【名物・地酒巡り】すそ野は長し!群馬の地酒「赤城山」「名峰赤城」と群馬名物?「永井食堂のもつ煮」をご紹介

 

こんにちは。

この記事をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

さて、今回は、群馬県のお酒「名峰赤城 蔵出し 生原酒」「赤城山 本醸造からくち」と、「永井食堂のもつ煮」をご紹介します。

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Contents

新企画【名物・地酒巡り】始めます

1か月ほど前の前回の記事では、青森県のお酒「縄文明水」と、青森名物「いちご煮」「バラ焼き」をご紹介しました。
その際には、特に言及していなかったのですが、新しい企画として、『【名物・地酒巡り】』というものをやっていきたいと思っています。

新型コロナウイルスが流行り出してから1年半ほどが経とうとしています。
直近では感染者数が減ってきていますが、テレビやネットニュースなどでは、冬に第6波が来るのではないか、などということも言われています。
管理人、仕事柄、毎日海外のマーケット情報を読んでいるのですが、ワクチン接種が進んでいる国でも、一度は感染者数が減ったものの、最近では感染がまた広がってきており、それが景気回復の足かせになる、ということが7月くらいから言われていました。

環境や政府の政策が異なるので、海外の動きがそのまま日本にも当てはまるとは限らず、実際に第6波が来るのかは分かりませんが、まだしばらくは、家に引きこもっていないといけません。
そんな中で、何か記事になる企画がないかなと考えていたのですが、以前の記事では、旅に出て、その地のお店で飲んだ記事とかを書いていたなと、いうことをふと思い出しまして。

今は外出自粛で、旅なんてできないけど、多少なりとも旅の気分でも味わえれば楽しいのでは?
と、いうことで、ひねりも何もないですが、ECで買える各地の地酒と名物料理を紹介してみようか、と思ったことから、この企画をやっているという次第です。

まあ、その他にも、新型コロナのおかげで、本業で唯一の収入源であるコンサルティング業の方が売上0になってしまいまして。
ブログで少しでも収入を上げないといけないから、Amazonからのアフィリエイト収入を増やすために、リンクがいっぱい貼れる企画記事を書かないといけない、というのもあったりするんですけどね^^;

そんなこんながあってできた新企画【名物・地酒巡り】。
今回は管理人の出身地、群馬県のお酒と名物料理をご紹介します。

ご紹介するお酒は「名峰赤城 蔵出し 生原酒」と「赤城山 本醸造からくち」。
名物料理は、「永井食堂のもつ煮」です。

 

本日のお酒「名峰赤城 蔵出し 生原酒」と「赤城山 本醸造からくち」

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今回のお酒は「名峰赤城」「赤城山」と、その銘柄名に『赤城』の2字を持っています。
ブログ内の順番と反対になってしまっているのですが、今回の記事は、料理の方から決めていまして。
「永井食堂のもつ煮」が、群馬県渋川市のお店の料理で、その渋川市にある酒蔵さんで作られているお酒が「名峰赤城」。
『赤城』というと、「赤城山」という銘柄のお酒もあるので、この「赤城山」も一緒に取り上げてしまおうということで、今回は『赤城』の2字を持つ日本酒2銘柄のご紹介となった次第です。

さて、前振りが長くなってしまいましたが、まずは、今回のお酒を、それぞれ紹介していきましょう。

「名峰赤城 蔵出し 生原酒」

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このお酒は、群馬県渋川市にある聖酒造株式会社さんのお酒です。
創業は天保2年(1841年)とのこと。

1841年というと、江戸時代後期、水野忠邦が天保の改革を開始した年ですね。
この改革は、教科書的には1843年に終わって、それから10年後にペリー来航、さらに15年後に明治時代が始まる、というふうに歴史は展開していくのですが、そうした時代の節目に創業した酒蔵さんです。

聖酒造さんがある渋川市は、群馬県の中央部にある都市で、西には榛名山、東には赤城山という山があります。
この二つの山と妙義山という山を合わせて、「上毛三山」といいます。
群馬県のたいていの小学校では、運動会を行うときにこの上毛三山にちなんで、赤城団、榛名団、妙義団の3チームに分けたりします(管理人の通っていた小学校もそうでした)。

ちなみに、「上毛三山」とは言うものの、赤城山・榛名山は休火山、妙義山は死火山で、「赤城」は空母、「榛名」は戦艦の名前や海上自衛隊の護衛艦のネームシップになったりしています。
しかしながら、「妙義」の名前を冠する軍艦はなかったりと、妙義山だけ別扱いを受けている感じがします。
まあ、妙義山の麓にある町で生まれ育った管理人の僻目(ひがめ)かもしれませんが^^;

