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生酛造り(きもとづくり)
日本酒の製造方法のひとつで、生酛とよばれる酒母を使用してお酒を造る方法、または、生酛を用いて製造された日本酒のこと。
生酛造りは伝統的な日本酒の製造方法で、1909年に『山廃造り』が開発されるまでは、全ての日本酒はこの製造方法で作られていました。
生酛は天然の乳酸菌を培養して造られるお酒であるため、生酛造りの日本酒の味は軽やかでいて濃醇な味わいになる傾向があり、身近な味わいに例えると、乳酸菌飲料(ヤクルト、ビックルなど)の味に近いものがあります。