東陽町のステーキ屋さん「加真呂(カマロ)」で黒毛和牛ステーキと「久保田 百寿」でランチしてきました☆

 

こんばんは。
このブログをご覧くださいまして、ありがとうございます。

今回は、江東区の東陽町にあるステーキ屋「加真呂(カマロ)」さんの記事です。

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Contents

◯ 久しぶりに東陽町へ

9月半ばのとある土曜日の昼ごろ、管理人は東陽町にあるゴルフ練習場に行くため、数年ぶり、多分、2年ぶりに東陽町にやってきました。
何をしに来たかというと、その2週間ほど前に、会社の上司の方からホールインワン・コンペ!に誘われまして、その1週間後に2年ぶりにラウンドをすることになったので、感覚を少しでも取り戻そうと思い、行きなれていた東陽町の練習場に行こうとしたわけです。

この東陽町の練習場は、地下鉄の東京メトロが運営しておりまして、その名も「メトログリーン東陽町」。
大手町駅から5駅と都心に近いところにあるのに、180yd、3階建90打席の練習場、練習グリーンは無料で、有料のアプローチグリーンと練習バンカーがあり、クラブハウスもキレイという、さすが、東京メトロ運営!という感じの練習場なのです。
ちょっとご紹介しておくと、こんな感じです。

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管理人は東京の大学時代はゴルフサークルに入っておりまして、社会人になってからも年に2、3回はラウンドをしていまして、一時期は毎月ラウンドしていたこともありました。。。今の会社に入ってからは、残業のしすぎで休日は寝るのみだったため、行かなくなってしまいましたが^^;

その、毎月ラウンドしていた頃に勤めていた証券会社の男子寮(といっても、一棟借り上げの普通のマンション)が門前仲町(東陽町の隣の隣の駅)に、女子寮(といっても、一部借り上げの普通のマンション)が東陽町にあったりして、同僚と一緒にこの練習場に来たことから、管理人はこちらの練習場を利用するようになりました。

その頃も手取りが少なかったため、打ちっ放しの方よりも、無料の練習グリーンでパット練習する時間を長くしてたりしまして( -▽-)
その練習の甲斐あって、2年ぶりにパッティングしましたが、こちらはほとんど腕が落ちていませんでした^^

 

◯ 町のステーキ屋さん カマロ

そんなわけで、久しぶりに東陽町を訪れたのですが、せっかく早起きして昼頃に来たので(管理人の休日の起床時間はだいたい13〜14時^^;)、練習前にお昼ご飯でも、と思い、練習場からそれほど遠くないところでお店を探すことに。

練習場のあるあたりには、明治製菓の旧本社ビル

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こんな素敵な建物、

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JDL(日本デジタル研究所)の本社ビルや、運転免許試験場、警視庁第九機動隊の本部などがありますが、飲食店はそんなに多くはなく、また、土曜日の昼間であるためか、開いているお店自体がそんなに多くありません。
毎度のごとく、どこにしようかなと悩んだ末、店頭に「久保田 百寿」と書いてあったステーキ屋のカマロさんに入ることにしました。。。記事も書けますからね^^;

管理人は以前にもこちらのお店にきたことがあるのですが、その頃と変わらず、店内は中央にコの字型のカウンターがあってその中にステーキを焼く鉄板などが置かれており、カウンターの外にはテーブル席が並んでいます。
店内の雰囲気は、照明抑えめでよく侘びた木製のテーブルや椅子が置かれていて、昭和のステーキハウス、といった趣です。

 

◯ カマロのメニュー

コの字形のカウンター席に座ることにした管理人。
時間も時間で席に余裕があったので、こういう時に邪魔なことこの上ない、ゴルフクラブのハーフバッグを隣の椅子に立てかけて着席。
カウンター上に置かれているメニューを眺めます。

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店名を冠したメニューが気になりますが、

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限定』の言葉も気になります。

そして、

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スリランカ家庭料理』『スリランカカレー』の文字も気になります!
ステーキ屋さんでスリランカ料理出してるんだ!とちょっとびっくり。
ですが、目の前でステーキを焼いている人も、注文をとったり、お酒を出してくれたりした人も、褐色の肌をしていましたので、ひょっとして、この店員さんたちがきっかけなのかなと、勝手に想像して納得してしまいました。

そういえば最近は、回転すし屋でカレーを出したり、ハンバーガー屋さんやドーナツ屋さんでパスタを出したりと、専門店で専門外のメニューを提供するお店が増えていますよね。
今は、色々な面白いお店がたくさんあって、お客さんも経験豊富になって、色々な新しいもの、珍しいものを楽しもうという感じだから、一つのものにこだわり続けていると売り上げが成長していかない、下手をすると飽きられて売り上げが下がってしまう。
それ故、新商品を作ったり、各社専門外のメニューを取り入れたりと工夫を凝らしているのでしょうね。

