銀座の「魚牛」魚・牛肉料理と辛口酒「日本刀」「ばくれん」

こんばんは、A. Kです。
無事に年も明けて新年がスタート。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

筆者は寝正月を過ごして緩みきった身体に鞭打ちながら、仕事に励んでおります。

この一年で日本酒と料理の美味しいお店をもっともっと発掘できたらいいな、と思っております。
同じお店をリピートして常連になるのもいいですが、好奇心と探究心を忘れずに、美味しいお店にどんどん出会いに行きたいと思います！

Contents

〇　銀座で名店「魚牛」に出会う

早速ですが、会社の新年会で訪れたお店「魚牛」さんの日本酒とお料理が素晴らしく美味しかったので、ご紹介したいと思います。

カウンター席とテーブル席があるので一人飲みにも、会食でも使用できます。
筆者は今回、新年会ということで、複数名で利用させていただいたので、テーブル席にて楽しい時間を過ごしました。

〇　「日本刀」とお刺身盛り合わせ

メニューは「魚牛」という店名からもわかるように、お魚と和牛を中心としたラインナップが並びます。
お酒の種類も豊富で、日本酒も多く取り揃えてあり、心が躍ります。

まずオーダーしたのが、純米吟醸　超辛口「日本刀（かたな）」。
静岡の花の舞酒造が製造元の、スッキリした味わいのお酒です。

なんでも南アルプス赤石山脈の湧き水を仕込み水に使用しており、純米酒をより淡麗に仕上げるために、仕込み期間を長く取り、ゆっくりとアルコールを抽出しているのだそうです。

口に運んでみると、キレのあるさっぱりした飲み口が印象的。
癖が少ないので、日本酒独特の酸味が苦手な方も楽しめるのではないかと思います。

実際に、同席していた上司は日本酒が苦手であまり飲まない方だったのですが、
勧められて日本刀を飲んでみたところ、

「今まで飲んだ日本酒の中で一番臭みがなく飲みやすい」

といつの間にか一緒に飲んでいました（笑）

そんな「日本刀」と一緒にいただいたのは、三浦半島から届けられたというお刺身の6種盛り合わせ。

美しい金色の器に盛られたお刺し身は、瑞瑞しく鮮度も抜群です。

お刺身をいただいた後に「日本刀」を口に流し込むと、さっぱりした日本酒の味がお刺身本来の味を邪魔することなく見事にマッチします。
わさびも辛さも強すぎず、程よい辛さでお刺身の味を引き立ててくれます。
わさびのような辛さのある食材と合わせる日本酒は、風味に癖のない、辛口のものを選ぶと美味しくいただけると思います。

それにしてもこの「日本刀」、清涼感があり飲みやすいので、
ついついペース良く飲んでしまい、注文した2合はあっという間になくなってしまいました（笑）

〇　「ばくれん」と和牛ステーキ

続いて我々がオーダーしたのは、山形発祥の吟醸酒「生・ばくれん」。

この「ばくれん」は、亀の井酒造「くどき上手」の銘柄の一つで、キレのよい辛口の酒造りを研究する過程で誕生したお酒だそうです。
なんと、「ばくれん」の日本酒度は「+20」！
一般的に、辛口と言われるお酒の日本酒度は+3.5〜+5.9と言われているため、「+20」という度数を誇るばくれんは「超辛口」というわけです。

実際にいただいてみると、マスカットのようなフルーティーな香りが心地よく鼻に抜け、癖もなく爽やかな後味でした。
キリっとした風味はありつつも、イメージしていた程の「辛さ」を感じることはなく、香り豊かで華やかな印象を受けました。
先ほどいただいた「日本刀」よりも香りが鼻に残り、飲みごたえが強いように感じます。

この「ばくれん」と一緒にいただいたのがこちら。