ヘルシーで優しく冷たい「和ガナッシュ」と暖かい「旨醇 天狗舞 純米酒」で華やかなひと時を

 

こんにちは

このブログをご覧いただき、ありがとうございます。
東京在住のMです。

今回は、「旨醇 天狗舞 純米酒」と、ヘルシーで優しく冷たい「和ガナッシュ」をご紹介します。

 

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石川の定番銘酒「旨醇 天狗舞 純米酒」

師も走る師走。
何かと忙しなくなって参りました。

イルミネーションが点灯しはじめると、クリスマス気分になりワクワクしてきますね。

私も含めてお酒が好きな人は、甘いものやカロリーを控えるよう気にしがちです。
それでも、年末年始のパーティーシーズンはスウィーツをいただきたくなります。
ガッツリとクリスマスケーキをいただかないまでも、チョコレートぐらいは口にされるのではないでしょうか。

そこで今回は、生クリームを使わない生チョコ風のスウィーツを作ろうと思います。
豆腐を使って脂肪分も少なく、低カロリー・ヘルシーな生チョコ風味に仕上げた「和ガナッシュ」です。
日本酒に合うようにアレンジも加えました。

冷たい「和ガナッシュ」には温かい日本酒で、ホットな年末にするために選んだのは、石川県の車多酒造の「旨醇 天狗舞 純米酒」です。

創業は文政六年(1823年)という歴史ある車多酒造。
霊峰白山の伏流水と加賀平野で育った米で醸し、舌の肥えた北陸の人たちに長く愛され、世界で認められる日本酒に成長した銘柄です。
日本酒の美味しさを閉じ込めたような「旨醇」という表記にワクワク感が膨らみますね。

 

混ぜて冷やすだけの簡単「和ガナッシュ」

「和ガナッシュ」レシピ

材料の豆腐は、大豆の香りの薄い値段の安い豆腐を使用してください。

材料

板チョコ(ブラック):75g(1枚半)
絹ごし豆腐:1/2丁
ココアパウダー:適量
干し葡萄:約50g
日本酒:大さじ1

作り方

① 豆腐を水切りする。
私はコーヒーフィルターに入れザルに乗せて1時間ほど水切りしますが、それぞれのやり方でやってください。
豆腐を触ってみて、弾力が出てくる程度まで硬めに水切りをする。

② 干し葡萄を日本酒に漬ける。
レーズンの乾燥度が高い場合は電子レンジで温める。

③ 板チョコを全て細かく刻む。

④ チョコを電子レンジにかけて溶かす。
20秒ぐらいから始めて焦がさないように注意。

⑤ 水切りした豆腐をミキサーやブレンダーにかけてペースト状にする。
あるいは目の細かいザルなどで裏漉しする。

⑥ チョコと豆腐のペーストをよく混ぜる。
この時、豆腐の粒が残っていたりするので、それも潰しながら滑らかになるまで練る。
そこに干し葡萄も加えて混ぜる。

⑦ クッキングシートを敷いた型に入れる。
型ごとトントンと落として空気を抜き、冷凍庫で1時間ほど冷やし固める。

⑧ 冷やし固まったら型から出してココアパウダーを茶漉しで振るう。

⑨ お好みの量に切り分けたら出来上がり。

<この料理のコツ>

・生チョコ風なので完全には固くなりません。
チョコの分量が多く豆腐の水分量が少なければ、冷蔵庫で冷やしても大丈夫です。
・干し葡萄が硬い場合は最初にお湯につけ戻してください。
・型はバットでもカップでもなんでも構いません。
豆腐が入っていたトレーも使い勝手が良いです。

 

日本酒仕様「和ガナッシュ」には、ぬる燗「旨醇 天狗舞 純米酒」が効く

まずは「旨醇 天狗舞 純米酒」を常温でいただいてみたいと思います。

原材料:米 米麹
原料米:5百万石
アルコール度数:15~16度
精米歩合:60%

山廃仕込みで醸造し、樽内で熟成し瓶詰めをしたというだけあって見事な黄色をしています。
これが自然な日本酒の色味なのでしょう。

山廃独特の香りとほのかな酸味。
口に含んでみると、舌を刺激する旨さと辛さが同居して口に中に広がります
それでいて後味はすっきり、雑味を全く残さない心地よさ。

それでは「和ガナッシュ」をいただいてみます。
ビターなチョコの香りと口溶けの良いクリーミーな舌触り。
スッと口の中に消えていった後で、わずかに鼻に抜ける豆腐の香り。
豆腐の香りがなぜかナッツのような風味にも感じます。