話が少し逸れましたが、その赤城山と榛名山の間には利根川が流れていまして、聖酒造さんは利根川の東側、赤城山の西の麓にある酒蔵です。
それゆえに、「赤城」の名前を持つ銘柄があるのでしょう。

今回のお酒、「名峰赤城 蔵出し 生原酒」のスペックは、以下の通りです。
タイプ:生原酒
原料米:ひとめぼれ
精米歩合:70%
アルコール:19%

原料米は、こだわりの地元・前橋市富士見地区産ひとめぼれ。
原酒であるため、アルコール度数が19%と高めになっています。

 

「赤城山 本醸造からくち」

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こちらのお酒は、群馬県みどり市にある近藤酒造株式会社さんのお酒です。
創業は明治8年(1875年)

高校の日本史の教科書だと、大阪会議が開かれて、征韓論争で敗れて下野した木戸孝允、板垣退助が政府に復帰し、「漸次立憲政体樹立の証書」が出されて、日本が、立憲政治・議会政治へと移行する画期となった年、ですね。
。。。とはいっても、一般的には、あまりピンとくるような出来事ではないかもしれませんが^^;
上野公園の銅像の人、西郷さんが1877年に起こした西南戦争の2年前、の方が分かりやすいですね。

それはさておいて、近藤酒造さんがある、みどり市は、群馬県の東側にある街で、赤城山の東側の麓にあたります。
聖酒造さんのある西の麓、渋川市からは、国道353号線で1時間くらいのところになります。
この国道353号線は赤城山のすそ野に沿うように走っている道路で、その距離はだいたい30kmくらいと思われますので(平均時速30km×1時間)、ずいぶんと長い裾野だということが分かるかと思います。

群馬県には、「上毛かるた」という、群馬県出身者のほとんどが存在くらいは知っているはずのローカルかるたがあります。
その「上毛かるた」の『す』の読み札は「すそ野は長し、赤城山」となっていまして、赤城山は東西にすそ野が長く伸びていることが特徴なのです。
ご参考まで、赤城山の写真です。

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そんな長い裾野の赤城山の麓にある近藤酒造さんでは、赤城山の伏流水を使って酒造りが行われており、それが今回のお酒、「赤城山 本醸造からくち」です。

スペックは以下の通りです。
特定名称:本醸造
精米歩合:60%
アルコール:15%

 

隠れた群馬名物?「永井食堂のもつ煮」

続いては、名物の食べ物をご紹介します。
群馬県渋川市にある永井食堂さんの「もつ煮」です。

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永井食堂とは?

永井食堂さんは渋川市の北の方、利根川沿いの山腹を通る国道17号線沿いにある食堂です。
見た目は、何の変哲もない、いかにも、昭和の地方の国道沿いにある、トラックも停まれる食事処、といったたたずまいをしています。

しかしながら、こちらのお店、実は、絶品のもつ煮を出すお店として有名でして。
食堂の営業が終わっても、お店の横に併設されている自販機でもつ煮を買うことができるため、深夜でももつ煮を買いに来る人がいたり、行列ができたりするのです。
それゆえ、群馬の隠れた名物として取り上げられることがあったりするのです。

ということを、管理人は群馬を離れてからテレビで知りました^^;
名前は忘れてしまいまいたが、たしか、変わった自販機を紹介する番組だったと思います。

管理人が群馬県にいたのは2003年まででして。
車で動き回れるようになってから8年くらいいたのですが、その間はずっと、一応、大学受験していまして(笑)
そのころ主に住んでいたのは高崎市で、実家も群馬県の西側だったこともあって、某マンガの公道バトルで有名な伊香保くらいには行っていたものの、渋川市にはほとんど行ったことがないため、テレビで見るまで、存在を知りませんでした。

 

