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夜の帝王 Daybreak 【特別純米酒】(広島県)
特定名称 | 特別純米酒 | |
---|---|---|
タイプ | ||
原料米 | 山田錦 | |
精米歩合 | 60% | |
アルコール度数 | 13度 | |
日本酒度 | +9 | |
酸度 | 2 | |
アミノ酸度 | ||
濃淡 | やや濃醇 | |
甘辛 | 辛口 | |
味のタイプ | 醇酒 |
特定名称 | 特別純米酒 |
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タイプ | |
原料米 | 山田錦 |
精米歩合 | 60% |
アルコール度数 | 13度 |
日本酒度 | +9 |
酸度 | 2 |
アミノ酸度 | |
濃淡 | やや濃醇 |
甘辛 | 辛口 |
味のタイプ | 醇酒 |
蔵元 | 藤井酒造株式会社 |
---|---|
産地 | 広島県 |
醸造方法 | |
使用酵母 | |
おすすめの飲み方 | 冷酒 常温 |
商品説明
酒サーチ!レビュー
【蔵元について】
「夜の帝王」を造っているのは、広島県竹原市にある「藤井酒造」さんです。
創業は文久三年(1863年)。
日本は幕末期で、長州藩が下関海峡を航行するアメリカ・フランス・オランダ艦船を砲撃するという下関事件や、生麦事件の賠償を求めるイギリスと薩摩藩が戦った薩英戦争が起きた年です。
藤井酒造さんがある竹原市は、地下水を水道水として利用できるほど清らかな水に恵まれた土地で、自然の恵みを生かしたお酒造りを行っています。
お酒造りにおけるこだわりは、「純米」と「食中酒」。
代表銘柄である「龍勢」は全量純米であり、また、「食の個性を引き立てる酒」を「食中酒」と定義し、しっかりとした存在感は残しながらも、決して食の邪魔はせず、料理とお酒の相乗効果でよりおいしくなる、そんなお酒を造ることを目指しているそうです。
特に「純米」へのこだわりは、創業時からの銘柄である「龍勢」の名前を、「純米酒でない龍勢は龍勢ではない」と、戦後の米不足から純米酒が禁止された時代に、廃止したほどだそうです。
【銘柄について】
「夜の帝王」のシリーズの1つで、蔵元さんのWebサイトによると、「キレのよい」「辛口で厚みのある酸」が特徴のお酒で、「Daybreak(明け方)」まで飲めるお酒として造られているそうです。
【味わいについて】
香りは飴のような、もしくは、甘いドライフルーツのような感じ、「夜の帝王」よりも甘い感じのする香りです。
色はほんのりと黄色みがかっています。
辛口。味のタイプは、「薫酒」か「醇酒」か判別しづらいですが、どちらかというと味わいは単純ではないので「醇酒」かな。
最初に米の柔らかな旨みが割と強めにやってきますが、滑らかで上品な味に仕上がっています。
おいしいです!管理人の好みの味です。
後味はすーっと切れていきます。
「夜の帝王」という艶のある名前にふさわしいお酒で、夜、バーとかで一人飲むときとかに使えそうなお酒、そんな感じです。
【マリアージュ】
「カレイの縁側・醤油煮込み」
宮城県の木の屋石巻水産さんが造っているもので、カレイの縁側の旨みある脂が美味しい逸品です。
骨は柔らかく、とろけるよう。
うっすらとしたしょうゆのコクとほんのりとした塩気、そしてほんのり生姜の味が、カレイの身の甘さと相まって美味しいです。
合わせてみると、濃厚な脂の味をすっきりとさせてくれて、舌を清めてくれる感じです。
ただ、お互いに何か影響しあうわけではなく、お互いに邪魔しないというところ。
相性としては中立という感じでしょうか。
「くさやチーズ」
八丈島にある藍ヶ江水産さんが作っているチーズです。
説明書きによると、青むろあじのくさやとハーブである明日葉を、プロセスチーズとカマンベールチーズに練りこんで燻製にしたものだそうです。
味の方は、まろやかな燻製チーズの味がベースになっていますが、チーズのコクに魚の身のほんのりとした旨みが溶け合っています。
合わせてみると、燻製の味と魚の干物の味をお酒が高めて、お互いをよりおいしくしてくれます。
そして、口の中をすっきりさせてくれます。
これは、好相性!
くさやチーズの味と「Daybreak」の二つがまじりあって、クセになってたまらなくなります。