さらに日本酒に浸したレーズンが、良い仕事をしています。
日本酒の効果でレーズンの酸味が際立ち、日本酒本来の香りと辛さもしっかりとわかります。
そのアルコールによりカカオのビターな味わいが強調されて、大人の味になっています。

上品なスウィーツに仕上がりました。

これは、「ガナッシュの中の日本酒が日本酒を呼ぶ!」と直感し「天狗舞」をぬる燗にしてみました。

「天狗舞」ぬる燗は予想通りの旨さです。
口の中に残るチョコの香りとレーズンの酸味、レーズンの中の日本酒と「天狗舞」が手を繋いだような効果。
直感通りです。
チョコとココアパウダーのビターな味わいが、ぬる燗の「天狗舞」でより香り高くなります。

さらにこのキレの良い日本酒は、口の中をおいしく仕上げるばかりか、さっぱりとクリアに洗い流してくれます。
見事なものです。

さらに「旨醇 天狗舞 純米酒」を飲み進めると、それはまさに旨醇
豊かな旨味と酸味
辛口なのに、その温度とふくよかさで鼻腔に残る甘い香り。

その後に「和ガナッシュ」を食べても、チョコの香りは上品に立ち、その味は全く変わりません。
唯一変化したことは、豆腐の香りがわかりやすくなったぐらいです。
それも嫌な感じではなく、日本酒とスウィーツがより相性が良くなったイメージです。

美味しさと心地よさに、お酒もスウィーツも進みます。

飲み進めていくと、さっぱりした生チョコ風味とぬる燗の「旨醇 天狗舞 純米酒」の相性はより良くなってくるようです。
体も暖かくなってきて、時間と共に口の中に染みてくる山廃の旨味がより明確になり、鼻腔に少しだけ残る豆腐の香りがふわりとした安心感をもたらしてくれます。

この「和ガナッシュ」は何回か試作をしてみたのですが、ミルクチョコでは豆腐の香りが強すぎました。
日本酒との相性を考えた時に、味のつなぎとなるものが必要と思いレーズンを入れてみたのですが、ラム酒やブランデー漬けのレーズンだと主張が強すぎます。
ガナッシュと山廃作りの日本酒との相性は良かったのですが、より完成度を求めてこのレシピになりました。

もちろん、好みもあるので分量や材料は自由に調整してください。
混ぜて冷やすだけの簡単スウィーツなので、どうぞお試しください。

 

チョコと豆腐の栄養価から見た相性

チョコというと、カロリーばかりが気になるところですが、栄養価も高く、「カカオポリフェノール」は、高い抗酸化作用を持ちます。
それにより、肌の老化や動脈硬化の予防アレルギーの改善リラックス効果もあります。

また、カカオには食物繊維も豊富に含まれていることと、苦味成分である「テオブロミン」は脂肪の蓄積を防ぐ効果もあるようです。

さらにチョコレートに相性の良い食品として挙げられるのが豆乳(豆腐)です。
原料である大豆に含まれるビタミンEは血行が良くなります。
そこにチョコのカカオポリフェノールが合わさることによって、血流より良くなる効果が期待できるため、冷え性の予防・改善にもつながります。
また、豆乳のたんぱく質は、新陳代謝を高める効果も望めるでしょう。

まさに健康を気遣っていらっしゃる方には朗報です。
ただし、食べ過ぎには注意です。
もちろん飲み過ぎにもですね。

「旨醇 天狗舞 純米酒」はお正月にもぴったりなお酒だと思います。
「和ガナッシュ」にはお正月の黒豆を乗せても美味しいでしょう。
ココアパウダーの他にも、抹茶の粉や粉糖で色をカラフルにしても食卓が華やかになりますね。

年末年始、美味しいお酒とお料理で楽しいひとときをお過ごしください。

 

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