「永井食堂のもつ煮」が選ばれた理由</3>

なのになぜ今回、「永井食堂のもつ煮」を群馬名物として紹介しているのかというと、、、お酒のつまみになりそうな、Amazonで買える群馬名物だったから^^

実のところ、この、地酒とその地の名物を、という企画自体は去年から考えていたものでして。
第1回目は、管理人の出身地である群馬県にしようと思っていました。

それなのに、青森県が先になってしまった理由は、群馬県の「名物料理」が思いつかなかったから。
管理人の群馬愛が足りないだけなのかもしれませんが(まあ、群馬県にいたときの良い思い出なんて、ほとんどないもので^^;)、地酒は簡単に思いつくのに、群馬県の「名物料理」が思いつかなかったのです。
いや、管理人だって「焼きまんじゅう」とか「おきりこみ(おっきりこみ)」とかが群馬の名物料理なのは知っているのですが、これらって、お酒と一緒に食べるものではないですし(、アフィリエイト収入につながるような食べ物じゃないですし(笑))。

何かないかなと悩んでいるうちに、最低限、月に1度は行うことにしているブログ記事の更新ができなくなりそうになったため、『日本酒の起源』に関する記事を書くことになりまして。
この記事では縄文時代にまで遡ったので、それに関連するお酒を紹介したほうが流れ的には自然かなと思ったため、群馬県よりも青森県が先になったという次第です。

その後も、群馬県の名物、何かないかなとGoogle先生に色々とご相談していたのですが、
・おきりこみ
・水沢うどん
・ひもかわうどん
・高崎パスタ
・太田焼きそば
・伊勢崎もんじゃ
・ソースかつ丼
・峠の釜めし
・鳥めし
・みそパン
・焼きまんじゅう
・湯の花まんじゅう
・こんにゃく料理
・すき焼き
・永井食堂のもつ煮

主食ばっかり^^;
まあ、群馬って小麦の生産量は全国4位ですし、麺食いで、2020年の統計調査によると、麺類の消費支出が多い都道府県ランキング(正確には、県庁所在地ランキングですけど)で、群馬県は8位です。
ちなみに、ランキングTop10はこんな感じです(総務省「家計調査」より)。

 

順位 都道府県 都市名 支出金額(円)
1 山形県 山形市 26,190
2 香川県 高松市 24,088
3 青森県 青森市 23,519
4 岩手県 盛岡市 23,375
5 新潟県 新潟市 22,761
6 神奈川県 横浜市 22,453
7 山梨県 甲府市 22,171
8 群馬県 前橋市 21,964
9 栃木県 宇都宮市 21,960
10 愛知県 名古屋市 21,694

山形県は日本一ラーメンを食べる県、香川県はうどんの消費量日本一、青森県はインスタントラーメンの消費が日本一、だそうですから、納得のランキングですね。

話がそれましたが、お酒に合わせる料理となると、上記の名物一覧の中では、「こんにゃく料理」「すき焼き」「永井食堂のもつ煮」だけ。
「こんにゃく料理」は、こんにゃく料理の材料は売っているものの、こんにゃく料理そのものを作るのは管理人には無理なので却下。
「すき焼き」は、実は、昨年からすき焼きで行こうと思っていたものの、この記事を書こうと思い立ったのが8月で、まだ暑いので鍋物はやめておこうということで却下(群馬県のすき焼きは、しょうゆ味の割下で牛肉を煮る牛鍋タイプです)。

そして、「永井食堂のもつ煮」は、他の名物とはちょっと性質が違うのでは?とは思ったものの、まあ、群馬の名物として名前が挙がってるし、ネットで買えて、調理の必要もないからいいかな、ということで、「永井食堂のもつ煮」に決定!となった次第です^^

 

実食!永井食堂のもつ煮

ちょっと長くなりましたが、そんな「永井食堂のもつ煮」。

3人前、永井食堂の公式サイトで購入すると1袋1,000円です。
ただ、3袋からの発送となっておりまして、管理人1人だけではそんなに食べられないため(いや、食べられますけど、おいしいものでも、1週間くらい毎日食べることになるのはちょっと^^;)、2,500円ほどと単価は上がるけど、1袋でも買えるAmazonの方で買うことに(送料や配送の手間があるため、Amazonのような大きいところでないと、商品を1個1,000円で、1個でも販売とかは難しいのです)。

届いたのがこちら。

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先に書いた、お店横の自販機で売られているのがこちらのようです。
食べるときは、袋を5分ほど湯煎してから中身を鍋にあけて、弱火で温めます。

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もつと、群馬の特産品こんにゃくを、みそで煮込んだシンプルなもつ煮です。
お店ではねぎの小口切りが付いてくるみたいです。
この写真を撮った後に、ネギを乗せればよかったなと、ちょっと後悔(;´・ω・)

