでいきます。
すると、大きな看板のお店が目に入ります。

来来亭_上田_外観

こちらは「来来亭」さん。
ラーメン屋さんです。

都心部ではお見掛けしないので知りませんでしたが、調べてみるとこちらのお店は滋賀県発祥で、全国各地に出店されているようで、南は鹿児島、四国、北は茨城県までお店があるみたいです。

12月に上田市を訪れたときにお邪魔しました。
こちらはその時に注文したラーメンと餃子です。

長野_上田_来来亭_ラーメン&餃子

こちらのラーメン、「小」盛です。
午後3時ころに訪れたため、夕飯との兼ね合いも考えて小にしておいたのですが、今の私的には、並盛、という感じでした。
大盛とかどんな感じなんでしょうね^^;

こちらのラーメンは京都風醤油味で、スープには背脂が浮いていますが、しつこくなく、あっさりしているイメージで美味しいです。
日本酒も飲めるお店ですが、やはりラーメン屋さんなので、地酒がいろいろと置いてある、というわけではありません。

さて、来来亭さんの裏手には川が流れているのですが、その川の向こうには白壁の蔵が見えます。

長野_上田_和田龍酒造

橋を渡ってこの蔵の前に出ますと、

長野_上田_和田龍酒造

こちらは、「和田龍酒造」さん。
その名前のごとく、「和田龍」「上田獅子」「真田太平記」を醸す酒蔵さんです。

写真のように、通りに面した外観は、大きな普通の家、ですが、この向こう側に酒造場があるのでしょう。
この日は1月3日でお休みのようでした。

このブログを書いている2017年1月22日時点では、和田龍酒造さんのお酒はデータベースに載っていませんが、じきにどこかのお店を調べているときに巡り合うと思いますので、その時を楽しみに、データの整備を進めていきたいと思います。

この和田龍酒造さんの前の道、これが北国街道なのですが、これを東の方にひたすら歩いていくと、菱屋さん、おお西さんのお店の前に出ます。

実際に訪れたときは、この後、北国街道を東に進まずに、南へ向かってもう一度上田城を見に行き、真田神社に詣でてから、上田城入り口正面にある観光会館に行って、真田幸村像を撮影し、も一度柳町を往復してから帰途につきました。

以上が、上田市を取材した時のお話でした。

 

これにて、上田市を旅した時の記事は、ひとまず終わりです。

真田丸人気にあやかってブログ書くために行ってみようか、くらいの超軽い気持ちで訪れたのですが、記事を書くために色々と調べたり、写真が必要になったこともあり、合計4回ほど上田市を訪れましたが、訪れるたびに、見たいところ、知りたいところが増えていく、とても奥の深い町でした。

本当はもっと書きたいところがいろいろとありました。

今回の記事でも触れた国分寺、忍者の里であり、蕎麦でも有名な戸隠、多彩な銘柄を持つ信州銘醸さんなど、上田市の中心部から離れているところは、残念ながら、時間の関係上、行くことができませんでした。

また、上田市内でも、訪れた時期や時間、個人的な事情などで、気になるお店に入ることもできませんでした。
特に、こちらのお店、すごく惹かれたのですが、訪れたときは1月3日であったためお休みで入れませんでした。

鯉西_外観

鯉西さん。

HPを拝見すると、名前のごとく、鯉料理のお店なのですが、他にも、鮎飯、鮎ラーメン、つけば丼(ハヤの唐揚げのどんぶり。ウグイ(ハヤ)は特有の赤い色をしていて、真田幸村の「赤備え」の鎧の色とした、という説があるそうで、幸村もその昔、上田で食べていたのかも、とHPに書かれています。)、など、気になるメニューがあります。
日本酒も揃っているようですが、何が飲めるのかまではわかりません。
ぜひ、そのうち、泊りがけで訪れて、取材をしてみたいと思っています。

さて、そんな魅力たっぷりの上田市ですが、また訪れたときには、ここで報告したいと思います。

それでは、上田編の最後に、上田市観光会館に立つ真田幸村像の写真を載せて、締めくくりとしたいと思います。

長野_上田_眞田幸村像

※初掲載後、加筆・修正・写真の追加を行いました。

 

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