日本酒の飲めるお店取材 in 小諸 本町 その4 ―そば七―

 

こんばんは。

このブログをご覧くださいまして、ありがとうございます。

前回は、大塚酒造さんを(外から)見学しました。

今回は、大塚酒造さんの近くにあるおそば屋さんを取材します。

なお、今回の記事は、本日2月12日に小諸を訪れた時のお話になります。

せっかく取材に行ったので、以前取り上げた「菖蒲庵」さんの「おしぼりそば」の写真も撮ってきました。

そう、お蕎麦のはしごをしてきたのです!

その他のお店にもと思ったのですが、やはり、そば2枚が限界でした^^;

さてさて、それでは本題へ。

前回の最初、「大塚本店」とある建物に戻って、そこから北へ向かいます。
すると、

赤いポストの後ろに立派な構えの町屋が見えます。

こちらは、「そば七」というおそば屋さんです。

写真中央やや左にある格子の付いた窓のところには、こんな説明書きがあります。

この本町の景観は、平成8年に、このお店から復旧が始まったんですね。

それでは、中に入ってみます。

管理人は、お店に入ってすぐに、店内の様子を写真に撮るほどの度胸はないので、席に着いてから撮った写真を掲載します^^;

 

右の写真の右端のところに、ひな人形が飾られていますね。

もっとアップした写真がこちらです。

この日は、本町にある各お店の前に「お人形さんめぐり」の幟が出ていました。

先ほど、ネットで調べてみたのですが、正式名称は「北国街道小諸宿のお人形さんめぐり」で、期間中は、町家に古いひな人形やつるし雛が飾られたり、様々なイベントや展示が行われるそうで、吊るし飾り体験教室、ミニわら馬作り講習会などの企画があるようです。

また、こちらのイベントは小諸市観光協会主催のフォトコンテストの対象だそうで、写真を撮って送ると、優秀な作品はポスターに採用されるみたいです。

3月4日に行われる「わら馬パレード」がクライマックスのようで、手作りのわらの馬に無病息災を託して行われるパレードだそうです。

こちらの看板は、前々回に登場したほんまち町屋館に掲げられていたプレートです。

この「お人形さんめぐり」のイベントは、本町から町おこしを、という機運の中から生まれたお祭りなんですね。

イベントのポスターなどは、「ほんまち町屋館」のHPに掲載されているので、見て、出かけてみてはいかがでしょうか。

話がだいぶ脱線してしまいましたので、元に戻しましょう。

まずはメニューを見ます。

 

左側の写真の一番上に「『十食限定』手びきざる」とあります。

「限定」という言葉に弱い管理人、迷うことなく「『十食限定』手びきざる」を注文、まだあるとのことで、こちらで。

メニューの下の方を見ると、つゆを選んでくださいとの文字が。

見ると、「おしぼり」の字があります。

「菖蒲庵」さんで食べたあれと同じです。

「小諸そば」は「おしぼり」が共通であるのかな、などと思いつつ、実はこちらのお店に来る前に、写真のために「菖蒲庵」さんに寄って、おしぼりそばを食べていたので、さすがに連続して同じものは、と思ったのと、「オススメ」が「特つゆ」なので、「特」の字に惹かれて「特つゆ」を頼みます。

お蕎麦が出てくるまで、こちらをつまみながら、メニューを眺めます。

まずは日本酒を確認。

こちらに出ている「あさまおろし」とは初めて見る日本酒です。

ということで、調べてみると、どうやら、「酒呑み百姓の会」という団体が、前回登場した「大塚酒造」さんに製造委託している銘柄のようで、facebookの記事を見ると、酒米を会の人たちが栽培しているようです。こちらのお店は、まさに「地酒」というか、「自酒」を飲めるお店のようです。

もう一方の日本酒は、特に銘柄が書かれていませんが、横にある写真から、大塚酒造さんの「浅間嶽」、ラベルから、「弁天の泉【本醸造】」とわかります。

…なんてことをしながらこちらのサイトは作られています^^;

そして、おつまみ。

もう、正当な蕎麦屋さんのつまみですね!

卵焼きとニシン漬け、焼き味噌を当てながら一杯飲んで、締めにそば、と行きたいですね…車でなければなあ…

そして、それほど時間経たずに、そばが到着です。

こちらが、手びきざる・特つゆです。

こちらのそば、店内の光の関係もあって、ひょっとしたら違うのかもしれませんが、黒っぽい色につぶつぶが見られるので、いわゆる「田舎そば」のようです。

太さは大体同じですが、若干異なっているので、メニューにある通り、製麺機ではなく手打ちのようです。

おつゆは、玉ねぎ、シイタケなどの野菜を煮込んで作ったつゆです。

管理人は群馬県の西部、長野県のすぐ隣の町出身なのですが、そこで日常的に作られている蕎麦やうどんのつゆと似た感じです。

実家の田舎と同じ雰囲気の蕎麦なので、江戸っ子のように、そばをちょっとだけつゆにつけて、なんて食べ方はせずにどっぷりとひたしてすすります。

おいしい。

外がすごく寒かったので、暖かいつゆがありがたいです。

そばつゆは出汁がきいていて、どちらかというとしょっぱい感じでしょうか。

そばを食べ切って、最後に出される蕎麦湯をつゆに入れます。

すると、これが蕎麦湯にぴったりで、しょっぱい感と調和しておいしくいただけます。

この日2枚目のそばを食べ、2杯目の蕎麦湯を飲んだのに、思わず飲み干してしまいました^^

ちなみに、付け合わせは野沢菜とゆでたジャガイモ。

ジャガイモは味噌をつけていただきますが、この味噌が、甘みがあって美味しいです。

薬味にはネギと大根おろし、そして、写真の中で黄色くちょっとだけあるもの、これ、ゆずの味がするのです。どのようにして作っているのかはわかりませんが、蕎麦と一緒に食べたらおいしいだろうな、と思いました。そう、つけ忘れたのです、残念。

次回来たら、忘れずにつけて食べたいですね。

こうして、この日2枚目のそばと2杯目の蕎麦湯を管理人は食べ・飲み切りました。

…体重が気になってしまいますが、ま、そばだから、健康にいいから☆と自分をごまかし、お勘定を払って、お店の外に出ます。

この日の小諸市は、良く晴れているものの、今シーズン最強の寒波の影響か、空気は冷たいです。

そんな中、カロリー消費もかねて、街歩き再開です。

…というところで今回はおしまいです。

P.S.
こちらの「そば七」さんのお店の横には、珍しいものが見られます。

こちらは、「すこやか地蔵」。

お手てと首を傾げたしぐさが何ともかわいいですね☆

満腹感もあって、思わずほっこり。

そんな、幸せな「そば七」さん取材でした。

 

そば七
そば七
ジャンル:そば店
アクセス:しなの鉄道小諸駅 徒歩7分
JR小海線小諸駅 徒歩7分
上信越自動車道小諸I.C. 車10分
住所:〒384-0026 長野県小諸市本町3-1-2(地図
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 小諸・御代田×そば
情報掲載日:2017年8月9日

 

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