さて、お味の方はというと。。。

おいしい!
みそとニンニクと、もつのものかみそのものかはわからないけどしっかりとした旨みが混然一体となっています。

そのみそ味の後から、トウガラシの辛みがふっとやってきます。
玄妙としか言いようのない、みそ味のスープがすごくおいしいです。

そして、もつにはみそ味がしっかりとしみ込んでいます。
しっかりと煮込まれており、やわらかく、かみきれます。

永井食堂さんの公式サイトによると、このもつ煮には3つのこだわりがあって、
① もつは、国産の冷凍ものではない小腸のみを使用しており、味がたっぷりとしみ込む
② 味噌は、越後味噌と信州みそをブレンドし、甘辛く深みのある味に仕上げている
③ 具材は、もつ煮の味に影響を与えず、もつとは違う食感を与えてくれるこんにゃくだけを使用
しているのだそうです。

そして、「子どもたちにおなかいっぱい美味しいご飯を食べさせてあげたい……」という想いで創業した昭和45年(1965年)以来、変わらぬ味と変わらぬ値段(もつ煮定食590円)で、「ずっと変わらない味を、ずっと変わらない価格でご提供したい」という想いで、営業を続けているのだそうです。

群馬名物に挙げられるのも納得のおいしさですし、半世紀以上営業しているのも納得のお店の経営者の方の想いです。

 

「永井食堂のもつ煮」と地酒「名峰赤城」「赤城山」のペアリング

そんな絶品の「永井食堂のもつ煮」と、「名峰赤城」「赤城山」を合わせてみましょう。

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「名峰赤城 蔵出し 生原酒」と「永井食堂のもつ煮」

まずは、「名峰赤城 蔵出し 生原酒」から。

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単品でいただいてみます(このお酒は生原酒なので、冷蔵庫で冷やした状態で唎酒を行っています)。

香りについては、それほど感じられません。
でも、香りに意識を集中すると、ほのか~な吟醸香が感じられます。

味の方は、辛口ながらもうまみのあるお酒です。
分類すると、薫酒になるでしょうか。

口にふくむと、舌の真ん中に旨みが立って、そこから外に向かって広がるように味が広がり、すっと消えていきます。
生原酒であるためでしょうか、旨みはフレッシュな感じで、吟醸香から連想される華やかな旨みです。
そうした旨みが消えると、今度はアルコール感が立って、鼻からスーッと抜けていきます。

キレのある芳醇辛口のお酒、とでも言いましょうか。
いいお酒です。

もつ煮と合わせてみると、、、
いい組み合わせです。

食べ物とお酒が融合して味が昇華する、いわゆる「マリアージュ」にはなりません。
ですが、「名峰赤城」の旨みは、にんにくと味噌の旨みが効いたピリ辛のもつ煮にも対抗できるようで、辛みを消して、お酒の甘みに似た旨みが舌に立ちます。

その後に、もつ煮をいただくと、今度はもつ煮の味がピンと立ち、というふうに、もつ煮を初めて味わうときのような、新鮮な状態で味あわせてくれるのです。
にんにくのきいた焼肉を、白いご飯と一緒に食べる時のように、肉を飽きずに、いくらでも食べたくなるような、そんな感じにしてくれる組み合わせです。

 

「赤城山 本醸造からくち」と「永井食堂のもつ煮」

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続いて、「赤城山 本醸造からくち」です。

単品でいただいてみると、
まずは香り。
香りはほとんど感じられません。

味わいについては、一口含んでみると、すっきりしていて、水のよう
いわゆる淡麗辛口のお酒です。

お酒じゃないみたいと思うほどなのですが、それも一瞬のこと。
そう思った直後に、アルコール感がふっと立ち上がる。

そして、それも一瞬で消えていく。
後味は残らない、キレがある。
そんなお酒です。

近藤酒造さんのWebサイトには、「赤城山麓の仕込み水は淡麗、辛口に最適」と書かれていますが、まさに、その通りの、淡麗辛口のお酒です。

もつと合わせてみると、、、
うん、悪くありません。

水のような「淡麗辛口」のあじわいゆえにか、もつ煮の味の邪魔にはなりません。
にんにくと味噌の旨みが効いたピリ辛のもつ煮、少し残るその後味を清めて、舌をニュートラルに戻してくれます。
もつ煮を単品で楽しむのなら、こちらのお酒の方が向いているように思われます。

 

