ひやおろし(ひやおろし)

『ひやおろし』とは、秋に出荷される、生詰めの日本酒のこと。

通常、日本酒を造る際には、お酒の味を劣化させる「火落ち菌」の繁殖を防ぐために、お酒を60~65℃ほどで加熱し殺菌する『火入れ』と呼ばれる作業を2回行います。
この『火入れ』は、春先に1回、そして、秋なってから濾過または瓶入れの後に1回行われますが、ひやおろしは、この2回の火入れの内、濾過または瓶入れの後の火入れを行わずに、『生詰め』という状態で出荷されるお酒のことをいいます。

味の傾向としては、お酒が夏の間にじっくりと熟成されているため、まろやかな味わいとなっていることが多いです。

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