眺め抜群!スカイツリーを見ながら浅草で「竹葉」を飲む

 

こんばんは。
このブログをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。

 

さて、今回は、浅草にあるオーガニックレストラン「HappySpiceCafe」さんを訪れた時のお話です。


※現在、こちらのお店は営業していません。

 

Contents

〇 靴の街、浅草

こちらのお店を訪れたのは、先週、東京に「過去最強クラスの寒気」が来た日です。
なんでわざわざそんな日に訪れたのかと言いますと、

1. そんな日なので、しかも、この日は給料日前日なので、お客さんがあんまりいなくて入りやすいと思った。
2. 3日後に管理人、大腸カメラの検査を控えてまして、その際にポリープが発見されて切除することになったら入院しなくてはならず、そうなると、記事のネタを仕入れに行くことができなくなるので、早めにどこか訪れておこうと思った。

という理由からでした。

幸い、ポリープはあったもののごく小さく(おそらく、ここ最近できたばかりなのでしょう。まあ、昨年の4~5月の無理な働き方が原因でできたんじゃないかなと思っていますが)、入院することにはならず、こうして記事を書けていますが、やはり健康って大切ですね…みなさんも無理はなさらず、ご自愛ください^^;

 

さて、こちらのお店は、浅草駅の5番出口を出てすぐのところ、「丸善」という浅草で有名な靴屋さんがあるビルの6Fにあります。

管理人も浅草に引っ越してくるまでは知らなかったのですが、浅草は革靴の製造、卸、小売など、革靴関連の会社が多く集まっている町で、この丸善さんから北の方にそうした会社がたくさんあるのです。

「東都製靴工業協同組合」のWebサイトによると、これは、明治時代初期、代々江戸幕府から浅草で皮革製品の製造の取り締まりを命じられていた家柄の弾直樹という人が、これからは軍靴の需要が増えて、皮革製品が必要にされると考えて、その財産を投じて、彼が住んでいた浅草の北の方、今戸周辺(縁結び沖田総司最後の地、まねきねこなどで有名な今戸神社があります)に大きな工場を建て、そこで靴職人の養成を行ったことによるところが大きいのだそうです。

そんな、靴に関する会社が集まっているので浅草では比較的安く靴を買うことができたりするのです。

 

〇 浅草駅すぐ近くの「HappySpiceCafe」

さて、そんな、実は靴の街、浅草にある、浅草でおそらく一番有名な靴屋さんの6Fにあるそのお店、なんで訪れようと思ったのかというと、毎夜、この5番出口から自宅に帰る時にいつも、

このような看板やメニューを見ていまして。
そのメニューの中に「SAKE」と書いてあるので日本酒置いていそうだったのと、このビルの位置からだと、スカイツリーアサヒビールのあのいろんな噂のあるオブジェが見えるはずなので、記事にするのによさそうだなと思ったからです^^;
そんな好立地なお店なので、こんな日でもないと独り身の管理人なんかには入りづらくてしょうがないお店だったりするものですから、こんな寒い給料日前を狙って突撃してみたわけです。

で、丸善ビルの6Fに上がります。

ちょっとわかりづらいですが、6Fには向かって手前に薬局、奥にそのお店があります。

 

店内は、最初に載せた写真のような感じで椅子席と、窓側に

こんな感じの座敷席があります。
管理人の予想通り、お客さんは他に女性2名だけでした。

で、このお店からの眺めですが、

予想通り!スカイツリーとアサヒビールのあのオブジェが見えます☆ 。。。ガラスの中のワイヤーが邪魔ですけどね^^;

 

〇 「HappySpiceCafe」のメニュー

写真ばかり撮っていて注文しないのはお店の方に迷惑なので、早速注文、ということでメニューを拝見。

カレーがメインで、その他にタコス、野菜料理と肉料理。フードメニューの数は抑えられていますね。

フードメニューを増やした方がいろんなお客さんのニーズにこたえられるので売り上げを増やしやすいですが、一方で、いろんな材料を買わないといけないので、それを保管しておくコスト、使わない場合の廃棄コストがかかるし、なにより、あれもこれもといろんなメニューを置くと、そのお店の特色、ウリというものが分かりづらくなります。