【おまけ】「塩だれ下仁田ねぎ」

実は、「永井食堂のもつ煮」の他にも、Amazonで買える群馬の食べ物として、群馬の名産として名高い「下仁田ねぎ」を使った「塩だれ下仁田ねぎ」というものとも「名峰赤城」「赤城山」を合わせてみました。
二つのお酒の違いを語るのにちょうどよい料理ではある一方、話の流れ上、この「塩だれ下仁田ねぎ」を出すことができなかったので、【おまけ】という形でこちらにちょこっとだけ、記載してみました^^;

塩だれ下仁田ネギ

群馬県の名物を書くにあたって、当初、もつ煮だけでは分量が十分なものにはならないかもしれないという懸念があったため、群馬名産の下仁田ねぎを使ったものも購入しておこうと思い、Amazonで商品を調べまして。
Amazonには下仁田ねぎを使っている食べ物はいくつか販売されていたのですが、群馬県で造られているのはこの「塩だれ下仁田ねぎ」だけだったので、こちらを購入してみたのです。

この「塩だれ下仁田ねぎ」ですが、味の方は、ねぎのあまさと故障の辛さがマッチングしつつも、レモンのような柑橘系のほどよいすっぱみもが感じられる、さっぱりとしたあじわいで、結構おいしく、ご飯や豆腐などにのせるもよし、お酒のつまみにもよしといった感じです。

そこで、今回は、「塩だれ下仁田ねぎ」を豆腐に載せて、「名峰赤城」「赤城山」と合わせてみました。

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「名峰赤城」の方は、ネギの甘みと調和して旨みが強くなり、コショウの辛味が消える感じがします。
豆、ねぎ、お酒の旨みが絡まりあって新しい旨みへと昇華する、いいマリアージュになりました。

一方の赤城山の方は、豆腐の豆の味や、ネギの甘みを立たせてくれる。
もつ煮の時と同様、料理のじゃまをせずに、その味を味合わせてくれる感じです。

もつ煮は味が強いので2つのお酒の性質の違いがあまりはっきりとはしなかったのですが、この「塩だれ下仁田ねぎ」を載せた豆腐を食べてみると、2つのお酒の違い、特徴というのがよくわかります。

「名峰赤城」は料理と調和してその味を深めてくれるお酒、一方の「赤城山」は料理のじゃまをせず、その味を引き立ててくれるお酒なんですね。

 

終わりに

今回は群馬名物「永井食堂のもつ煮」と、群馬の地酒「名峰赤城」「赤城山」をご紹介しました。

もつ煮は、みそとニンニクなどの味が混然一体となった玄妙な味にピリッとした辛味が効いた逸品。
「名峰赤城」は、華やかな旨みのあるお酒で、もつ煮と合わせると、お酒の旨みともつ煮のピリ辛がよいコントラストとなって、どんどんと食とお酒が進んでしまう組み合わせ。
一方の「赤城山」は、「淡麗辛口」のお酒で、もつ煮の味の邪魔をせず、舌をリセットしてもつ煮を単品で楽しませてくれる組み合わせ、でした。

今回の料理・お酒は群馬県で造られているもので、全てネットで購入したものなのです。
新型コロナのおかげで、外出自粛が要請されて、旅行も自粛しなければならない世の中になってしまいました。
しかし、一方で、そのために、色々なお店や企業がネット販売の導入を進めて、これまではネットで購入できなかった食べ物やお酒もネットで購入できるようになっています

昨年の新型コロナの感染拡大以降、管理人は、中小企業向けの補助金や融資に関するお仕事に携わることが多いのですが、飲食業に限らず、多くの企業やお店が、今までの対面での売上が激減してしまったため(昨対比90%以上というような減り方をしています)、インターネットでの販売へのシフトを進めています
しかしながら、ネット販売の場合、集客が難しいですし、あとは販売価格と配送費が、意外とネックになって儲かりにくいことがあったりします。

今のような自粛生活がいつまで続くかわかりませんが、そうした苦境に立たされているお店や企業さんを、ネットを通じて商品・サービスを購入することで応援することができます
このサイトでは、今後も、ネットで買える各地の地酒・名産を紹介していきますので、この記事を読んで、おいしそうだなとか、これいいなと思える商品がありましたら、それぞれのリンクを貼っていますので、リンク先からぜひ、購入してみてください。

それでは、今回はこの辺で。

 

☆ 今回のお酒を買うならこちら

meiho-akagi-kuradashi-namagenshu 名峰赤城 蔵出し 生原酒
赤城山 本醸造からくち

 

☆ 今回の名物を買うならこちら

永井食堂のもつ煮

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