【利き酒☆】秋はやっぱりこれ!「千代むすび こなき純米 超辛口 ひやおろし」

 

こんにちは。
このブログをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。

さて、今回は、「千代むすび こなき純米 超辛口 ひやおろし」の利き酒の記事です。

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Contents

○ 秋には「ひやおろし」

それは、9月半ばのこと、、、もう2か月以上が過ぎているのですね^^;
ちょうどこの頃からコンサルの仕事が忙しくなったのと、日本酒の基礎的な知識についてご紹介する企画記事の製作をしていまして。
昨日、ようやく企画記事の制作が終わって、こちらの記事を書くことができるようになった次第です。

企画記事の方は、日本酒の他のお酒との違いから始まって、味や香りの基礎的な知識、お酒と料理の合わせ方など、日本酒を楽しむために必要な知識を一通り網羅した、結構よいものになったのではないかと思っておりますので、せひ、一度、読んでみてください。

と、企画記事をアピールしたところで本編に戻りまして。
9月半ば頃、夏とそれほど変わらない気温の中、いつもの酒屋さんに行った時に売られていたのが「千代むすび こなき純米 超辛口 ひやおろし」でした。

先ほどご紹介した企画記事の中でも書いているのですが、「ひやおろし」は秋に出荷されるお酒。
気温的には夏ですが、暦の上ではもう秋なんだなと。
その時は、季節を先取りして記事を書こうかなと思って購入したのですが、季節を先取りするどころか、季節が過ぎ去ってしまいかねない状況です。

 

○ 「千代むすび こなき純米」について

利き酒をする前に、少しだけ、「千代むすび こなき純米」について説明しておきますね。

今回のお酒「千代むすび こなき純米 超辛口 ひやおろし」は、鳥取県境港市の酒蔵「千代むすび酒造」さんが造っているお酒です。
境港市は漫画家、水木しげるさんの出身地で、「千代むすび こなき純米」は漫画「ゲゲゲの鬼太郎」に出てくる子泣き爺からその名前が取られています。

この「千代むすび こなき純米」は、当サイトの記事でも2回ご紹介しておりまして、1回目はノーマルのもの、2回目は「夏酒」を紹介しています。

夏酒の記事の際には、ノーマルのものと比べましたが、今回も同様に、ノーマルのこなき純米と飲み比べつつ、ひやおろしというお酒は普通のものとどう違うのかを紹介できればと思います。

 

○ 味わい

それでは、実際に飲み比べていきましょう。

まずは、普通の「こなき純米 超辛口」から。

konakijunmai

香りはそれほど強くありません。
口に含むと、まずは強いアルコール感がドンとやってきます。
「超辛口」という名前通りの辛口のお酒ですが、旨みもあるので、単に辛いだけのお酒ではないです。

続いて、「ひやおろし」の方をいただいてみます。

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杏子を思わせるようなちょっと甘酸っぱい香りを感じます。
飲んでみると、辛口です。
が、旨みのある辛さで、捉えようによっては、甘みを少しだけ感じます。
旨みがありますが、さっぱりしていて後味は残らないです。

ノーマルとの違いは、この旨み。
ひやおろしの方が旨みが強いように感じられます。

「ひやおろし」は晩秋から冬にかけて仕込まれたお酒を寝かせて、保存性を高めるために通常は2回行われる「火入れ」とよばれる加熱殺菌を1度だけ行って出荷されるお酒です。
仕込んでから時間をおいて出荷されるため、熟成が進んでまろやかな味わいになるのが、「ひやおろし」の特徴なのですが、この「こなき純米」のひやおろしでも、旨みが出ることでまろやかな味わいとなっています。

 

○ 料理と合わせてみると

飲み比べたところで、今度は「ひやおろし」と料理を合わせてみます。

今回合わせるのは、
さばのたたき
モッツァレラチーズとトマトのサラダ
深川いなり

です。

 

さばのたたき

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近所のスーパーで見つけて、「『さばのたたき』なんてあるんだ!」ということで買ってみました。
鯖に特徴的なあの脂分はそれほど感じられなくなっていて、むしろ、鯖本来の旨みが味わえます。

「ひやおろし」と合わせてみると、鯖の味を損なわず、お酒と鯖の味が調和してお互いに併存するような感じです。
相性良いです。
つけだれとして、たまりしょうゆが付いていたので、それにつけて食べたのですが、たまりしょうゆの強い旨みともけんかしません。
旨みのあるお酒なので、同じく旨みのある食べ物と相性が良いのでしょうね。

 

モッツァレラチーズとトマトのサラダ

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ちょっとおしゃれな感じなので、写真映えするかなと思って合わせてみました。
ま、管理人のカメラの腕ではあまり映えませんでしたが^^;

付いていた野菜ドレッシングでいただきました。
ほとんど味のしないモッツァレラチーズですが、「ひやおろし」と合わせることでモッツァレラチーズが本来的に持つ牛乳の味わいを引き出してくれました。
野菜の方は、苦みとかのない野菜で、味としてはドレッシングのみですが、野菜ドレッシングの味を損なうことなく、調和してくれます。
これも相性は良いと思います。

 

深川いなり

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あさりと一緒に出汁で炊いた深川めしを、甘辛く炊いた油揚げに詰めた料理。
深川めしの味と油揚げの味が調和していて美味しいです。紅ショウガの辛味がアクセント。

「ひやおろし」と合わせると、お互いの甘みが溶け合って、更に上品な甘みに昇華する感じがします。
アサリの味も引き出してくれるので、良い相性だと感じました。

 

○ まとめ

今回は「千代むすび こなき純米 超辛口 ひやおろし」をいただきました。

ノーマルのものと飲み比べると、仕込んでから時間をおいているため、旨みをより感じるお酒となっています。
そのため、料理と合わせると、旨みのある、ある意味で甘みを感じるような料理と相性がよく、料理の旨みを損なうことなく、むしろうまみを引き出してくれます。

「ひやおろし」は秋の限定販売品ですので一年中飲めるわけではありません。
毎年9月頃にしゅっかされるので、機会があったらぜひ、みなさんもこのお酒を飲んでみてください。

 

☆ 今回のお酒を買うならこちら

こなき純米 超辛口 1.8L

 

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