こちらのお店、というか、そもそも、こちらのビルも確か、去年の5月くらいにできたばかり。
その立地でどんな需要があるのかとかを把握したり、その地域でお店の基盤を確立したりするのには時間がかかりますから、品数を抑えてコストを抑えつつ、お店の特徴を押し出すというのは、経営戦略としてもいいんじゃないかなと思われます。

 

〇 「HappySpiceCafe」の日本酒「竹葉 純米酒」

さて、飲み物は、

サントリー ザ・プレミアム・モルツ」。
アサヒビール本社ビルの真向かいにあるお店で「モルツ」とは、店長さん、いいセンスしてます☆
管理人、こういうの好きです^^

実は管理人、お店が扱う日本酒と一緒に、お店が扱っているビールの情報も収集しているのですが、浅草はやはり、アサヒビール本社があるだけあって、管理人が調べた40ほどのお店はほぼ全部が「アサヒ スーパードライ」を扱っていました。
この記事をアサヒの本社の社員さんが見たら、翌日、こちらのお店にひっくり返しに行くのかしら、なんて^^;

ま、それはさておき、肝心の日本酒は、

ありました☆
竹葉(ちくは) 純米酒」、石川県の数馬酒造さんのお酒です。

普段だと、とりあえずビールなのですが、今日は検査も控えているから、さっと飲んでさっと帰ろうと思っていたので、最初の一杯目から日本酒を注文(今にして思えば、アサヒビール本社を眺めながらモルツで乾杯、とかしてみればウケたかな、なんて思いますが^^;)。
そして、料理は、悩みましたが、サラダ→カレーと頼むことにして、とりあえず、サラダを注文。

注文してしばらくして、「竹葉」が運ばれてきました。
早速いただきます。

!!

うまっ!!

白ワインみたいな甘みのあるお酒です。
旨みがあるけれど、キレもすごくあって、旨みが舌にほどよく残りながらスーッと流れていく、という感じでしょうか。

 

〇 「HappySpiceCafe」のお料理

スカイツリーと、アサヒビールの金色のオブジェ(「フラムドール(フランス語:flamme d’or)、『金色の炎』」というそうです)を眺めながらちびちびと飲んでいると、サラダが運ばれてきます。

大きなサニーレタス(かな?)の上に(管理人は)名前を知らない野菜とタンドリーチキンが載っていて、その上にピンクと黄色の花が添えられています。
インスタ映えはもちろん、ブログ映えもするサラダです!
小皿に移して早速いただきます。

おいしいです!
レタスの味が濃厚で、されどもくどくない自然な苦みが美味しいです。
サラダにかかっているドレッシングは、レモンとにんにくの味以外は管理人には何が入っているかわからない、いろいろなものが溶け合った味です。

そして、タンドリーチキン。

こちらは、しっとりとしていてやわらかい。
スパイスは辛くなく、たぶん、シナモン、と思われる味が相対的に強めな味、のような気がします。
このタンドリーチキンはそこまで味は強くありませんが、それでもタンドリーチキンで、スパイスの味がちゃんとしています。
ですが、

この竹葉、そのタンドリーチキンにあわせても、スパイスの味に負けずに、調和します。。。すごいお酒です!

 

〇 「KINOBI Kyoto Dry Gin」

そんな竹葉ですが、サラダを半分ほど食べたところでなくなってしまいまして、何か他にお酒ないかなとメニューを見ると、

「Organic SAKE」の中に「KINOBI Kyoto Dry Gin」とあります。

「GinてSAKE(日本酒)だっけ?」と思い、ネットで調べてみたところ、こちらは「季の美」という、「京都蒸溜所」で作られている、米と、玉露やゆず、桧や山椒などの日本ならではの素材を取り入れて作られたジンなのだそうです。
他に日本酒はないみたいだったので、この「季の美」を頼んでみることにしました。

香りはジンの香りです。
味の方は。。。複雑玄妙、というのが一番合っているのかなと思います。

ジンの味だけど、タンドリーチキンのようなスパイシーな料理を食べているからでしょうか、このジンの中にいろいろなスパイシーな味を感じます。
このお店のコンセプト、「スパイス」「オーガニック」にピッタリのお酒です。