 

〇 ちょっと脇道にそれて、日本経済について思うこと

1990年代半ばくらいまでは、少なくとも、管理人の周り(群馬県の高崎市周辺)では、飲食店て、ある程度の質の料理を提供できていれば問題なく経営できていたように思います。
バブルが崩壊して平成不況が深刻化し、そこから回復するために小泉改革が進んでいく中で、デフレが進行して消費者が飲食店などに求める基準がすごく厳しくなりました。

そして、飲食店に限らず、日本のほとんど全ての供給者、企業は、そうして厳しくなった消費者から選ばれようと、良いものをより安く、という企業努力を延々と続けてきました。
より安くするために、人件費を抑え、より良いものにするために、従業員・労働者に過剰なサービスや働きを求める。

賃金を削られ負担だけ増やされた労働者は、消費を増やせず、それ故に購入する商品、サービスのさらなる質の向上と安さを求める。
それだけでなく、負担だけ増えて報われない、将来に希望を見出せない状態がストレスとなり、商品・サービス提供者の相対的に力の弱い、消費者と直接接するスタッフに無茶な要求や過剰なクレームをつけて憂さ晴らしをする。それが巡って同じようなことを自分も受けている、あるいは受けることになるのに。

おそらく、そうしたことを生み出す最も根源的なことは、「永遠の成長」を求められるからではないのか。
上場会社がそうですが、ほとんどの企業は成長を求められる。
特に上場企業は持続的、永続的な成長を暗に求められている。

しかし、ブッダの最後の言葉にもあるように『もろもろの事象は過ぎ去るもの』。1つの企業が永遠に成長し続けるなんてありえません。
それでも永遠を求めるところに人間の尊さや、美しさがあるのかもしれません。
でも、一方で、永遠を求めるその執着心が悲劇を招くのも確かなことです。

太平洋戦争の最中、艦隊戦力・航空戦力ともに尽き、勝てる見込みがないのに「神州不滅」と叫びながら戦争を続け、銃後に対しては「一億総特攻」と竹槍を持たせての突撃訓練や工場動員を行い、戦地の兵士たちに対しては、「生きて虜囚の辱めを受けず」と撤退や降伏を許さずに部隊を全滅させて「玉砕」と称したり、生還の見込みの全くない特攻を強要したり、ということがありました。

「生きて虜囚の辱めを受けず」を示達した当人は、自決に失敗して虜囚となりました。
特攻隊に出撃を命じた指揮官で自ら特攻出撃をしたり、自責の念に駆られて自害した人はほとんどいません。
中には、「諸君はすでに神である」「君らだけを行かせたりしない。最後の一機で本官も特攻する」と特攻隊員に演説し、エンジントラブルなどでやむなく帰還した特攻隊員は罵倒して特攻させ、その部下全員を死なせたのに、いざ米軍が目前に迫ると、特攻隊にも十分な数の護衛機をつけられない状態だったにもかかわらず、視察と称してフィリピンから台湾へ護衛戦闘機付きで逃亡したという将軍も存在します(なお、その将軍の息子さんは特攻隊員として戦死されています)。

なにも、管理人は永遠への努力を否定しているわけではありません。
永遠を目指して努力する、それが人の尊さだと思っています。
でも、それは個人の中で追い求めるべきもので、他人に強要したり、巻き込んでその人の人生を破壊して良いようなものではありません。
努力して実現できるのか、無理であれば潔く諦めて、次善の道を選ぶこと。そうして世の中の幸福が最大化されるようにすること、組織のトップに求められるものはそういうものではないか。

不可能な永遠の成長のために、自分以外のものに大きな負担をかけ、それが多くの人の不幸を生み出す、そしてその不幸がさらなる不幸を生み出していく。
思うに、あのバブル崩壊後に公共投資を行なって、無理に景気を下支えして経済の新陳代謝を行わず、また、それ以降もずっと、金融政策によって痛みを、なくなるべきものを失くさずに、だましだまし来たことが良くなかったのではないかなと思うことがあります。

必要だったのは、公共工事や金融政策など、過去のものを保つことではなく、そうしたものが壊れた時の受け皿を用意し、そして、何より、新しい企業が誕生するための手助けをすることだったのではないかと。
今の日本の経済のひどい有様、人手が足りないから移民を受け入れろと言いながら、正規雇用は増やさず、頑張った人に昇給もさせず、受け入れた外国人労働者もその人たちが日本国内で生活していくためのきちんとした受け入れ態勢を整えることもせずに、ただ安い労働力としてしか扱わず、新しい商品やサービスを生み出せずに、ただひたすら、コストカットに邁進し、安い労働力のみを求めたがる企業が跋扈している状況を見るとそんな気がしてなりません。

 

