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七賢 純米 ひやおろし(山梨県)
特定名称 | 純米酒 | |
---|---|---|
タイプ | ひやおろし | |
原料米 | ひとごこち、あさひの夢 | |
精米歩合 | 70% | |
アルコール度数 | 16度 | |
日本酒度 | +4 | |
酸度 | 1.8 | |
アミノ酸度 | ||
濃淡 | ||
甘辛 | ||
味のタイプ |
特定名称 | 純米酒 |
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タイプ | ひやおろし |
原料米 | ひとごこち、あさひの夢 |
精米歩合 | 70% |
アルコール度数 | 16度 |
日本酒度 | +4 |
酸度 | 1.8 |
アミノ酸度 | |
濃淡 | |
甘辛 | |
味のタイプ |
蔵元 | 山梨銘醸株式会社 |
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産地 | 山梨県 |
醸造方法 | |
使用酵母 | |
おすすめの飲み方 | 冷酒 |
商品説明
酒サーチ!レビュー
【蔵元について】
このお酒を造っている山梨銘醸さんは、山梨県北杜市にある寛延3年(1750年)創業の酒蔵です。暴れん坊将軍・徳川吉宗が亡くなったのが1751年ですので、その前年に創業したわけですね。
初代は、現在の北杜市の白州の水の良さに惚れ込んで、長野県の高遠で代々酒造業を営んでいた北原家から分家して創業したそうです。
白州の水は、甲斐駒ヶ岳の伏流水で、この水は、山に降った雪解け水が、駒ヶ岳の花こう岩に濾過されて、透明感のある滑らかな水となったものだそうです。サントリーのウイスキーにも「白州」というものがありますが、あの白州もこの駒ヶ岳の水を使って作られています。
【銘柄について】
「七賢」は、天保6年(1835年)に高遠藩主内藤頼寧から、母屋新築のお祝いに「竹林の七賢」の欄間一対を頂戴したことに由来するそうです。
ちなみに、「竹林の七賢」とは、中国・三国志の時代、魏の末期から晋の時代初めにかけて、お酒を飲みながら、俗世から超越して自由に談論を行った七人の賢人のことです。コーエーのゲーム「三国志」にも、7人のうちの何人かが武将として登場します。
「七賢」は、地域とのつながりで造られているお酒で、白州の水と、山梨の米、そして、データ管理と職人の技術を合わせて酒造りを行っています。
また、「七」にちなみ、精米歩合も57%、47%、37%と、「7」にちなんだ割合に設定しているそうです。
このお酒の名前にある「ひやおろし」とは、江戸時代に誕生したと言われている日本酒の造り方で、二度目の火入れを行わず「冷や」の状態で大桶から樽に「卸(おろ)し」出荷されることから「ひやおろし」と呼ばれるようになりました。
夏の暑い間は涼しい蔵内で寝かせ、9~11月頃から市場に出回り、私たちの手元に届きます。
この約3ヵ月の間でも、味わいは変化し続けており、同じ日本酒でも、9月に飲むとひやおろしの中でもフレッシュさを感じ、11月に飲むと熟成度が増してまろやかな印象になるそうです。
【味わいについて】
温度によって味わいの変化が愉しめる「七賢 ひやおろし」ですが、今回は冷やで。
一口飲むと、熟したバナナのような香りが鼻に抜けました。
舌触りはとてもまろやかで丸みのある印象。
これはやはり11月に飲む「ひやおろし」の特徴のひとつなのかなと感じました。
味わいはとてもミルキーで程よいボリューム感もあります。
余韻にはほんのり酸を感じましたが、キレはさほど感じず、全体的に最初から最後まで滑らかな飲み心地でした。