海外でも日本酒の飲めるお店!台北「Hanabi」で「賀茂鶴」発見!!

 

こんばんは。
このブログをご覧くださいまして、ありがとうございます。

さて、突然ですが、今回は、「海外でも日本酒の飲めるお店!」と銘打って、日本以外の海外で日本酒が飲めるお店を紹介いたします。

今や、日本酒は日本国内だけでなく、和食と共に世界各国に輸出されていて人気がある、という話をよく聞きます。
インターネットの記事だと、フランスの有名なレストランのシェフがお酒を出しているとかの記事を見かけますが、今回の記事は、フランスではなく、日本からも近い台湾、台北市内にある一般の人が多く通うお店の記事です。

書いて下さったのはTAKUMAさん。
日本や世界各地を旅しながらWebライターとして活動されている方です。

そんなTAKUMAさんが取材してきた台湾の日本酒が飲めるお店の記事をお楽しみください☆

 

Contents

〇 台北市内で日本酒が美味しく頂けるお店をご紹介!

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日本人が、初めて海外旅行に行くならどこが良い?
と聞かれたら、私が真っ先に答えるのが”台湾”です。

台湾は、日本から約4時間程度で行くことができ、現地ではある程度の日本語が通じるため、大変日本からの観光客も多いです。

今回は、そんな台湾の中心部でもある台北市内で、美味しい日本酒が頂けるお店をご紹介したいと思います。

〇 台湾で日本人が歓迎される理由

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台湾の歴史をたどれば、戦時中は日本の植民地であり、その頃の日本軍はそこを拠点にして他の国に攻め入ることを考えていました。
しかし、日本軍による台湾を拠点とした戦争は結局は実現せず、台湾の発展に貢献することになった歴史があります。
台湾では、そのような歴史から日本人はとても歓迎される傾向にあり、どこにいっても日本語でコミュニケーションを取ろうとする台湾人が多いです。

現地には、いたるところに日本企業のお店が点在しており、日本酒を扱ったお店も多数あります。
どこのお店でも、だいたい日本語が通じるため、ヨーロッパなどの諸国と比べても、とても観光しやすいのが特徴ですね。

※管理人注:
後藤新平に見られるように、日本が台湾でインフラ等を整備したことが台湾の今日の発展につながった面があるのは事実だと思われます。
しかし、一方で、朝鮮(韓国)で行ったのと同じように、日本は台湾に対して、日本語や改姓の強要・現地の宗教的施設の破壊・神社の設置などの同化政策(皇民化政策)を推し進めたという事実もあります。
このため、日本に対して悪感情を持つ人も少なからずいますし、日本語でコミュニケーションをとれる・とろうとする人が多いのは、この日本統治時代における「日本語の強要」によるところが多いという指摘もあります(戦前生まれの人は日本語を喋れるし、その子・孫の世代には祖父母から習ったために喋れる・喋ろうとするというわけです)。

また、同じく日本の植民地となった朝鮮に比べると、台湾は親日的と言われますが、日本が台湾統治を始めた初期には抗日闘争が発生していますし、上記のように、日本の統治に否定的な人も少なくありません。
台湾の日本への感情が良いのは、以下の二つのことが考えられます。
・植民地化されたとき、朝鮮(韓国)は独立国であったのに対し、台湾は中国清朝の統治下にあり、日清戦争により当時の中国から割譲を受けて植民地となったため、現地の人の「植民地化された」ことに対する捉え方に大きな差がある。
・日本の植民地支配が終わった後、国共内戦に敗れた国民党が台湾に逃れた時、中国大陸から国民党軍とともに台湾にやってきた人々(外省人)と、台湾にもともと住んでいた人々(内省人)との間に対立が発生し、国民党が内省人に対して虐殺などの強圧的手法で弾圧を加えたため、日本統治時代の方がまだましだったと人々が考えた可能性があること

いずれにしても、日本が台湾に良いことばかりをしたので、台湾の人はみんな、日本人に好意的である、というわけではないことには留意しておいた方がよろしいかと思われます。

 

〇 台北市内で日本酒を飲むなら”Hana Bi”がおすすめ!