。。。あわわ、すごく脱線してしまいました(汗)
どうやら、もやもやがたまっていたようで、話を元に戻しましょう^^;

 

〇 「久保田 百寿」とステーキ

「カマロステーキ」「限定 黒毛和牛ステーキ」「スリランカ家庭料理」とそれぞれ魅力的な文字が躍るメニューを眺めた管理人。
しばし考えた後、『限定』の言葉にどうにも惹かれてしまい、「黒毛和牛ステーキ」を注文することに^^;
そして、今日は休日ですので、

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お酒もいただきます☆
久保田千寿は飲んだことがあるの(といろいろな事情で金欠なの)で、『百寿』の方を頼むことにします。

注文すると速やかに、お酒が運ばれてきました。

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早速一口いただきます。
。。。辛口のお酒、アルコール感ちょっと強めのお酒です。
辛口ですが、旨みがあり、それがアルコール感と相まって、独特な風味になっています。

そして、それからさらにしばらくして、

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「黒毛和牛ステーキ」がやってきました!
ミディアムに焼き上げられた黒毛和牛が、かぐわしい香りを立ち上らせながら、キラキラと輝いています☆

まずはベジファスト。。。などと野暮なことはせずに、『限定』黒毛和牛に敬意を表して「いきなり!ステーキ」です^^

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(  ̄▽ ̄)おいしい!

肉は柔らかく、弾力があります。
肉そのものの旨みはそれほど強くありませんが、噛みしめるほどに肉からは脂がにじみ出てくる感じがして、その脂の甘みが美味しいです。
そんなお肉には、

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このワサビのアクセントがぴったりで、脂の感じをさらっと清めてくれます。

さて、そんな黒毛和牛に「久保田 百寿」を合わせてみると、、、

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脂の旨みたっぷりのステーキに対してはニュートラルで、味を膨らませたり、消したり、ということはありません。
一方で、単品で飲んだ時に感じた独特な味が消えてさっぱり感が残ります。
お肉を楽しむにはいいお酒のように管理人には思えました。

そして、セットのお味噌汁

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こちら、豚汁のような味がします。
ステーキ屋さんで豚汁?と思って、みそ汁の中に入っている肉をよく味わってみると、豚肉のものではない感じがしました。

その自分の感覚を信じるならば、これはおそらく、豚汁ではなくて「牛汁」ではないかなと。
普通の豚汁に比べてあっさりとしているけれど、肉の旨みに由来する甘味が味噌と溶け合っていてとても美味です!

そして、

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ごちそうさまでした。
先にお酒との取り合わせを楽しみながら食べていたので、ステーキは冷めてしまったのですが、冷めても柔らかく、脂の甘みも感じられて、最後まで美味しくいただくことができました。

 

〇 結びに

この後、メトログリーンでパッティング練習を30分ほど、ショットの練習を1時間ほどしてきました。
パッティングの腕は落ちていなかったですが、ショットの方は^^;
ボールは右へ右へと曲がっていきました(汗)

そして、本番、久しぶりのラウンドでも、、、ボールは右へ右へと曲がっていきましたTT
おそらくは、バックスイングで腕を上げすぎて、コックが外れてクラブフェースが右を向いた状態で当たっているのかなとは思うのですが、、、プレイ中は忘れちゃうんですよね^^;
でも、緩やかな丘陵地にあるプロ向けのコースで、左右が広めだったこともあって、なんとか、OBは回避でき、スコアは122だったものの、同伴者に迷惑をかけることなく、楽しくラウンドすることができました。
やっぱり、ゴルフって楽しいですね( *^▽^*)

週に一回は飲み屋さんで飲んで、1か月に1度くらいはゴルフとか、家族や友人・知人と遊びに行って、それで教育費や老後資金もほどほどに蓄えられる。
ネット記事を読んでいると、そういう幸せな生活をできない人は管理人だけではなくて、管理人と同じ「就職氷河期」世代にはそういう人がたくさんいるようです。

この世代は、振り返れば両親が団塊の世代で、1億総中流社会で程度の差はあれ、比較的幸せな子供時代を過ごしたように思われます。
それだからこそ、この現在の境遇が、子供時代との対比で一層不幸なように感じてしまうような気がします。
日本社会にとって、この世代が被った不幸せは、もはや取り返しのつかない重大な影響を、この世代の人々自身にも、社会にも、あと20年もしたら及ぼすと思われます。

でも、少しでも、取り返せるように何かをしたい。
過去は変えられないけれど、未来は変えられる。
小さなことでも変わって、それが積み重なれば大きな変化になる。
そのためには、まず自分が変わって、何かを変えてみること。

それをできる自分になりたいなと、ふと思う管理人なのでした。

 

☆ 今回のお酒を買うならこちら

久保田 百寿 [ 日本酒 新潟県 1800ml ]
久保田 百寿 本醸造 720ML 1本

 

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