福岡空港「しらすくじら」、焼魚&辛子明太子で日本酒・繁枡

 

福岡の特派員Nです。
今回は、空港でのランチの現場からお伝えします~

 

Contents

〇 飛行機の離発着を眺めながらランチ

福岡空港は、現在、国内線ターミナルビルの再整備工事中なので、工事中の場所もありますが、ぞくぞくと新しい飲食店もオープンしています!
お店は出発ロビーやレストラン街はもちろん、保安検査場を通過したところにもありまして、ラーメンや定食、ジェラート、そして、魚料理がおいしいお店もあります。

今回は、保安検査場内にあるお店のひとつ、「九州産直 角打ち しらすくじら」に入りました。
玄界灘の魚が絶品と評判の「磯貝」の系列店で、福岡の街なかにも数店舗あります。
気軽に入れて気軽に食べて飲めるという認識でよく知っていましたが、まさか空港の保安検査場の先にあるとは!と驚きました。

窓際に座ったら、すぐそこは、滑走路!
この写真には5機いますが、わかりますか?
1機は、着陸寸前ですよ!
エンジン音の響きも体感しつつ、ランチをいただきま~す。

 

〇 新名物!まとう鯛の味噌焼き

定食は、焼魚、刺身、海鮮丼、そしてチキンカツなどから選べます。
その中から私が選んだのは、日本酒にも合いそうな「磯貝新名物 まとう鯛味噌焼き定食」です~

焼き加減が抜群の「新名物・まとう鯛味噌焼き」です。
箸を入れると、脂が乗った身はほろほろと取れ、味噌との相性が抜群で、しっかり食べごたえがありました!
納得のおいしさです。

まとう鯛」は今回初めて意識して食べましたが、日本海側でよく食べられるそうで、馬のような顔をしているから「馬頭」=まとう、だそうです。

日本酒メニューはこちら。
街にある店舗より、種類・説明とも少なめな気がしますが、保安検査場を通過したところにあるわけですから、このラインナップは御の字だと思います。

 

〇 福岡の「繁桝」をいただきます♪

注文したのは、福岡・八女の「繁桝」。
淡麗辛口のようです。

実はこの日、台風の影響で、福岡空港では続々と欠航・遅延が発生し、空港スタッフも搭乗予定者もバタバタ。
「しらすくじら」にも予想外の時間帯にお客さんが増えたと見えて、店員さんがバタバタ。
まったく手が足りていない状態だったので、純米か?本醸造か?は聞けないままでした。。。

この「繁桝」と、「まとう鯛の味噌焼き」の組み合わせは、どちらも主張の強さを譲らない感じ。
全力の綱引きで、引き分け、のような。

 

〇 辛子明太子との相性!

ハーモニーが難しいお酒の種類なのか?と思ったのですが、試しに、小皿に盛ってある、(左から)「辛子高菜」「辛子明太子」といただいてみました。
そうすると、「こっちだ!」と発見したのです!

ガツンとした主張の「繁桝」では、「辛子明太子」がベストマッチ!
味噌焼きは、味噌のコク等の“まろやかな”主張が合いづらかったのかも、と思いますが、辛子明太子は、“トンガった”主張なので、どっちも見事に主張したまま融合できたのかも知れません。
例えるなら、サッカーの2トップがどっちもゴールを決めた!ような。

ちなみに、辛子高菜のほうは辛すぎて、これまた日本酒との融合はむつかしかったです。。。高菜にはやっぱり白ごはんが合いますね。

 

〇 博多では、みんな明太子を食べているわけじゃない!?

博多の名物・辛子明太子。
「福岡の人はみんな食べてる!」と思われがちですが、実は、自分ではなかなか買わないのです。
特に、キレイにひと腹がパッケージされているものは、庶民にとっては完全なる贈答用(笑)。

家庭用には、お徳用の切れ子(贈答用等を製造する際にできた端っこ)とか、最近では各メーカーが出しているお手頃価格のチューブ入りなどを、たま~に手にするくらいです。
福岡の人も実は「誰か贈ってくれないかな」と秘かに思い続けています。

なので、定食にこんなにたくさん明太子がついてきて、私としては「久々!」とテンション上がりました。
明太子をチビチビつまみながら、日本酒。最高の贅沢です♪

 

今回は、台風で飛行機が欠航になって、別の航空会社に振り替えて、かなり時間が余ったけど、明太子とまとう鯛と日本酒で、幸せな時間が突然舞い降りてきました!
以上、福岡空港の現場からお伝えしました~

 

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