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夜の帝王 特別純米(広島県)
特定名称 | 特別純米酒 | |
---|---|---|
タイプ | ||
原料米 | 山田錦、雄町、八反錦 | |
精米歩合 | 65% | |
アルコール度数 | 15度 | |
日本酒度 | +9 | |
酸度 | 1.6 | |
アミノ酸度 | ||
濃淡 | 中位 | |
甘辛 | やや辛口 | |
味のタイプ | 醇酒 |
特定名称 | 特別純米酒 |
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タイプ | |
原料米 | 山田錦、雄町、八反錦 |
精米歩合 | 65% |
アルコール度数 | 15度 |
日本酒度 | +9 |
酸度 | 1.6 |
アミノ酸度 | |
濃淡 | 中位 |
甘辛 | やや辛口 |
味のタイプ | 醇酒 |
蔵元 | 藤井酒造株式会社 |
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産地 | 広島県 |
醸造方法 | |
使用酵母 | 蔵付酵母 |
おすすめの飲み方 | 冷酒 ぬる燗 常温 熱燗 |
商品説明
酒サーチ!レビュー
【蔵元について】
「夜の帝王」を造っているのは、広島県竹原市にある「藤井酒造」さんです。
創業は文久三年(1863年)。
日本は幕末期で、長州藩が下関海峡を航行するアメリカ・フランス・オランダ艦船を砲撃するという下関事件や、生麦事件の賠償を求めるイギリスと薩摩藩が戦った薩英戦争が起きた年です。
藤井酒造さんがある竹原市は、地下水を水道水として利用できるほど清らかな水に恵まれた土地で、自然の恵みを生かしたお酒造りを行っています。
お酒造りにおけるこだわりは、「純米」と「食中酒」。
代表銘柄である「龍勢」は全量純米であり、また、「食の個性を引き立てる酒」を「食中酒」と定義し、しっかりとした存在感は残しながらも、決して食の邪魔はせず、料理とお酒の相乗効果でよりおいしくなる、そんなお酒を造ることを目指しているそうです。
特に「純米」へのこだわりは、創業時からの銘柄である「龍勢」の名前を、「純米酒でない龍勢は龍勢ではない」と、戦後の米不足から純米酒が禁止された時代に、廃止したほどだそうです。
【銘柄について】
どのような料理にも合わせやすいように、アルコール度数を抑えて口当たりをまろやかにした、万能タイプの食中酒です。
【味わいについて】
香りは程よく、ドライフルーツを思わせるような甘酸っぱい香りがします。
色は淡い黄色です。
味の方は。。。
辛口。
味のタイプは、「醇酒」と思われます。
まず最初にアルコール感が来て、それからドライフルーツ類を思わせるような甘酸っぱみのある、豊かな味がやってきます。
でも、味はそこまで濃厚ではなく、クセは無し。
後味も若干の余韻を残して、それほど経たないうちに消えていく感じです。
【マリアージュ】
「カレイの縁側・醤油煮込み」
宮城県の木の屋石巻水産さんが造っているもので、カレイの縁側の旨みある脂が美味しい逸品です。
骨は柔らかく、とろけるよう。
うっすらとしたしょうゆのコクとほんのりとした塩気、そしてほんのり生姜の味が、カレイの身の甘さと相まって美味しいです。
合わせてみると、カレイの旨みをふんわりとお酒が包みこんで、濃厚な脂の感じだけを消してくれて、全体として味が最適な形で調和する感じがします。相性良いです。
ただ、冷やしたお酒と合わせると、お互いに邪魔をしないけど、引き立てあうわけではなし、という感じになってしまいます。
お酒の温度が違うと味わいに差が出るものですが、料理と合わせる時にも、やはり、温度によってだいぶ変わってしまうようです。
「くさやチーズ」
八丈島にある藍ヶ江水産さんが作っているチーズです。
説明書きによると、青むろあじのくさやとハーブである明日葉を、プロセスチーズとカマンベールチーズに練りこんで燻製にしたものだそうです。
味の方は、まろやかな燻製チーズの味がベースになっていますが、チーズのコクに魚の身のほんのりとした旨みが溶け合っています。
合わせてみると、お酒の味は引いて、この草やチーズの味を控えめに引き立ててくれます。
お酒は決して、自己主張をせず、背景となるような感じです。