バンコクで日本酒の飲み比べができるお店「写楽」をご紹介！

こんにちは！
世界を旅する日本酒ライターのTAKUMAです！

タイへ来て2ヶ月経ちました。
現地は丁度一年の中でも一番暑い時期なので、日中は39度ある日もあるぐらいです。

そんな暑い日にこそ、夜は冷たくて美味しい日本酒が飲みたくなるのが酒好きの性。
今回はバンコク市内で飲み比べができるお店をご紹介します。

タイのバンコク市内ではかなりの日本酒の銘柄が飲める場所が多い上に、料理も普通に日本で食べる時と変わらないぐらい美味しいのが特徴です。
ここでご紹介しているお店に行けば、後悔することはまずないと思いますので、興味がある方は是非とも訪れてみてください。

Contents

○　日本酒の飲み比べセットが置いてある珍しいお店”写楽”

この日私が訪れたお店は、バンコク市内のちょうど中心街にある、地下鉄アソーク駅から歩いて徒歩約5分ぐらいにあるお店”写楽“です。
お店自体は小道を挟んだ向かい側の奥にあるので、ちょっと分かりづらいかも知れません。

外装は白の建物になっており、外からでも中が覗けるようになっています。
店内は日本にあるような居酒屋というよりも、レストランに近い雰囲気と広さを兼ね備えた、とてもいい感じの空間演出になっていました。

この日は友人と食べる約束をしていました。
時間よりも早めにきて少し待っていると、スタッフさんが親切にお茶（有料）を出してくれました。
その他にも現地のガイドブック等も渡されて、とても親切だと感じられました。

待っていた友人が席に着くと、早速私は気になっていた日本酒の飲み比べセットを注文。

銘柄は、
・獺祭純米大吟醸50
・高砂特別純米辛口
・麒麟山伝統辛口
の3種類です。

個人的には獺祭がかなり好きな日本酒だったため、飲み比べセットを頼んだと言っても過言ではないのですが、その他の日本酒も美味しく頂きました。
それぞれの日本酒の特徴を以下にまとめてみました。

言わずもがな、日本でも大変有名な日本酒で、ご存知の方も大変多いと思いますが、獺祭は山口県にある旭酒造のお酒です。
その味はとても飲みやすく、辛さはほとんどなく旨味と甘みのバランスがとても良いです。
女性でお酒が苦手な方でも、獺祭なら飲めるという人がいるぐらい飲みやすい日本酒。

※管理人注：
2019年4月1日より、獺祭50は精米歩合が45％となり「獺祭純米大吟醸45」となっています。

静岡県を代表するとても辛口の日本酒「高砂（タカサゴ）」。
若干の甘みを残しつつ飲んだ後に辛い印象を与える高砂は、日本酒好きな方には大変おすすめのお酒です。

飲み比べセットの中では一番辛口。
伝統を感じさせる新潟の日本酒「麒麟山」。
旨味と辛味が絶妙にマッチして、魚料理にとても合う日本酒です。

美味しい日本酒に合わせる料理ということで、今回頼んだものは以下の通りです。

•　カリフォルニアロール
•　串カツセット
•　カルパッチョ
•　タイ風チキン

特に印象深かったのは”カリフォルニアロール”で、アボガドをサーモンで巻いてその上にマヨネーズとイクラが載っています。
醤油と少量のわさびで頂くと、日本酒にもとても合いました。

こちらは串カツセット。
ネタは、ナス、エビフライ、椎茸、豚バラ、アスパラガス、白身魚。
日本の串カツと全く同じ味で、こちらも日本酒やビールには最強に合います。

シーザーサラダにはカルパッチョみたいにかんぱちの刺身がのせてあり、巻いて食べるとかなり美味しかったです。
お刺身は言わずもがな、日本酒との相性はかなり良いのでこちらも美味しく頂けました。

こちらはタイ風フライドチキン。
味は、タイ風というだけあってスパイシー。
ただ、ちょっと大きく、衣が厚くて油を多く吸っていたため、私には重かったですね。
日本酒には今一つという感じですが、ビールには合いそうな一品でした。

バンコク市内で日本酒の飲み比べセットが置いてあるのは、おそらくこの”写楽”だけです。
お店のスタッフさんはタイ人ですが日本語が普通に通じるので、安心して頂くことができると思います。
バンコクで美味しい日本酒が飲みたい方は、是非とも利用してみてください。

•　店名：写楽
•　住所：ซอย สุขุมวิท 23 ถนน สุขุมวิท Khwaeng Khlong Toei Nuea, Khet Watthana, Krung Thep Maha Nakhon 10110
•　TEL：083 776 2272

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