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台北市内には、たくさんの飲食店がありますがその中でも特におすすめなのが台北駅から一駅いったところにある”Hana Bi”です。
こちらは、和風のレストランとなっておりテラス席と店内席とで別れており、店内はちょっと高級なバーを思わせるような空間演出となっています。

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働いているスタッフは、全て台湾人ですが日本語も多少は通じるようでした。
ただ、表記されている日本酒のメニューが全て中国語なので、日本酒を飲みたい方はオーダーには苦労するかもしれません。

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それでも、指をさして注文すればだいたい通じるので、ぜひとも数多くの種類の中からご自身の好きなものを頼んでみて下さい。

 

〇 Hana Biの日本酒

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この日は、現地の友人と一緒に訪れたので大きめのソファー席に案内されました。
注文した日本酒は、「賀茂鶴」、広島県広島市にある賀茂鶴酒造(株)のお酒です。

その味は、まろやかな甘みを感じさせつつも、とてもフルーティーで飲みやすい味。
白ワインを思わせるような味ながらも、しっかりと後味でピリッとした日本酒本来の味も感じさせました。

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広島県でも有名な酒蔵の一つである、賀茂鶴酒造(株)のお酒とあって海外でも飲めるのは、とてもありがたいことです。

今回いただいたのは、総じて甘みがあり、とても飲みやすい日本酒だと言えます。
男性よりも女性が好みそうな日本酒ですね。

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また、Hana Biにはそのほかにも沢山の日本酒が用意されています。
日本語が伝わりずらいなと感じた方は日本酒が収納されているケースが入り口近くにあるので、指をさしてから注文すると良いでしょう。

 

〇 Hana Biの料理

付け合わせには、”ジャガイモと明太子の和え物”と台湾の近郊でとれた”刺身の盛り合わせ”を頂きました。
台湾は、物価が日本よりも3割程度安いのでとてもリーズナブルなお値段で頂けるもの嬉しい点です。

<ジャガイモと明太子の和え物>

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ジャガイモに明太子マヨネーズを和えたものです。
日本でも見かける料理ですが、こうして海外で見かけると少し特別な感慨を抱きます。

 

<刺身の盛り合わせ>

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刺身の盛り合わせは、日本のものに比べると色鮮やかに見えますね。
魚の名前は、全てスタッフさんが説明してくれたのですが、残念ながら中国語だったので聞き取れませんでした。
味に関しては、白味魚はおそらくタイの一種であり、歯ごたえがありとても美味しかったです。
また、右端の刺身、こちらはイカなのですが、少し炙ってあったので生でいただくよりも、香りがよく日本酒にもとてもよく合いました。

このレストランでは、特に居酒屋メニューが多く取り揃えてあり、日本でも頂けるようなものが沢山あります。
もちろん、台湾でしか頂けないような小籠包や牛肉麺などもありますので、お好きな方は日本酒と一緒にオーダーしてみて下さいね。

 

〇 まとめ:台湾でも美味しい日本酒を頂きましょう!

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海外でもこれだけ、日本酒を飲めるお店があるのは今のところ台湾だけなのではないでしょうか。
どのお店にも、たくさんの日本酒の銘柄が取り揃えてあり、現地の料理との相性もとても良いので是非とも台湾を訪れた際にはいただいてみて下さい。

きっと、日本で飲む日本酒よりも台湾で飲む日本酒が美味しく感じられますよ。

 

<Hana Bi>
• 住所:10491台北市中山區中山北路二段20巷1之3號
• Tel:02 2511 9358
• 営業時間:11時30分~14時30分 18時00分~23時00分
• 定休日:無し

<Hana Biのアクセス方法>
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Hana Biまでのアクセス方法は、いたって簡単です。
台北駅から、赤色の路線「像山」行きに乗車して一駅目の駅(Zhongshan Station)で降ります。

taiwan_taipei_hanabi_map

降りたら、4番出口から出て徒歩3分の位置に”Hana Bi”があります。

 

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