 

〇 これぞオーガニック、初めてのヴィーガンカレー

さて、サラダを食べ終えて、最後の締め、というかメインでカレーを頼みます。
選択肢は「キーマカレー」と「ヴィーガンカレー」の2つのみ。

「ヴィーガンカレー」ってなんじゃ?と、ネットで調べてみると、どうやら、酪農製品を食べない菜食主義者の人たち向けのカレーだそうで。
食べたことないのでこちらを頼んでみることにしました。
で、メニューを見てると、「シンプル」と「」とあるのでメニューをよく見てみると、

野菜がいっぱいで森です♡」とのこと。
どんなにいっぱいなのか興味があるのでこちらを頼むことに。

上のメニュー曰く、「カレーの森は注文を受けてから野菜を焼くのでパエリア位のお時間がかか」るそうで。
そして、その下には、「おいているクッションは自閉症の子達が綿を愛を詰めてる世界にひとつのオリジナルです♡」とあります。

そういえば、このお座敷席には、そこかしこにクッションがありました。

この猫クッションも、子供たちが綿を詰めたものなんですね。
隅田川を上り下りする、屋形船や

あの宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999の松本零士先生がデザインした「ホタルナ」(と思しき船)

を眺めながら、「季の美」をちょびちょびと飲みます。

そういえば、もうあと2か月ほどすると桜の季節。
この隅田川は江戸時代、徳川8代将軍、というか、暴れん坊な将軍様、徳川吉宗が両岸に桜の木を植えてから江戸の桜の名所として有名になりました。それは見事な景色。
その桜を、船に乗って川下から川上へ向かいながら眺める舟遊びというのが江戸時代からあったそうで、あの屋形船やホタルナに乗って川の上から見るのがまた風流なんだろうなあ。。。

などと思っていると、カレーがやってきました。
どんなカレーなのかしらと思っていると、、、!!!

確かに、「野菜の森」で、カレーが隠されてます^^;

ニンジン、さつまいも、ブロッコリー、ごぼう、きのこなどの他、管理人は名前を知らない野菜や野菜のピクルスなど、たくさんの野菜が載せられています。
これなら、サラダ頼む必要なかったかな^^;などと思いつつ、早速、森をかき分けて中央のカレーからいただきます。

豆を使ったカレーで、辛くはありません。。。と思っていたら、後になるほど辛く感じてきます。
管理人、スパイスには詳しくないので味の説明はできませんが、スパイスの他に、なんとなくハーブのような味というか、香りがしておいしいです。

野菜の方も、やはり、オーガニック野菜だからでしょうか、えぐい味はせず、自然なおいしさで、これだけの量ですけど食べるのが嫌になりません。
管理人、野菜は食べられますが、丸ごと焼いたのとか、野菜特有のえぐみというか、苦さが苦手なので、普段、野菜を食べる時は薄く細く刻んだサラダしか食べないのですが、この野菜であれば、全然食べられます!

 

帰り際、お会計したときに店長さんから「ヴィーガンカレー好きなんですか?」と聞かれまして、そこから、お店の野菜について少しお話を伺いました。

(確か)野菜は四国、四万十川下流域で栽培されたオーガニック野菜だそうです。
やはり、日本一の清流といわれる四万十川の水で育てられた野菜は素晴らしいのだそうです、というか、素晴らしかったです。
こういう野菜を食べれば、野菜嫌いになる人も減るんじゃないのかなと、純粋に思います。

それにしても、今回はスパイシーな料理でもいける日本酒があるという貴重な体験をすることができました。
そういえば、管理人の家の近所に昨年、インド料理屋ができたのですが、そこにも日本酒が置いてありました。
今、いろいろなネット記事を見ていると、日本酒って世界中で飲まれ始めているそうで、世界各地のいろいろな料理と一緒に楽しまれているようです。

このブログでも、そんなグローバル化していく日本酒を紹介していけたらいいなと思いながら、また来ますと告げて、お店を後にした管理人なのでした。

 

☆ 今回のお酒を買うならこちら

 

竹葉 純米酒 1800ml

 

  もしお気に入りいただけましたら、投げ銭などしていただけると、大変、嬉しいです♪
投げ銭
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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